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更新日:2016年9月20日

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市政だより2016年7月号・市の計画を紹介します

仙台市安全安心街づくり基本計画(平成28~32年度)

平成28年3月、「仙台市安全安心街づくり基本計画」を策定しました。この計画について、市民生活課の職員に聞きました。

Q どんな計画なの?

写真:市民生活課職員1

市では、犯罪がなく、安全で安心して暮らせるまちを目指して、平成19年3月に「仙台市安全安心街づくり基本計画(平成19~22年度)」を策定しました。今回の計画は、この第三期目に当たります。「安全安心」には、災害や食に関する安全安心、交通安全などさまざまな分野がありますが、この計画では主に、日常の行動範囲内で起きる身近な犯罪(空き巣・ひったくり・自転車盗難・特殊詐欺・子どもを狙った犯罪など)の抑止を目指しています。

Q 計画のポイントは?

写真:市民生活課職員2

市内の犯罪認知件数は減少傾向にありますが、高齢者を狙った振り込め詐欺や悪質商法等は増加しており、平成27年の市内の特殊詐欺被害は220件(平成23年の約8・5倍)、被害金額は7億4,481万円(平成23年の約12.5倍)にも上っています(図1)。

また、13歳未満の子どもに不安を与えるような声掛け・つきまといなどの事案も増加傾向にあり、平成27年には251件発生しました(図2)。

このため、今回の計画では、「特殊詐欺の被害防止のための取り組み」や「子どもとその家庭の防犯力の強化・育成」を重点施策としています。

グラフ:市内の特殊詐欺被害状況

グラフ:市内の子どもを対象とした声掛け事案等の発生状況

NEW 二つの重点施策の成果目標を設定!

  • (1)特殊詐欺の発生件数
    平成27年:220件(暫定値)→平成32年:160件以下
  • (2)子どもを対象とした声掛け事案等の発生件数
    平成27年:251件→平成32年:190件以下

Q 今後どんな取り組みを進めていくの?

写真:市民生活課職員3

特殊詐欺の被害防止については、街頭キャンペーンなどの啓発活動を継続するとともに、家庭や地域ぐるみで被害を防止していけるよう、高齢者の子世代・孫世代、地域への呼び掛けを行います。

子どもの安全対策では、通学路や遊び場等、犯罪が起こりやすい場所を記載した「地域安全マップ」づくりを支援し、子どもの防犯力を育成します。また、不審者等の情報を適切に保護者等に伝達する連絡体制づくりを促進します。

「仙台市安全安心街づくり基本計画」は、市役所本庁舎1階市政情報センター、区役所区民生活課、総合支所などのほか、市ホームページでもご覧いただけます

(問)市民生活課 電話214・6146、ファクス214・1091

お問い合わせ

総務局広報課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎3階

電話番号:022-214-1150 

ファクス:022-211-1921