素材は自然から、技は季節から、心ひとびとから。秋保の懐深く、私たち9世帯の工人はここに生活しここで本物を創り、伝えたいと励んでいます。
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更新日:2022年6月22日
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伝統と独創の世界を受け継いで。「遠刈田系」のこけしでは第一人者である父・我妻吉助のこけしを中心に、親子三代で受け継ぐ「我妻こけし」。伝統こけしは「ロクロ」という機械で作られますが、この伝統の技を使って作られる「ロクロの器」や木地玩具も、木が持つ本来のやさしさやぬくもりが伝わって来るものばかりです。欅(けやき)や槐(えんじゅ)、桑、栓などのさまざまな材料を、木の特性や色を知り尽くした長年の経験と、寸分くるわない匠の技で丁寧に作り上げて行きます。 |
(c)アリティーヴィー 我妻 敏 1950年仙台市生まれ。こけし工人。遠刈田系こけし工人の第一人者であった父・吉助に師事し、遠刈田系松之進型をベースとした本格的なこけし作りを始める。常に『簡素化の美』を追求し、こけしの他、器や椀、盆や箸等の漆器の製作も手がけている。 |
(c)アリティーヴィー
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