更新日:2020年2月7日

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下水道高齢化社会?

街中に落とし穴が!

皆さんの目の前で道路に大きな穴が!考えただけでも恐ろしいですね。どうしてこんな危険なことが起きるのでしょう?

頑丈に見えるアスファルト。見えない地面の下では、深刻な問題が進行しています。

昔つくった下水道管が古くなり、壊れているところがあるのです。

道路陥没の写真

道路陥没が起きた現場

ひびの入った下水道管内部の写真

ひびの入った下水道管の内部

 

陥没はこうして起こる

道路を車が通るたびに、下水道管には負担がかかります。

下水道管を流れる汚水から硫化水素ガスが発生して、コンクリートの管を内側から溶かすこともあります。

ステップ1下水道管にひび割れが入る図

 

ひび割れや穴が開いた下水道管には地面の土砂が流れ込み、アスファルトの下に空洞をつくります。

下水道管の中に土砂がたまって、下水が流せなくなることがあります。

ステップ2下水道管に土砂が流入する図

 

アスファルトの下に空洞ができると、道路が陥没します。

ステップ3道路陥没の図

下水道管の高齢化

仙台市の下水道管布設延長の推移

仙台市の下水道管布設延長の推移

仙台市では、明治32年(1899)から下水道管をつくってきました。現在その長さは、約4,400kmになります。

40年くらい前から下水道の布設延長が激増しています。コンクリートの下水道管の寿命は50年程度と考えられており、その管の寿命が近づいてきています。

道路陥没を起こさないために、古くなった管を取り替えたり直したりしなければなりません。

しかし、断水や停電のように、下水の使用を止めることはできません。また、交通量の多い道路の通行止めが必要なため、なかなか難しい工事になります。
また、今後いっせいに下水道管が古くなると、直すためのお金がたくさん必要になります。

未来の子供たちが下水道を使える社会

今後、壊れた管を直したり、壊れる前に補修したりするための改築更新事業が、ますます必要になってきます。

できるだけ安く、簡単に下水道管を直す方法も取り入れています。

 

完全に壊れてしまった管は、道を掘る「開削工法」で入れ替えます。

開削工法の図

開削工法

 

ひびが入っていてもまだ使える管には、管の内側をコーティングする「更生工法」を採用しています。

マンホールから工事できるので、道路を掘る必要がありません。

更生工法の図

更生工法

 

更生工法施工前の下水道管の写真

施行前の下水道管

更生工法施工後の下水道管の写真

更生工法による補修後の下水道管

下水道管がいつ壊れるかはよくわかりません。明治時代の管でも現役で使えるものもあります。一方、新しくても壊れてしまうこともあります。数十年後、一定期間内に下水道管の改築更新事業が集中すると、仙台市内の道路が下水道工事だらけとなり、多くの事業費も必要です。

そこで、長持ちする管を見極めたり、壊れる前から補修していかなければなりません。今後増加する下水道の改築更新事業にご理解をお願いします。

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