更新日:2017年4月10日
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近年、全国各地で局地的な大雨や記録的な大雨が多発しており、土砂災害(土石流、地すべり、がけ崩れ)の被害が発生しています。
土砂災害による被害が発生するおそれのある区域として、国の通達を基に抽出された「土砂災害危険箇所」や、「土砂災害危険箇所」を基に宮城県で調査を行って指定された「土砂災害警戒区域等」などがあります。これらの区域の指定については開発調整課のページで説明しているほか、せんだい水害・土砂災害ハザードマップで具体的な場所や避難の際の注意点などをお知らせしています。また、さらに詳しい地図情報について、せんだいくらしのマップ(外部サイトへリンク)でもご覧いただけます。
お住まいの場所や近所に危険な場所がないか事前に知っておくとともに、土砂災害の危険が迫った場合の行動について確認をお願いします。
土砂災害の発生するおそれがある場合、早めに避難するなど、災害を回避するための適切な行動を取る必要があります。いざという時に備え、普段から準備しておくことが重要です。
土砂災害の元となる自然現象はおおむね以下の3種類です。これらの自然現象によって発生する被害のことを土砂災害と呼んでいます。地鳴りなどの土砂災害の前兆となる現象(下の表を参照)を確認したらいち早く避難するとともに、消防などの関係行政機関への通報をお願いします。
名称 |
土石流 |
地すべり |
急傾斜地の崩壊(がけ崩れ) |
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概要 |
集中豪雨や長雨などによって、山腹斜面や渓流の土石や流木が一気に押し流される自然現象。 |
斜面の一部分あるいは全部が地下水の影響と重力によりゆっくりと斜面の下に移動していく自然現象。 |
地面にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちる自然現象。 |
前兆現象 |
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イメージ図 |
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避難の判断を行うためには、気象情報や避難勧告等を入手することも重要です。
市では市民の安全を守るため、以下に示すように避難勧告等を3段階に分け、対象の地域と開設する避難所等をお知らせしています。避難勧告等に強制力はありませんが、自らの命を守るため、危険を感じた場合には速やかに行動しましょう。
なお、これらの情報はテレビ、ラジオ、広報車等によってお知らせするほか、ホームページやメールでも提供しています。このページの一番下にリンクを掲載しておりますので、ぜひご活用ください。
名称 |
内容 |
危険の度合い |
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避難準備・高齢者等避難開始 |
災害を予測して、避難の準備を呼びかけるために発令するものです。また、お年寄りや体の不自由な方は避難を開始する目安としてください。 |
避難の呼びかけ |
避難勧告 |
災害が発生するおそれがあるため、避難を促すために発令するものです。災害の状況に応じて適切に避難してください。 |
避難を促す |
避難指示(緊急) |
災害の危険が目の前に迫り、避難しなければ生命の危険が高まるような状況にある場合に発令するものです。直ちに避難してください。 |
直ちに避難を |
避難する際には以下のような点に注意が必要です。無理せず安全に避難しましょう。
市では国(気象庁)と宮城県が共同で発表する「土砂災害警戒情報」をもって避難勧告等を発令します。市が発令する情報は「杜の都防災web」や「杜の都防災メール」で確認することができます。「杜の都防災メール」には登録の手続きが必要です。詳細はリンク先の説明をご参照ください。
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