更新日:2021年1月20日

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質疑応答(令和3年1月19日)

令和3年1月19日

 

※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。

 

新型コロナウイルスのワクチン接種について

Q1

新型コロナウイルスワクチンの接種の体制づくりに関してなのですけれども、各自治体ではもう既に対策チームなんかをつくって動かれている自治体も出てきていると思うのですけれども、まず仙台市においては例えばそういう独自のチームをつくっていくのか、そして当然人員も必要になってくると思いますのでその人員をどれぐらい確保するのか、またその体制整備をいつまでするのか、まずこの点に関してお伺いできますでしょうか。

A1

今、鋭意検討を進めているところでございます。各自治体の動きというのもいろいろ報道をベースに私も承知をしているところですけれども、109万市民の皆さま方のご期待も大きいですし、一日も早く安全・安心していただくためにもこのワクチンの接種というのは大きな意味を持つのであろうと考えております。

2月からと想定されている医療従事者の方々へ(のワクチン接種)は県が実施主体になりますけれども、その他の皆さま方については各市町村が実施主体となりますので、実施体制を構築することが喫緊の課題になっているわけです。そういう中で私どもも今どういうふうな状況になるのか情報収集をしているところです。国からまだ詳細な状況について示されていないということもありまして、今知り得る部分でどのように体制を取っていけるのか、あるいは接種場所をどうしていくのか、あるいは何かお問い合わせになったときにはコールセンターなんかも必要になってくるのではないかなどいろいろなことを検討しているところですが、まだ具体的にはこの場で申し上げられる状況にはありませんが、(取り組みを)加速させていかなくてはいけないというふうには認識をしております。

 

Q2

その上で先日発表になりましたけれども市民センター60館を一時利用停止して(ワクチンの接種会場として)確保するということで、市民センターとしては60館ということですけれども、市としては全体としてどれぐらいの施設を確保しなければいけないと想定されているのでしょうか。

A2

これもワクチンがどういうような量がいつ頃どういうふうに入ってくるのか、この詳細も見ていかねばならないとは思っておりますが、何しろ人数が多いものですから集団接種は避けられないだろうというふうに認識をしておりまして、そういう意味で今考え得るところを予定場所として押さえておきたいという思いであります。市民センターの全てを使うのか使わないのかこの辺はこれからのことになりますが、市民の皆さま方のご利用については大変申し訳なく思うところですけれども、一応今のところ候補地として確保させていただきたいというお願いでございます。

 

Q3

65歳(以上)人口というのは多分市の4分の1ぐらいの人口があると思うのですけれども、当然こうなると高齢者の中でも集団接種に来られないという方も相当数いらっしゃるのかなと思うのですけれども、この方々への接種の支援としてはどういう形を考えられていますでしょうか。

A3

これも医師会の皆さま方含めていろいろご相談をしていかなくてはいけないことだと思っております。65歳以上の方で基礎疾患をお持ちの方がどれぐらいおいでになって、しかも集団接種となるとその場所まで移動できない方がどの程度いらっしゃるのか等々いろいろなことを考えた上で準備を整えていかねばなりません。そういう意味でできるところから今準備、検討を進めているところではございます。

 

Q4

あとは当然(ワクチンを)打つお医者さん、また看護師さん、この確保というのは非常に急務だと思われるのですけれども、どれぐらいのお医者さんを確保、押さえなければいけないかという想定も(お願いします)。

A4

これはちょっと私の頭ではすぐさま計算ができないような状況だろうと思います。一般のお医者さんが1日に集団接種としても何人接種可能なのかですとか、いろいろなフォローをするのにどのぐらいの方が必要なのか、まさに専門的なところで、これは医師会の皆さま方含めて医療機関といろいろ相談をしながらというふうに思います。

(保健管理課長)

その接種のお医者さまですとか看護師さんの人数につきましても、今まさに医師会の方と協議させていただいたりというようなことが必要になるかと思いますし、それから病院に関しても感染の(状況による)医療の方の状況とかも影響してくるかと思いますので、今の段階ではまだどれぐらいというのは申し上げられないというような状況でございます。

(市長)

人的にもそうですし、事務量も相当になるのだろうと思います。そういう意味では専任の体制というのも考えていかなくてはいけないのじゃないかとは思っているところです。鋭意、準備は進めていくという状況です。

 

Q5

改めていつぐらいまでをめどにというところは難しいですか。

A5

そんなにのんびりはしていられないとは思っておりますけれども、いろいろ調整しながら進めているところではございますが、まだ確定的なことは申し上げる段階には入っておりません。

 

Q6

ワクチンについて医療従事者の方が優先されるというのは国の方針でも報道のとおりかと思うのですけれども、一般の方の接種の順について、市長はどのような順番が適切かというふうに今のところ考えていることはございますか。

A6

国から示されているのはまずは医療従事者の方、そしてまたご高齢の方、とりわけ基礎疾患をお持ちになって重症化リスクの高い方、その後順々にということだと思います。この順番というのは非常に難しいと思いますけれども、いずれにせよ感染リスクが高いお仕事に就いておられる方についてはやはり急ぐべきなのではないかなとは思います。

 

Q7

感染リスク、医療従事者は言わずもがなですけれども、それ以外でお仕事としてとかあとはお子さんですとか、こういった順というのはどういうふうにお考えになっていますか。

A7

それは非常に難しい、これもどうなのでしょう、いろいろなお考えがあるのだろうと思いますけれども、まだ私、担当ともいろいろ話を進めている中でどういうふうに順番を設けていくかという話にはなっておりませんけれども、私といたしましてはとにかく109万いる市民の皆さま方に(ワクチンを)ご希望される方々がいらっしゃるわけです。その方々に速やかに接種をしていただかなくてはいけません。そしてまたその来るワクチンの量や形態、どこの製薬会社のものかによって扱いも違ってくることもありますし、それらを踏まえた上でどのように無駄にせず的確に速やかに接種できるか、これを考えていくべきだろうと思います。その優先順位をあれこれ考えているうちに(接種が)漏れてしまったり、時間が遅れてしまったりということはあってはならないと私自身は思っております。これからいろいろと議論していかなくちゃいけないとは思っていますけれども基本的にはそういう考えです。

 

Q8

市としては対策チームですとか準備室みたいなものというのは設けるお考えはございますか。

A8

先ほどの質問にもお答えしたところですけれども、やはりそういう専任の部署というかこれは必要ではないかと思っているところですけれども、これからです。

 

Q9

集団接種は避けられないというお話がありましたけれども、この避けられないというのは高齢者も含めて集団接種を検討していくということでよろしいのでしょうか。

A9

お一人お一人個別に医療機関に来ていただくということよりも、速やかに接種をしていくにはやはり一つところに何人か集まっていただいた上で順々に(ワクチンを)打っていくということがスピードを上げていくというのでしょうか、こういう言い方をすると変ですけれども、確実に多くの方々に接種していく上ではやはり不可欠なのであろうと考えたところです。

 

Q10

市が管轄する接種に関しては全て集団接種を行う方向で検討しているということ(でしょうか)。

A10

これもまたいろんな状況にもよりましょうから、先ほども申し上げましたけれども集団接種の場所までどうしても来られないという方も出てくるかもしれません。そういう意味ではあるいはまた施設に今入所されている方々はそちらで打っていただいた方がよかろうとも思いますし、そういういろんなケースを考えた上で集団接種というのも必要であろうということです。

 

 

新型コロナウイルス感染症関連

Q11

保健所の体制に関して2点ほどお伺いします。まず1点目として、入院、宿泊療養の調整中の方が非常に今多くなっていて、昨日でも3時時点ですけれども150人いらっしゃるということで、移送車の問題とか保健所の人員とかあと医療アセスメントの問題とかいろいろ複雑に絡み合うということでお伺いしていたのですけれども、改めて市長としてはどういったところが今課題になっていて改めてどういった体制強化が必要だというところでいらっしゃいますか。

A11

今、一部エリアの皆さま方の事業者の方々には時短営業もお願いしているところでございます。仙台市内では一定数陽性の患者の方が確認されておりまして、先週金曜日(※)には、仙台市もそうですし県でもそうですけれども過去最多の感染者の方を確認いたしました。引き続き厳しい状況にあるというふうに認識をしております。そういう中で入院が必要だという患者さんに対しては入院に結び付いているのですけれども、いわゆる軽症の方、無症状の方、宿泊療養所での療養が基本であるというふうに認識をしておりますが、そこのところで一定数の方々の調整が、速やかに宿泊療養施設に入っていただくということができない状況が生まれているのもそのとおりだと思います。待たれているご本人にとっては本当に気が気でならないところだと思いますけれども、大変申し訳なく思うのですが、しっかりと体制を整えられるように、保健所につきましても1月1日付の人事異動で増員を図りました。また派遣会社にお願いをいたしまして、看護師さんも派遣をしているところでございます。引き続き状況を踏まえて必要な人員というのを確保してまいりたいと思いますし、宿泊療養所に入られる方々、これも待ち時間が長くならないようにしっかりと体制を整えていかなくちゃいけないと思っております。

(※)正しくは先週木曜日

 

Q12

これに関して、保健所、保健所支所の方でも要は聞き取り業務って非常に多忙化を極めていて、人数が多くなっているのでこちらに関してもより人が必要になっている状況なのかなと思うのですが、現状をどう捉えられていますか。

A12

大変多忙です。繁忙を極めている状況だと思います。保健所職員、保健所支所の職員の使命感でやってもらっている状況だと思いますけれども、今申し上げましたように随時増員を図るような形を取ってまいりました。それでもなかなか聞き取りに応じていただけない方、あるいは(陽性患者の)人数が急に増えてしまっていろいろお話をお聞きするのにも時間がかかってしまう等々あるかと思います。そういう意味では私どももしっかりと全庁的にどんなふうな体制が取れるのか常からいろいろと議論していますけれども、これからも必要な状況に応じて対応を取ってまいりたいと思います。

 

Q13

やっとというか明日から自宅療養中の(方への)支援という形で食料の配達が始まります。明日から始まることに関してご所感をお願いいたします。

A13

やっとというふうにおっしゃられましたけれども本当にお待たせをして申し訳なく思います。やむを得ず自宅で療養せざるを得ない方、そしてまた先ほど来話題になっていますけれども療養施設の調整待ちの方など大変多くいらっしゃって、そういう方々が外に出られない状況の中でやはり支援をしていかなくてはいけないということで、昨年の議会でご承認をいただきました。その予算を使ってようやく業者が決まりましたものですから、明日から生活用品、食料品等をご自宅までお届けする事業がスタートすることになりました。本当にお待たせをして申し訳なく思いますけれども、これからは速やかにご支援をさせていただきたいと思います。

併せてパルスオキシメーター、これもご一緒にお届けできるようになるのだろうと思っておりますので、ぜひ体調管理にも気をつけていただいて一日も早く回復されることを祈りたいと思います。

 

Q14

改めて事業を発表した去年に市長はその話はしていると思うのですけれども、この事業に関する思いをお願いいたします。配達で行うという。

A14

本来であれば感染拡大を抑え、そしてまた罹患(りかん)した方が速やかに回復に結び付けられるように、治療が必要であれば入院そしてまた宿泊療養施設でという、体調が変わったことに対して速やかに対応できるようにすべきであるわけですけれども、なかなかそこに結び付かない方、あるいはまたご自身のご事情で自宅にとどまらざるを得ない方もいらっしゃいます。そういう方々に対してこれまでの間は本当にご自分で自力で頑張ってもらうしかなかったわけですけれども、宿泊療養施設にいらっしゃる方、入院の方々と同等のフォローでしょうか、それに近づけるようにこの支援をさせていただくことになりました。もちろんそういうものが要らないというぐらいにご自宅にいろいろな材料があって自分でも調理をするのが可能だという方々もいらっしゃるかもしれませんけれども、しかしながらぜひ静養していただいてお買い物に出ないでもらって過ごしていただくためにも、この支援をスタートさせたところです。一日も早く必要な方々に届くように努力をさせていただきたいと思います。

 

Q15

国分町周辺の飲食店への時短営業要請の件なのですけれども、延長してからこれで大体1週間ぐらいたったわけですけれどもその効果というのはどのように見ていらっしゃいますか。

A15

昨日知事もちょっとお話しになられていたようでございます。一定程度の効果というのはあると見ています。と申しますのも市内の感染者数ですが、1月に入って過去最多を更新する場面もありましたけれども、一方で12月中に本市で業種業態を公表いたしました事例のうち飲食店は20件ございましたけれども、これに対して1月については昨日までで3件にとどまっております。また飲食店でのクラスターについてですが、12月中は9件ございましたけれども、1月に入ってからはクラスターは1件も発生しておりません。このことは時短営業要請の効果とも考えられるのではないかと見ておりまして一定の効果というのがあるのではないかと思っておりますが、まだ感染されている人数ですとかその他の状況を見ますと、これで本当に安心だという状況になるかどうかは今しばらく様子を見なくてはいけないのだろうと、知事と同じような思いで私もおります。

 

Q16

こちらも知事が少しお話しになりましたけれども(営業時間短縮要請を)延長するかどうかというところの考え方なのですが、郡市長はどのようにお考えでしょうか。

A16

以前にも質問にお答えしたかと思います。医療の状況がどういうふうであるのかそしてまた今申し上げましたクラスターの発生等々、あるいは感染者全体の数、そういったものを見ながらということになろうかと思います。今回全体としての(感染者)数がまだ落ち着いてきたと、減少してきているというはっきりとしたトレンドはまだ見えないわけですよね。そういう中で難しい判断にはなろうかと思いますけれども、今しばらくこのエリアで行った時短営業要請でどういう効果が上がっているのかを注視しなくてはいけないと思います。

 

Q17

昨日仙台市の患者増によって仙台医療圏の病床が逼迫(ひっぱく)する日が間もなく訪れるというような予測を知事が示されたのですけれども、こちらについてはどのようにお考えでしょうか。またそれを踏まえて現在の感染状況の認識について、改めてお願いいたします。

A17

仙台の医療機関で重症病床がどういう状況なのか、もう少し確保してもらうようにお願いをするというお話があったと承知をしております。今の確保病床の使用率ですけれども全県で60%を超えているということです。(※)重症者の病床について現在は全県で16床中6床、仙台を含む広域仙台都市圏では11床中5床が使用中になっています。この数字でいえば半分にもなっていないということに見て取れるわけですけれども、現状はやはり大変厳しいのだと思います。重症化病床ですからいったん重症化しますと入院日数も長くなりましょうし、またいろんな手も掛かってくるだろうと思います。そういう意味ではこの数字に表れない厳しさがあると私も認識をしておりまして、そのような観点で医療調整本部としてもこの課題については大きく見ているのだと思います。そして本部長の冨永東北大学病院病院長が先頭に立って働き掛けをするということになったと聞いております。県と本市も連携して各病院を訪問して、本市としても確保の依頼をするということでぜひ安心していただけるようにご協力をお願いしてまいります。いずれにしても宮城県そしてまた各医療機関と連携をしながら調整本部ともしっかりと歩調を合わせて取り組んでまいりたいと思います。

(※)19日15時時点において、重症者用の病床数は、宮城県で16床中10床、広域仙台都市圏で11床中9床が使用中となっています。

 

Q18

政府の動きなのですけれども、特別措置法の改正の絡みで、時短営業要請に応じない店に対して罰金を科すというような考えだとか入院に応じない患者にも罰則を科そうというような方向になっているわけですけれども、こちらは賛否もあるわけですが、市長はこのような罰則を科すというようなことに対してどのようにお考えでしょうか。

A18

これはすごく難しいですね。入院に応じない、無症状の方がきっといらっしゃるわけで、そういう方がそういうことになっているのやもしれません。現に保健所の職員にお話を聞きますとやはり調査になかなか応じていただけない方も少なくないようでもございまして、そういう厳しさを考えますと致し方ないところもあるのやもしれませんが、しかしこれが同時に差別にもつながってくることのないように十分に注意をした上で、一概に罰則ということについてはいろいろ議論いただかないと難しいのじゃないかなと思います。

事業所についてはこれもまたさまざまなご意見があろうかと思います。今一生懸命に苦しい中を(要請に)応じてくださっている方々もおられますし、そういう中でご自身の経営(判断)なのかどうか分かりませんけれども(要請に)応じずに事業をされている方もおいでです。今回(国分町)エリアで調査をした中でもおよそ6割はご協力いただいているけれども、その他については分からなかったり営業を続けておられる様子だというところもあるようでして、ここに一概に罰則をかけるとなると、もちろんお休みに応じていただいてその分の補償がしっかりとすれば皆さん応じていただけるのやもしれませんけれども、そういうことがない中で一概に罰則というふうに言われても厳しいところもあるかもしれない。ここもやはり慎重にいろいろと議論していただいた上で、しかし重要な問題ですし速やかな成立に向けて国会にはいろいろご議論いただきたいと思います。

 

Q19

今休業をお願いするとしたらその分の補償をしっかりしなければというようなお話で、特別措置法の改正で今まで根拠のなかったところに補償はしなければならないと明記するというところもあるのですけれども、しっかり補償しないとというのはやはり現在の1日最大4万円とかというのをもっと上げなければいけないというようなお考えだということでしょうか。

A19

これも一律ですからね、すごく難しいのだと思います。それで十分なお店、業態の方々もおいでかもしれませんし、どうにもならないという規模の方々もおいでだと思います。お店といっても事業者の方々、それこそ事業形態も事業規模も違っている中でなかなかこれは厳しいのじゃないかなと思うところです。

 

Q20

そうするとその業態だとかそういうものに合わせたもうちょっと柔軟な制度が必要だとかということ(でしょうか)。

A20

難しいことだと思いますけれども本当はその方が望ましいのじゃないかしらと私は思いますけれども、ただそれをなかなかでは一斉にとなりますと、じゃあどこでどういうふうにそれを出すのかと、事務手続きも煩雑になりますし、大変なところ、痛しかゆしなのだと思います。そういう意味では経済も回していかなくてはいけないということで、皆さん本当に厳しい中をいろいろ悩みながらやっていただいていると思います。国についても。

 

Q21

先ほど来からのお話で入院療養調整中の患者さんが非常に多いという点であったりとか、保健所の支所での業務の多忙というのが再び深刻化しているというお話がありました。確か仙台市としては第1波の状況を検証されて新型コロナウイルス緊急対策プランというのをまとめていらっしゃるはずで、本来であればこのような状況が生まれているということであれば対策は失敗であるというふうに捉えるのが普通だと思うのですが、緊急対策プランに今回のような状況は、プランに甘さがあったということなのか、緊急対策プランが想定をし得ないような感染の状況になっているということなのか、どちらのご認識なのでしょうか。

A21

昨年の2月29日に本市においての1例目の方を確認してからこの間さまざまな状況がございました。いったん落ち着きを見せたところがやはりまた急増している。そしてまた今般他の都市ですけれども、厚生労働省から発表があったように変異型の新たなウイルスを持った方が確認をされて市中感染もという話も出てきています。この新型コロナウイルスへの対応というのは刻一刻と変化をしていってそれにどういうふうに即応していくのかというのが問われた1年であったと思っているところです。そういう意味におきましては緊急対策プランもあのときに考え得る緊急対策プランでございました。取り組みについての検証もさせていただいたところですが、その後の状況ということについても今取りまとめを急いでやっているところでございまして、これについても近々に検証した上で表に出していくところが必要ではないかと考えているところです。

見通しが甘かったかということについては当初の想定からやはり随分とその時々によって変わってきているというその認識は持っておりまして、その都度最善の対策を取るために努力をさせてきていただきはした。しかしいまだにこういう状況であって予断を許さないので、なおかつ市民の皆さま方には粘り強く感染拡大予防対策を取っていただくことをお願いし、そして安心できる体制を整えていくということだと思います。

 

Q22

特に保健所の体制ですとか入院調整中も結局詰まるところ保健所のマンパワー不足というところに帰結してしまうのですけれども、振り返ってみれば何か常時保健所が多忙化しているようなイメージがありまして、もう少し大胆に職員を投入するということができないのかと思うのですが見解がもしあれば教えていただきたい。

A22

昨年の春先の状況のときには、保健所の通常業務をいったんストップしながらこの感染症対策に当たってまいりました。そしていったん落ち着きを見せたところから通常の業務も並行してやっていくということで、保健師の職員にも随分頑張ってもらっているわけです。そういう中で今があってこれは大変厳しい中で保健所の職員も頑張ってくれているのだと思っています。その体制については折りに触れ増員を図ってまいりましたし、このたび看護師の派遣ということもさせていただきました。何しろ資格を持っている人材も限られております。このことも厳しい状況の大きな要因の一つであろうと思います。そのために保健師に特化しての採用枠を広げたり対応してまいりましたけれども、しかしながらまだ追いついていないということもあって、業務の中で事務系のものでできることがないかということも含めていろいろ検討しながらこの間歩いてきた1年であります。そしてこれも現在進行形のものだと思っております。

 

Q23

(PCR)検査についてちょっと伺いたいのですけれども、広島県が広島市の住民を含めて80万人に対する無料のPCR検査をやるという方向で検討されているということでした。同じ政令市の都市規模だと思うのですけれども、仙台市では広域的にかなりの人数の一斉検査というものの必要性をどう捉えていて、やる可能性があるのかどうかというあたりの認識を伺います。

A23

広島のことについては私も報道を見て知ったところであります。相当な人数を一斉にするということでかなりだろうなというふうに推察もできるわけです。本市でどうかということですけれども、私自身はやはり検査が必要な方、この方に迅速に検査をしていただくということが何よりも重要だと思っておりまして、全ての方々を対象にというのはもしかすると必要な方が受検できなくなる、このことが心配であって、できれば私どもとしてはしっかりと必要な方々が受検できる、そういう体制を整えていくということに注力をしたいと思っております。

 

Q24

広域的な一斉検査の必要性というか有効性みたいなものについてはどうお考えですか。

A24

一遍やったとしてもその日のときには感染をしていないけれども、後日数日後に感染をしてしまっているかもしれない、そういうところを調査していくのがそういう全数調査というのが可能な体制であろうかどうかを考えますと、かなり難しいのじゃないだろうと思っております。

 

Q25

つまり体制が難しい、有効だけど体制が難しいからできないというお話なのか、有効性自体にちょっと疑問をお持ちなのか。

A25

総数、全ての方々にその日受検をしてもらって陰性を確認しても、毎日検査をしないことには毎日感染をしていないということの証明にはなりませんし、そこでどのぐらいの感染者の方が出てくるかその時点時点でまた違ってきますし、それにどういうふうに対応していくのか、いろんなことを考えますと有効性なり効果なりは私自身はどうかしらんと思うところであります。

 

 

仙台市基本計画について

Q26

仙台市の基本計画について伺います。週末の金曜日に答申案を市長が受け取られると思います。まだ答申案はこれからだと思いますが、一応今の時点で8つのビジョン、柱というのがまとまっています。まず大まかにこの答申案が間もなくまとまるということへの市長の受け止めと、この8つの柱の中で特にどれが市長ご自身重要だと考えているかというのをお聞かせ願います。

A26

今回の新しい基本計画の策定に当たりましては、現計画の策定期間よりも1年長く議論をしていただきたいという、これからの複雑で将来予測も難しくなっていく社会の到来がある中でどのようなまちづくりをするのか深く議論していただきたいという思いで1年前倒しで議論をスタートしました。平成30年10月に第1回の審議会を開催してですから2年4か月、本当に活発なご議論をいただきました。審議会の皆さま方にもこの場をお借りいたしまして御礼を申し上げたく存じます。それからまた審議会のメンバーの皆さま方のみならず、広く市民の皆さま方にもさまざまなヒアリングといいましょうか、イベントなどを開催いたしましてご意見を聞かせていただいた上でまとめられるものでございまして、非常に答申を受け取ることを楽しみにしているところです。

いろいろご議論されましたけれども、今の8つのプロジェクト、中間案の中でもございましたが、それぞれ大変大きな意味を持っているプロジェクトというふうに私自身は思っております。どれがよくてどれがどうだという順番を付けるのは大変難しいというふうに認識をしております。

 

 

財政運営について

Q27

来年度の予算案、今編成の佳境にあるかと思いますが、少し長い期間のお話をちょっとお伺いしたくて、今の基本計画の話もありましたが、今後10年20年どのように仙台市のまちづくりを進めていくかという点から3つ大きなプロジェクトがあるかと思います。1つは市役所の建て替え、1つが音楽ホールの整備、もう1つが仙台城大手門、櫓(やぐら)の復元などあるかと思うのですが、こういうビッグプロジェクトが同時並行で進んでしまうと非常に財政的な面から困難な面も生じるかと思うのですが、この点は市長はどのようにお考えでしょうか。

A27

今、目下の最重要課題は新型コロナウイルス感染症への対応と思います。またこの新型コロナウイルスの影響で市税収入等が大きく減少も想定される中で厳しい(財政)運営をせねばならないというふうに認識をしているところです。ただ、その上で将来に向けての歩みも進めていかねばならないと考えておりまして、今お話にあった本庁舎、音楽ホール、大手門等々、大きなプロジェクト3つ今挙げてくださいましたけれども、それぞれ時期が皆同じなものではございません。これから先どういうふうな順番になっていくかといえば、本庁舎の建て替えというのはまさにもうこのビル自体の耐用年数も来ていることもありまして、これは一番に急いでいかねば市民の皆さま方のそれこそ安心も安全も守ることができなくなってしまいますので、まずこれが一番だと思っております。やはりこれを着実に進めなければいけない事業の一つだと思っております。音楽ホールについてもこの間いろいろ議論がございました。杜の都、楽都、音楽の都仙台にとっても重要な施設であるというこの認識は変わりません。大手門についても仙台市のアイデンティティーにもつながっていくところだというふうに認識をしておりまして、これも重要なプロジェクトです。

いずれ今後の感染症対策も視野に入れながら財政の状況も見極めながらということは必要かもしれませんけれども、しかし未来に向けて未来の仙台市民のためにどのようにまちをつくっていくのか、これは重要な課題でありますので、しっかりと取り組んでいく必要があろうかと思っております。

 

Q28

例えばなのですけれども岡山市さんも市の庁舎建て替えということを発表されていまして、ただ現在の財政状況を鑑みて基本計画よりも若干事業費を落としたプランにされていますが、ない袖は振れないというか、税収が落ち込んでいく、人口も減少していくという可能性が高い中で、そういうところ、財政のしっかりと裏付けがある範囲内でプロジェクトを進めていくというようなお考えにはなってくるのでしょうか。

A28

もちろん本庁舎の建て替えにつきましてもその建て替えのための基金というのも持っているところでもございます。そういう意味では各自治体もマストでやらねばならないことというのはやっていかざるを得ないわけです。そういう状況でも今おっしゃったようにどういうふうにコストについては考えていくのか、あるいは将来展望を持って適正規模というのでしょうか、そういうようなことも含めた上で考えていくというのはこれは行政にとって基本的なところだろうと思っています。

 

 

仙台市長 郡 和子