更新日:2022年4月6日

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発表項目以外の質疑応答(令和4年4月5日)

令和4年4月5日

4病院再編について

Q1

4病院の再編構想についてなのですけれども、3月31日に県の方に市の意見をまとめた文書を提出されました。4月1日の新年度の会見においても郡市長から、住民の皆さんの納得が得られる説明をしてほしいという説明もありました。昨日の知事会見では知事から、県が説明できることは既に全部説明したと、改めて何かを説明するところは今のところ考えていないということで、ちょっとゼロ回答のような趣旨のことをおっしゃっていました。それを受けてのご所感をお願いいたします。

A1

3月31日に本市の考えを改めて(県に)提出させていただきましたけれども、今把握できるデータをしっかりと示し具体的に数字も示しながら、疑問点ですとか不明な点について指摘をさせていただいたところです。県の今の知事のご発言を聞きまして、だとすれば県は知事はいかなるデータを根拠にして仙台医療圏の中でこの4病院の再編、移転というのがメリットが大きいと判断をなさったのか、非常に疑問がさらに大きくなったと思います。

 

Q2

今後の対応などについてはいかがでしょうか。

A2

今どういうふうにご判断されたのかが分からない中で、一方的に進められるということはやはりあってはならないのではないかと私は思っております。そういう意味では、ある部分で病院の経営に関することですとか個人情報に関わることなどはあるやもしれませんけれども、それでもなぜそういうふうな方向性を導き出して(仙台)医療圏にメリットがあるとご判断されたのかも含めて、これから今年度いろいろと県としても新病院の整備で調査をするということですから、それぞれの局面でその状況について随時情報公開ですとか丁寧な説明をしていただくように求めていくということだと思います。

 

Q3

昨日、知事のご発言ですと、仙台市、富谷市、名取市には個別にさらに説明するようなことはないというような、病院がなくなるところと病院が移転するというところ、両方これを並列に扱っているような感じで知事はご発言なさったのですけれども、それについて市長はどういうふうにお受け止めになっていますか。

A3

知事のご発言の詳細を存じませんですけれども、ただやはり本市の考えというのをいろいろなデータを基に具体的な数字も示しながら資料をまとめさせていただきました。そして今市民の皆さま方含めて病院に勤務されている方々もそうですけれども非常に不安を持っていらっしゃいます。そういう方々に対してしっかりとした納得がいくような説明というのはやはり必要なのだと思っております。仙台市にも移転先の名取市にも富谷市にも並列に説明はしないということをおっしゃったのだとすれば、私の考えですけれどもいろいろなことが影響が及ぶということを心配されての発言なのかもしれませんけれども、しかしこの4つの病院のうち2つは県立のがんセンターであり県立の精神医療センターで、そしてこの精神医療センターは県として設置をする義務がある医療施設でございます。そういう意味で県としては県民に対して説明をする義務があるのではないかと私は思います。

 

女川原子力発電所の避難訓練について

Q4

先日、女川原子力発電所の2号機の方で住民参加で改めて今年度内に訓練を行いますという話が出ました。仙台市の方も東松島市の住民の避難の受け入れを想定されたりとかそういった対応もあると思うのですが、前回住民不参加で訓練せざるを得なかったことへの評価と、今年度内に住民参加で訓練を行う場合の仙台市としてのご所見をお伺いできればなと思ったのですが。

A4

前回はコロナ禍ということもあって住民の皆さま方が参加できなかったというのは、これは致し方ないことだと思っております。そして今回また改めて住民参加の避難訓練を行うということ、これは重要だと思っております。万が一のことは起こってはならないことだとは思いますけれども、それでも備えていくということは重要なことでして、その訓練の中でいろいろここのところはうまくいっているな、ここのところはまだもう少し考えが必要だな、対応が必要だなというところを洗い出していく作業というのは十分にあり得るのでぜひやっていただきたいと思います。

 

Q5

こういった住民が参加した避難訓練というのは、やはり女川原子力発電所2号機の再稼働というのが想定されているというのもあると思います。それが2024年2月に再稼働を見込んでいるということです。それについて再稼働の是非というのはいろいろあると思うのですけれども、そういった中での住民避難訓練の重要性、その点についてはどのようにお考えになるのでしょうか。いろいろと道路の整備とか受け入れ態勢、複合災害のときに受け入れ側がなかなか受け入れられないということも想定されます。その点についての不安とか懸念、そういったことは現時点でどのようにお考えになっているのでしょうか。

A5

図上訓練のみならず、やはり住民の皆さま方が参加して実際に訓練を行うということは重要だというふうに認識をしております。女川原子力発電所に関しましては、その後東北電力さんもすごく頑張ってさまざま津波対策などもさらに向上させておられる状況も私も確認をさせていただいているところでございます。エネルギー需要がいろいろと動く中ではありますけれども、再稼働に向けて動かれる中で住民の皆さま方の訓練というのは折に触れやっていくべきであろうとは思います。

 

Q6

その中で震災級の大災害が起きてしまうと受け入れ自治体もまず地元の住民を受け入れるということが優先されます。そのときに石巻市とか東松島市とかそういったところから多くの方が避難してきた、それを本当に受け入れられるのかという不安とか役所としても体制の充実が求められる。一方で本当にそういう受け入れができるのかという不安もあると思います。その点についてはどのように捉えていらっしゃいますか。

A6

それぞれの自治体でも避難計画をお作りになっているのだろうと思いますが、その避難計画の中の穴がどこにあるのかないのかも含めて、いろいろな面で対応していく必要があるのだろうと思います。万が一を想定して住民参加で訓練が行われるということですから、いい検証の条件になるように対応してもらいたいと思います。

 

ウクライナからの避難民受け入れについて

Q7

ウクライナ情勢のことでお伺いします。政府専用機が今日の昼にも日本に到着されて、20人程度の避難民の方が乗っておられるという情報があるのですけれども、仙台市として受け入れの話がもしあるのだったら教えていただきたいのと、準備状況について教えていただけますか。

A7

現時点で政府の方から本市に対して具体的な要請はされてはいないところですけれども、何か要請があったときにすぐ対応できるようにということで支援について検討はそれぞれ担当部署にも指示してございます。具体的には住む場所、市営住宅を用意させていただいているところでございます。またお子さんがおられる場合の支援について母国を離れざるを得なかった、言葉の問題ですとかさまざまなことがあろうかと思いますので、それについても関係部局で連携して取り組んでいこうと思っております。

 

株式会社トーキン仙台事業所の移転について

Q8

先日、電子部品の(株式会社)トーキンさんが長らく本店を置かれていた仙台事業所の移転、白石市への集約という形を表明されました。あちらの方だと次世代型放射光施設の部品をつくっていらっしゃったりですとか研究開発の場としても長らく仙台と一緒に育ってきたというような事業所なだけに、住民の方とか残念がる方はいらっしゃると思うのですが、仙台市としてはどのように受け止めていらっしゃるかご所見をお伺いします。

A8

(株式会社)トーキンさんは仙台が発祥の地でしたしさまざまな技術も世界レベルでして、とてもすばらしい企業だと思っております。市民にとっても愛着のある地元企業と感じておられる方々が多いのだろうと思います。小惑星探査機はやぶさですとか今お話がありました次世代放射光施設などにも製品が採用されるなど、本当に優れた技術をお持ちになっていらっしゃる世界に誇れる企業の一つです。それが仙台からなくなってしまうというのは非常に私も残念でありますし多くの市民の皆さま方もそのようなお気持ちを持たれるのだろうなとは思うところです。しかしトーキンさんがいろいろなところをお考えの上で白石市に集約をさせるということですから、白石市に行かれても優れた技術をさらに磨いていただいてさまざまなご貢献をいただきたいと思います。

 

Q9

一義的にはトーキンさんが考えることだと思うのですが、跡地ですとかあと220人の雇用の問題、今年は白石市の方に行くという話ですが仙台市としてサポートできる面とかアフターフォローできる面とかは想定されていますか。

A9

工場の跡地、これまでも少しずつ売却をされていたようでございます。大和ハウス工業株式会社様に売却をされるという方向だと聞いておりまして、利活用についてはその企業できっといろいろ検討されるのではないでしょうか。

 

仙台市長 郡 和子