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更新日:2016年10月31日

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市政だより2016年11月号・市の計画を紹介します

仙台市高齢者あんしん住まいるプラン(平成27~32年度)

平成28年3月、「仙台市高齢者あんしん住まいるプラン」を策定しました。この計画について、住宅政策課の職員に聞きました。

Q なぜ策定したの?

写真:住宅政策課職員1 全国的に高齢化が進展する中、本市においても高齢者全体の数、特に75歳以上の高齢者の増加とともに、高齢者の単身世帯や夫婦のみの世帯等の増加が見込まれています。このため、心身の状態やライフスタイルに合わせた住まいや暮らし方を適切に選択できるための環境整備が求められています。
このような状況を受け、高齢の方の住まいの対策を総合的に推進するために策定しました。

Q どんな計画なの?

「高齢者があんしんして住まうことができるまち・仙台」の実現を基本理念として、三つの基本方針と目標を定めています。また、各方針と目標に基づき、平成32年度までの間に実施する具体的な取り組みをまとめました。

写真:住宅政策課職員2

基本方針・目標

方針(1)
高齢者の多様な居住ニーズに対応できる住まいの確保
目標
  • 住まいの選択肢の充実
  • バリアフリー化の促進
方針(2)
高齢者の生活を支え合う環境づくり
目標
  • 高齢者生活支援サービスの充実
  • 地域で支え合う関係づくり
方針(3)
高齢者の円滑な住まい選びへの支援
目標
  • 多様な主体の連携による情報提供の仕組みづくり
  • 適切な情報発信と意識啓発

Q 今後どんな取り組みを進めていくの?

写真:住宅政策課職員3

 介護・医療と連携して生活支援サービスを提供するバリアフリー構造の民間賃貸住宅「サービス付き高齢者向け住宅」は、今後、需要が増加すると見込まれています。高齢者の居住ニーズ等を調査・分析し、その結果を指針として事業者へ情報提供することで、利用する方のニーズに合ったサービス付き高齢者向け住宅を増やしていきます。
また、高齢の方が自分に合う住まいを的確に選択することができるように、高齢者向けの賃貸住宅や施設の特徴、入居を決める前に検討が必要な事項などをまとめたハンドブックを作成します。
これからの高齢者の住まいの課題に対応していくためには、住宅施策と福祉施策の緊密な連携による取り組みが不可欠となってきています。市役所内でも、住宅と福祉の担当部局が連携して、高齢者の皆さんが地域で安心して暮らしていける住まいづくりに取り組んでいきます。


「仙台市高齢者あんしん住まいるプラン」は、市役所本庁舎1階市政情報センター、宮城野区・若林区・太白区情報センターなどのほか、市ホームページでもご覧いただけます
(問)住宅政策課 電話214・8330、ファクス268・2963