更新日:2016年10月31日

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市政だより2016年11月号・特集1

写真:外国人観光客を仙台へ―交流人口拡大で、仙台をもっと元気に!

まだまだ少ない、東北を訪れる外国人観光客

 昨年、日本を訪れた外国人観光客は約1973万人。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、国では外国人観光客を4千万人に増やす目標を立てています。

 一方、東日本大震災の影響により、昨年、仙台・東北を訪れて宿泊した外国人は約52万人と、日本全体の1パーセント未満でした。震災から5年が経過し、ようやく震災前の水準まで回復してきましたが、その数は伸び悩んでいるのが現状です。

東北全体が連携、仙台がその拠点に!

 海外からの観光客は一都市だけに滞在するのではなく、広域を周遊することが一般的。このため、東北各都市では、周遊型モデルコースの提案や航空路線誘致などを連携して行っています。

 訪日外国人の多くが到着する首都圏などからの観光客をまず仙台に誘導し、そこから東北各地を周遊してもらえるよう、市では、東北観光の玄関口としての機能を高めるとともに、外国人観光客増加に向けたさまざまな取り組みを進めています。

外国人観光客が増えるとどんな効果があるの?

 外国人観光客の一人当たりの平均消費額(※)は約124,000円。日本人客の約44,000円と比較し、約2.8倍に上ります。外国人観光客が増加すると、市内の消費活動や雇用の拡大につながります。

外国人観光客が仙台で・・・

写真:外国人観光客が仙台で・・・

(※)平成27年度仙台市観光客動態調査より

仙台・東北の魅力発信と快適な滞在環境の提供
海外でのプロモーション

 海外で開催される旅行博覧会への参加や、現地での観光セミナーの開催を通じて、仙台・東北の魅力を発信しています。

写真:8月に交流促進協定締結都市である台湾・台南市で、旅行会社を対象にした観光セミナーを開催

8月に交流促進協定締結都市である台湾・台南市で、旅行会社を対象にした観光セミナーを開催

写真:7月にタイ・バンコクで開催された旅行博覧会。旅行関係者向けに開催された商談会などにも参加し、仙台の魅力を発信しました

7月にタイ・バンコクで開催された旅行博覧会。旅行関係者向けに開催された商談会などにも参加し、仙台の魅力を発信しました


インターネットを活用した魅力の発信

 個人旅行者へダイレクトに情報発信を行うため、仙台・東北の魅力を伝えるホームページ「DISCOVER(ディスカバー)SENDAI」を5カ国語で開設しています。また、フェイスブックや中国版ツイッター微博(ウェイボー)などにより、仙台の旬の情報を常時発信しています。

写真:ホームページ「DISCOVER SENDAI」画面その1
写真:ホームページ「DISCOVER SENDAI」画面その2

海外のメディア等の招請

 海外のメディアや旅行会社などを招いて実際に仙台・東北の観光を体験してもらい、情報発信や旅行商品の造成につなげてもらっています。

 11月より、タイのテレビ局による仙台を舞台としたドラマ撮影が行われる予定です。

  写真:タイのテレビ局が仙台七夕まつりを取材しました

タイのテレビ局が仙台七夕まつりを取材しました


SENDAI free Wi-Fi(フリーワイファイ)の整備イラスト:SENDAI free Wi-Fi(フリーワイファイ)マーク

 市内各地に公衆無線LANサービス「SENDAI free Wi-Fi」の整備を進めています。現在、仙台城跡や観光案内所、るーぷる仙台の車両内・停留所、地下鉄南北線構内などで利用可能。年内には、地下鉄東西線各駅にも設置します。


外国語対応の観光案内所
写真:外国語対応の観光案内所

 今年4月、JR仙台駅2階のびゅうプラザ内に、仙台市観光情報センターがオープン。英語対応可能なスタッフが常駐し、訪日外国人への観光案内も行っています。

 また、藤崎本館1階にも外国人向け観光案内拠点の整備を進めており、12月のオープンを目指しています。

地元の人が通う居酒屋も立派な観光資源です
写真:ジャスティン・ベルガスさん

ジャスティン・ベルガスさん。アメリカ・サンフランシスコ出身。大学で日本語を学び、平成25年4月に来仙

 外国人観光客には、どのような観光資源が魅力的に映るのでしょうか。来仙して三年半、休日にはまち歩きガイドもしているジャスティン・ベルガスさんに伺いました。

 「仙台・東北には自然や温泉、歴史的建造物など、たくさんの観光資源があります。でもそれは、日本全国にある。外国人観光客を増やすためには、仙台・東北にしか無い文化や生活、体験をPRするとよいと思います。例えば、地元の人が通う安くておいしい横丁の居酒屋などの情報は、外国人にとって魅力的に映ります」と教えてくれます。

 一番のお勧めスポットは、市中心部アーケード内にある「三瀧山不動院」と、そこに祭られる「仙台四郎」。とても面白いいわれのある場所なのに、それを知らない仙台市民もたくさんいる、とジャスティンさんは言います。「市民がまちに残るちょっとした文化や歴史を学び、訪れた外国人に教えることができれば、それが口コミで広がり、観光客の増加にもつながるのでは」と語ってくれました。

この特集に関するお問い合わせは誘客戦略推進課 電話214・8019、ファクス214・8316