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更新日:2016年9月20日

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市政だより2016年9月号・GO!東西線

東西線が結びつける、中心部商店街と学術会議

「学都仙台」といわれる仙台市では、毎年多くの学会が開催されています。学会や国際会議には国内外から多くの人が訪れることから、市中心部の商店街では、東西線を活用してまちの活性化を図る取り組みを進めています。

写真:アーケード内に学会をPRするブース

商店街と学会の双方に人が行き交う仕組みづくりの一環として、アーケード内に学会をPRするブースを設置

写真:東西線の広瀬川橋りょう

東西線の広瀬川橋りょうは平成25年度土木学会田中賞を受賞

写真:市内の土木遺産を巡る市民向けの見学ツアー

土木学会では、市内の土木遺産を巡る市民向けの見学ツアーも企画されました

写真:渡邊さんと千田さん

渡邊さん(左)と千田さん

市中心部と学会等が多く開催される仙台国際センターは、東西線を利用するとわずか数分。これを生かし、市中心部商店街のにぎわい創出に取り組む事業体「まちくる仙台」では、会議主催者と連携して商店街への誘客を図っています。広報担当の渡邊智之さんは「東西線の開業により、短いランチタイムでもまちなかに足を運んでもらうことが可能になりました。会議参加者に飲食店ガイドマップを配布し、人を呼び込む工夫をしています。また、学会をPRするパネルを商店街に設置するなど、まち全体で大規模会議の受け入れ環境を整えています」と教えてくれます。

「商店街との連携は、学会側にとっても大きな利点になります」と期待を寄せるのは、9月7日~9日に開催される「土木学会全国大会」の準備を担当する、土木学会東北支部事務局の千田喜美さん。「これまで学会というと専門的で、一般の方には親しみにくい印象でした。将来の土木の担い手を増やすためには、より多くの方に興味を持ってもらうことが必要です。今回の学会では、一般の方にも分かりやすい講演会などもあります。広報面など商店街の協力をいただくことで、土木を身近に感じてもらいたいです」と話します。

「東西線開業前は、参加者の移動に苦労しました。地下鉄は時間が正確で、大人数の移動にも向いています。Suica(スイカ)なども利用できるので、県外から来る参加者にも案内しやすいですね」と千田さん。渡邊さんは「今後も東西線を活用し、まちのにぎわいを生み出していきたいです」と意気込みを語ってくれました。

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