事務の概要

　下水道法第9条に基づき仙台市が告示した公共下水道事業計画区域の外から公共下水道へ接続しようとする場合は、区域外流入の手続きが必要です。公共下水道が敷設されている敷地に面している、自然流下で汚水を排水させることができる等の一定の基準を満たしている場合には、接続する下水道施設や汚水の流入量等を審査のうえ、汚水の区域外流入を認めます。

申請の流れ

工事負担区分

市負担工事の場合、原則以下条件を満たす必要があります。

• 浄化槽事業条例第3条第一項に基づく住居系の建築物である。
• 公共ます及び取付管の設置費用と浄化槽設置費用を比較し、前者のほうが経済的である。

許可後の流れは以下の通りです。

1. 下水道調整課で区域外からの流入を許可後、施工部署を案内
2. 施工部署へ公共ます及び取付管の設置申請
3. 現場施工

※標準的な取出し工事の完了までは、施工部署への申請から約6か月かかり、地下埋設物関係や掘削深が3mを超える等の大規模工事では約2年かかる場合もあります。

※公共ます及び取付管の設置申請時は、施工部署の審査が必要です。

※詳細は下水道調整課管理係までお問い合わせください。

※上記内容を満たさない場合、自己負担工事の申請と施工が必要です。

手続きフロー

	内容	審査期間	担当課
事前協議	新しく流入する汚水が区域外流入可能かどうかの調査 事前協議回答書をもって調査結果の報告	2～3週間	下水道調整課 （下水道計画課）
本申請	申請書類の審査、納入通知書発行	2～3週間	下水道調整課管理係 （業務課業務係）
協力金納付	公共下水道（地域下水道）区域へ接続する場合 　協力金（土地の面積1平方メートルあたり200円）の負担 農業集落排水事業区域へ接続する場合 　協力金（建物1軒につき120,000円）の負担 　領収書の写しと引き換えで許可書交付	ー	下水道調整課管理係 （業務課業務係）

※分担金及び協力金についての詳細は、業務課業務係へお問い合わせください。

※自己負担についての許可後、排水設備工事と同時期に施工する場合は業務課排水設備係へ別途申請、公共ます及び取付管の設置を先行して行う場合は下水道調整課管理係へ下水道法16条に基づく申請が必要です。

※各許可書は市負担工事や自己負担工事、排水設備工事の申請等の際に必要となります。

届出様式等一覧

事前協議

区域外流入事前協議書（エクセル：34KB）

使用水量計算書（ワード：15KB）

※仙台市水道局発行：給水装置工事施工要領（外部サイトへリンク）

本申請（市負担）

公共ます及び取付管設置申請書（エクセル：35KB）

本申請（自己負担）

仙台市公共下水道区域外流入及び制限行為許可申請書（エクセル：67KB）

仙台市地域下水道区域外流入及び制限行為許可申請書（エクセル：50KB）

仙台市農業集落排水事業区域外流入及び制限行為許可申請書（エクセル：34KB）

その他

記入例（PDF：634KB）

届出方法等

注意事項　　　

• 申請時の平面図及び断面図には取付管延長や舗装の復旧面積等（計算式も記載）の工事の規模がわかる内容を具体的に記載してください。
• 書類は各申請書の様式に記載してある添付書類の順番に並べ、1つのPDFにしてください。
• 本申請に対する許可書と納付書は紙媒体でのお渡しになります。
• メールの送付ができない環境の場合はご連絡ください。
• 事前の打ち合わせや相談等は下水道調整課へお電話していただき、担当者に日程の予約をしてください。
• 受付日は、午前8時半～午後5時（土曜日・日曜日、祝日、12月29日～1月3日を除く）