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更新日:2022年2月1日

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青果部市況概要(平成30年)

1.蔬菜

1月

総入荷量は、前年同月比15%減となった。品目別では、10月の台風、その後の長雨等の天候不順と1月以降の寒さの影響で、大根・法蓮草・里芋が前年同月比の40%減、キャベツ・玉葱が20%減となったが、先月まで入荷量の少なかった胡瓜・茄子・トマトは前年同月と同程度まで入荷量が回復した。

平均価格は、前年同月比64円高となった。品目別では、入荷量が大幅に少なかった大根は前年同月比の227%高、法蓮草・レタスは前年同月比の180%高、その高価格の影響で前年と同程度の入荷量であったサニーレタスが前年同月比の220%の高値となり、白菜・キャベツ・ピーマンも前年同月比の130%高となった。

入荷数量 8,679トン(前年同月比:85%)

平均価格 299円(前年同月比:64円高)

2月

総入荷量は、前年同月比10%減となった。品目別では、2月まで入荷の少なかった葱・茄子等が前年同月と同等まで入荷量は回復したが、10月の台風とその後の低温の影響が長引き、里芋は前年同月比の40%減、大根・キャベツ・レタスは30%減、人参・法蓮草・セルリも20%減となった。

平均価格は、前年同月比46円高となった。品目別では、馬鈴薯が小玉傾向のため前年同月比の45%安となったが、入荷量の少なかった大根・白菜・法蓮草は、前年同月比の170%を超える高値となり、入荷量は前年並みであったサニーレタスも入荷量の少なかったレタスの影響で前年同月比の180%高となるなど、蔬菜全体としては、前年同月比の120%高となった。

入荷数量 8,771トン(前年同月比:90%)

平均価格 287円(前年同月比:49円高)

3月

総入荷量は、前年同月とほぼ同量であった。品目別では、人参・キャベツが冬場の低温による生育不良からの回復が遅れ、前年同月比の10~20%減となった。しかし、前年不作であった筍は、気温の上昇及び適度の降雨により一気に出荷量が増え、前年同月比の210%増となった。また出遅れていたレタス・法蓮草・大根も日照と気温の上昇とともに前年同月比の120~130%増と入荷が回復し、蔬菜全体としては、前年同月とほぼ同量の入荷量となった。

平均価格は、前年同月比2円高となった。品目別では、入荷量の少なかった人参が前年同月比の120%高、3月上旬までの入荷量減に伴い高値傾向だった大根・ピーマンも引き続き前年同月比の120%高となった。しかし、馬鈴薯の入荷量は前年並みであったが小玉傾向で荷動きが悪かったため、前年同月比の50%安と大幅な安値となった。

入荷数量 11,055トン(前年同月比:100%)

平均価格 239円(前年同月比:2円高)

4月

総入荷量は、前年同月比3%減となった。品目別では、筍が九州産を中心に表作と生育は良好であったため、前年同月比245%増、白菜も遅れていた出荷がまとまり前年同月比の145%増、大根・茄子も120%増となった。しかし、生育の回復が遅れた人参・トマトや、荷動きの悪かった玉葱・馬鈴薯は前年同月比の20%減となった。

平均価格は、前年同月比28円安となった。品目別では、先月に引き続き入荷量の少なかった人参は前年同月比の130%高となった。天候回復により入荷量が増加した大根・レタス・茄子は前年同月比の20~30%安となり、蔬菜全体としても前年同月比の10%安となった。

入荷数量 10,879トン(前年同月比:97%)

平均価格 214円(前年同月比:28円安)

5月

総入荷量は、前年同月比1%増となった。品目別では、白菜は主産地の茨城県が好天に恵まれ前進出荷となったため前年同月比の126%増、人参・茄子・ピーマン・甘藷も産地が好天に恵まれ、前年同月比の110%増となった。しかし、3~4月の前進出荷が影響し、大根は前年同月比の20%減、葱も10%減となった。

平均価格は、前年同月比12円安となった。品目別では、葱・胡瓜が前年同月比の110%高となったが、安定した入荷のキャベツ・馬鈴薯は前年同月比の30%安、人参・白菜・茄子・ピーマンも前年同月比の10%安となった。

入荷数量 12,770トン(前年同月比:101%)

平均価格 205円(前年同月比:12円安)

6月

総入荷量は、前年同月比5%減となった。品目別では、昨年不作だった山形・北海道産のアスパラガスが順調な入荷となり前年同月比の180%増、主産地の長野・茨城が天候に恵まれたため、白菜・セルリが前年同月比の120%増となったが、旬のラッキョウは前年同月比の15%減、キャベツは生育期の干ばつの影響で、葱は生育期の曇天や降雨のため前年同月比の20~30%減、昨年の不作の影響で引き続き里芋も40%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比9円安となった。品目別では、入荷の少なかった里芋は前年同月比の130%高、キャベツも110%高となったが、入荷量の多かったセルリは前年同月比の20%安、産地が干ばつ気味の天候の影響でSサイズが多かった人参は30%安、荷動きの悪かった馬鈴薯は40%安となった。

入荷数量 11,493トン(前年同月比:95%)

平均価格 209円(前年同月比:9円安)

7月

総入荷量は、前年同月比8%減となった。品目別では、天候に恵まれ、南瓜は前年同月比の130%増となったが、猛暑や干ばつの影響で玉葱・人参・大根・レタスが前年同月比の20%減、甘藷も先月に前倒し出荷が続いたため、前年同月比の30%減となった。

平均価格は、前年同月比32円高となった。品目別では、昨年豊作のため価格が下がったキャベツ・人参・大根が入荷量減も重なって前年同月比の140~160%高、猛暑のため小玉傾向や入荷量減となった白菜・レタス・ピーマン・法蓮草は前年同月比の130%高となった。反面、馬鈴薯が前年産の出荷調整の影響と新馬鈴薯の入荷が重なり前年同月比の40%安で先月と同様に推移した。

入荷数量 9,942トン(前年同月比:92%)

平均価格 229円(前年同月比:32円高)

8月

総入荷量は、前年同月比10%減となった。品目別では、トマトは7月の高温障害による花落ちなどから前年同月比の20%減、大根・人参は長雨による生育不良のため前年同月比の15%減、葉物の法蓮草・小松菜・ゆきな等は6月の高温による播種時期のずれや猛暑の影響で前年同月比の10%減となった。

平均価格は、前年同月比31円高となった。品目別では、入荷量が減少した人参は前年同月比の180%高、大根・白菜・トマト・ピーマン・甘藷・セルリは前年同月比の130~140%高となった。しかし、馬鈴薯においては、平年並みの入荷だが荷動きが少ないため7月に引き続き前年同月比の30%安となった。

入荷数量 9,439トン(前年同月比:90%)

平均価格 237円(前年同月比:31円高)

9月

総入荷量は、前年同月比12%減となった。品目別では、白菜が主産地の長野県産の生育の回復に伴い前年同月比の120%増となった。しかし、7月の高温障害や8月末からの相次ぐ台風・気温の低下・降雨・地震の影響で人参・法蓮草・里芋は前年同月比の30~40%減、胡瓜・茄子・生椎茸は前年同月比の20%減、葱・レタス・トマト・玉葱は前年同月比の10~15%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比31円高となった。品目別では、人参が前年同月比の210%高、胡瓜・玉葱・ピーマンは前年同月比の140~150%高、葱・法蓮草・茄子・トマトが前年同月比の120%高となった。また、キャベツは生育が良く肥大化が進んだため、前年同月比の10%安となった。

入荷数量 9,948トン(前年同月比:88%)

平均価格 236円(前年同月比:31円高)

10月

総入荷量は、前年同月比2%減となった。品目別では、大根が主産地の北海道・青森県産が良好な生育で前年同月比の120%増、天候の回復に伴い白菜・ピーマンも前年同月比の110%増となった。しかし、夏場の高温障害や台風による強風・塩害などによりキャベツ・レタス・葱・法蓮草・トマト・茄子は前年同月比の20~30%減の入荷量であった。

平均価格は、前年同月比42円高となった。品目別では、人参が入荷量は前年並みに回復したものの9月までの高値での取引が影響し前年同月比の230%高、白菜・キャベツ・ピーマンは150~170%高、また、入荷量が減少した葱・法蓮草・茄子は前年同月比の130~150%高となるなど、蔬菜全体としても前月の高値相場が影響し、前年同月比の120%高で推移した。

入荷数量 11,624トン(前年同月比:98%)

平均価格 219円(前年同月比:42円高)

11月

総入荷量は、前年同月比5%減となった。品目別では、暖秋続きから生育が極めて良好となった法蓮草が前年同月比の190%増、ピーマンが140%増、大根・茄子が120%増となった。しかし、生育期の低温・長雨等の影響で北海道産の馬鈴薯・玉葱が小玉傾向となり、前年同月比の20~30%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比20円安となった。品目別では、馬鈴薯・玉葱・人参が前年同月比の120~130%高、豊作の法蓮草・レタスは前年同月比の50~60%安、大根・白菜・茄子・ピーマンは30%安、キャベツ・葱・セルリは20%安となった。

入荷数量 10,508トン(前年同月比:95%)

平均価格 207円(前年同月比:20円安)

12月

総入荷量は、前年同月比3%増となった。品目別では、10・11月と全国的に暖秋となったため多品目にわたり生育が回復し、前進出荷を含め順調な入荷となった。特に葉物の法蓮草・ピーマンは前年同月比の160%増、レタス・茄子・セルリー・大根は前年同月比の120~130%増となった。しかし、台風による塩害が見られた人参や、不作傾向と出荷調整を行っている北海道産の玉葱・馬鈴薯は前年同月比の20%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比66円安となった。品目別では、暖冬のため鍋物や煮物の需要が少なく、大根・白菜は前年同月比の60~70%安、生育が回復し比較的安定した入荷となったキャベツ・レタス・茄子・セルリーは前年同月比の50~30%安となった。しかし、不作傾向の玉葱・馬鈴薯は前年同月比の120%高であった。

入荷数量 10,854トン(前年同月比:103%)

平均価格 225円(前年同月比:66円安)

2.果実

1月

総入荷量は、前年同月比40%減となった。品目別では、例年入荷の主体であるミカンが裏作等の影響で前年同月比の60%減、ブドウも50%減となったが、輸入果実のバナナ・レモン・グレープフルーツは前年同月と同程度の順調な入荷となった。

平均価格は、前年同月比132円高となった。これは、前年同月比の140%高である。品目別では、入荷量が大幅に減少したミカンは前年同月比の176%高、ブドウも141%高となったが、旬のイチゴ・デコポン・輸入果実は前年同月と同程度の価格で推移した。

入荷数量 2,368トン(前年同月比:60%)

平均価格 462円(前年同月比:132円高)

2月

総入荷量は、前年同月比18%減となった。品目別では、青森県産のリンゴや宮城県産のイチゴが前年同月比の110%増となったが、裏作や天候不順の影響でミカンや中晩柑が前年同月比の40~60%減、ブドウも60%減となった。輸入果実は安定した入荷であったが、グレープフルーツは主要産地のフロリダにおいてハリケーン被害が大きく、前年同月比の30%減の入荷であった。

平均価格は、前年同月比46円高となった。品目別では、入荷量の少なかったブドウが前年同月比の160%高、ミカン・中晩柑は120%高、グレープフルーツは110%高となったが、前年並みの入荷量であったメロンは、小玉傾向のため、前年同月比の30%安となった。

入荷数量 2,729トン(前年同月比:82%)

平均価格 416円(前年同月比:46円高)

3月

総入荷量は、前年同月とほぼ同量であった。品目別では、好天に恵まれ、ブドウは前年同月比の140%増、イチゴは110%増、ミカンは前月繰り越した残荷が多く前年同月比の250%増の入荷となった。しかし、天候不順の影響で小玉傾向となったリンゴ・デコポン・八朔・夏柑は前年同月比の20~30%減、輸入柑橘のグレープフルーツも前年同月比の25%減となった。

平均価格は、前年同月比4円高となった。品目別では、国内・国外産の柑橘類は入荷減から前年同月比の110~120%高となった。旬のイチゴは入荷が安定したため前年同月比の3%安となったが、大量入荷したミカンは、気温の上昇等も影響し、前年同月比の40%安と大幅な安値となった。

入荷数量 3,082トン(前年同月比:100%)

平均価格 394円(前年同月比:4円高)

4月

総入荷量は、前年同月比1%減となった。品目別では、デコポンを中心とした国産ミカン類が前年同月比の130%増となったが、はしりの西瓜は前年同月比の40%減、夏柑類・八朔は20%減となった。輸入果実のグレープフルーツはハリケーンの影響が続いており、前年同月比の20%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比1円安となった。品目別では、入荷量の多かった国産ミカン類は前年同月比の40%安となったが、八朔・リンゴ・グレープフルーツは前年同月比の120%高となったが、入荷量が前年同月の半量であった西瓜は、需要が伸びず前年同月比と同様の価格で推移した。

入荷数量 2,512トン(前年同月比:101%)

平均価格 397円(前年同月比:1円安)

5月

総入荷量は、前年同月比6%減となった。品目別では、好天に恵まれ順調な生育のメロン・西瓜が前年同月比の110%増となったが、春先の順調な生育で前進出荷となったイチゴは前年同月比の30%減、産地在庫の減少に伴いリンゴも30%減、国内産柑橘類も終盤を迎え前年同月比の40%減の入荷となった。輸入果実では、ハリケーンの影響で収穫が少なかったフロリダ産のグレープフルーツが前年同月比の20%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比9円安となった。品目別では、入荷の少なかったリンゴは前年同月比の140%高、国内産ミカン・ビワは前年同月比の120%高、イチゴ・グレープフルーツも110%高となったが、メロン・西瓜は前年同月比の10%安となった。

入荷数量 2,791トン(前年同月比:94%)

平均価格 402円(前年同月比:9円安)

6月

総入荷量は、前年同月比6%減となった。品目別では、産地が好天に恵まれ、桃は前年同月比の220%増、スモモも170%増となったが、旬の山形県産のサクランボや茨城県産のメロンは昨年並みであった。出荷調整が続いているリンゴは前年同月比の40%減、生産者の減少により旬を迎えたビワは前年同月比の60%減、ブドウ・西瓜は15%減となった。輸入果実は、産地や品種の切り替わりで、グレープフルーツ・レモンは前年同月比の10%減となったが、バナナ・キウイフルーツは前年並みの入荷となった。

平均価格は、前年同月比8円高となった。品目別では、入荷の少なかったリンゴは前年同月比の130%高、ビワも120%高となったが、入荷量の多かった桃・スモモは前年同月比の10%安、その他の果実はほぼ前年並みの価格で推移した。

入荷数量 2,940トン(前年同月比:94%)

平均価格 390円(前年同月比:8円高)

7月

総入荷量は、前年同月比14%増となった。品目別では、天候に恵まれ、山梨県産の梨が前年同月比の1,100%増と大量入荷となったのをはじめ、柿・ブドウ・西瓜が前年同月比の120%増となった。輸入果実も、産地や品種の切り替わりでグレープフルーツが前年同月比の10%減となったが、バナナ・レモン・キウイフルーツは前年同月比の10%増の順調な入荷となった。

平均価格は、前年同月比9円安となった。品目別では、リンゴが前年同月比の130%高、入荷量の多かった梨が前年同月比の40%安、スモモが前年同月比の10%安となった以外は、入荷量が増加したため単価安で推移した。

入荷数量 3,056トン(前年同月比:114%)

平均価格 382円(前年同月比:9円安)

8月

総入荷量は、前年同月比10%減となった。品目別では、昨年が平年の入荷量の1月4日~1月6日という大凶作であった栗が、前年同月比の920%増と大幅な増加となった。また、梨も天候に恵まれ前年同月比の130%増となったが、メロンはこの時期の主要産地である北海道が6、7月の低温・日照不足のため前年同月比の30%減、同様に桃は主産地である福島県が干ばつ・高温障害により前年同月比の前年同月比の30%減、西瓜は生産者の減少等により前年同月比の20%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比10円高となった。品目別では、リンゴ・西瓜が前年同月比の120%高となったが、その他の果実については前年同月と同程度の価格で推移した。

入荷数量 3,198トン(前年同月比:90%)

平均価格 362円(前年同月比:10円高)

9月

総入荷量は、前年同月と同程度の入荷量となった。品目別では、栗は8月に引き続き前年同月比の200%増、みかんも熊本県産極早生みかん等が順調な入荷で前年同月比の130%増となった。しかし、出荷が終盤となったすもも・ブドウ・メロンや台風の影響で正品率が低下したリンゴは前年同月比の30%減となった。

平均価格は、前年同月比23円高となった。品目別では、西瓜が前年同月比の170%高、柿・梨・ブドウも前年同月比の110%高となったが、豊作の栗は前年同月比の50%安となった。その他の果実においては前年並みの価格で推移した。

入荷数量 3,233トン(前年同月比:100%)

平均価格 343円(前年同月比:23円高)

10月

総入荷量は、前年同月比14%減となった。品目別では、9月に引き続き栗は前年同月比の160%増の入荷となった。リンゴも小玉傾向ではあるが前年同月比の110%増と順調な入荷となったが、台風の影響で梨・柿・ブドウが前年同月比の30%減と大幅な減少の入荷となった。

平均価格は、前年同月比34円高となった。品目別では、9月に引き続き入荷量の多かった栗が前年同月比の50%安であったが、入荷の少なかった梨・柿・ブドウが前年同月比の120%高、輸入果実は、入荷量は前年と同程度にも関わらず、国内産果実の高値相場の影響で前年同月比の110%高となった。

入荷数量 4,040トン(前年同月比:86%)

平均価格 266円(前年同月比:34円高)

11月

総入荷量は、前年同月比11%減となった。品目別では、好天・高温に恵まれ生育が進んだイチゴが前年同月比の130%増、着色が良く前進出荷となったリンゴが120%増、輸入果実のグレープフルーツが150%増となったが、猛暑や台風の影響で柿・ブドウが前年同月比の30%減、前進出荷となった栗が出荷の終盤を迎え50%減、輸入果実のレモンが前年同月比の40%減となった。

平均価格は、前年同月比30円高となった。品目別では、梨が前年同月比の145%高、柿・ブドウ及び輸入果実のバナナ・レモンが前年同月比の110~120%高となった。出荷の終盤となった栗は、入荷量が前月の半分程度であったが、価格は前月に引き続き前年同月比の50%安となった。

入荷数量 3,832トン(前年同月比:89%)

平均価格 312円(前年同月比:30円高)

12月

総入荷量は、前年同月比4%増となった。品目別では、天候に恵まれ前進出荷傾向にあるイチゴは前年同月比の140%増、例年に比べて台風の影響が少なかった西南暖地産のみかんは前年同月比の120%増となった。しかし、例年とは異なるコースをとった台風の影響で落果等の被害が大きかった柿・梨は前年同月比の60~70%減、リンゴは前年同月比の25%減の入荷となった。輸入果実は、円安の影響もあり、グレープフルーツ・レモンが前年同月比の20%減の入荷となった。

平均価格は、前年同月比11円安となった。品目別では、入荷量の少なかった柿が前年同月比の160%高であったが、クリスマスに向けて需要の多くなるイチゴやミカンも順調な入荷により前年同月比の10%安となった。輸入果実も含めてほぼ前年並みか少し安めで推移した。

入荷数量 4,248トン(前年同月比:104%)

平均価格 396円(前年同月比:11円安)

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