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更新日:2022年2月1日

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水産物部市況概要(平成30年)

1.鮮魚

1月

年末に比べると、全体の入荷量は減少したが、概ね前年同月並みの入荷量であった。

商品により価格差はあったが、概ね前年並みの相場で推移した。

入荷数量 1,752トン(前年同月比:90%)

平均価格 1,070円(前年同月比:16円安)

2月

ブリ、カツオの入荷順調。その他は概ね前年同月並の入荷量であった。

概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,027トン(前年同月比:99%)

平均価格 962円(前年同月比:42円安)

3月

カツオの入荷は不安定。ブリ、ニシン、イワシ等の順調な入荷が続いた。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,367トン(前年同月比:94%)

平均価格 1,020円(前年同月比:49円高)

4月

ブリ、イワシ、カツオの入荷順調。その他は概ね前年同月並の入荷量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,370トン(前年同月比:101%)

平均価格 900円(前年同月比:43円安)

5月

ブリ、イワシの入荷順調。カツオはアニサキスの影響もあり、入荷減であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,534トン(前年同月比:89%)

平均価格 878円(前年同月比:46円高)

6月

ブリ、アジの入荷順調。時化の影響もあり、全体の入荷はやや減少した。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,402トン(前年同月比:93%)

平均価格 897円(前年同月比:39円高)

7月

ブリ、アジの順調な入荷が続いた。スルメイカの入荷は低調であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,267トン(前年同月比:94%)

平均価格 891円(前年同月比:11円高)

8月

台風や時化の影響もあったが、下旬にはサンマ、秋サケの入荷が始まった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,187トン(前年同月比:95%)

平均価格 1,059円(前年同月比:13円高)

9月

サンマ、秋サケ、ブリの水揚げが順調であり、前年同月より入荷増であった。

サンマの価格は前年より2割ほど安い値段で推移した。全体としては、前年同月より安めの相場で推移した。

入荷数量 2,525トン(前年同月比:110%)

平均価格 942円(前年同月比:72円安)

10月

サンマ、秋サケの入荷は順調であったが、スルメイカ、イワシは入荷減であった。

サンマ、秋サケは前年同月より安値相場で推移した。全体としては、前年同月より安めの相場で推移した。

入荷数量 2,550トン(前年同月比:112%)

平均価格 954円(前年同月比:85円安)

11月

前年に比べ、サンマ、秋サケの入荷が増えたため、全体の入荷量も増加した。しかし、ブリ、スルメイカは入荷減であった。

入荷が増えたこともあり、前年同月より安めの相場で推移した。

入荷数量 2,346トン(前年同月比:109%)

平均価格 1,026円(前年同月比:49円安)

12月

ナメタガレイは順調な入荷であったが、アジ、サバ、イワシ等の大衆魚の入荷が減少した。

マグロ類、イカ類などの高値相場の影響もあり、全体としても、やや高値相場で

推移した。

入荷数量 2,408トン(前年同月比:92%)

平均価格 1,354円(前年同月比:81円高)

2.冷凍

1月

海外との価格競争が厳しく、高値のため荷動きが悪い。入荷量はやや減少した。

高値になりすぎた商品が在庫になり、商材によっては値下がり傾向になっている。

入荷数量 1,432トン(前年同月比:86%)

平均価格 1,076円(前年同月比:93円高)

2月

荷動きの悪さから、取扱数量は減少し、それに伴い入荷量もやや減少した。

前月より相場はやや下がるも、概ね前年同月並の相場で推移した。

入荷数量 1,385トン(前年同月比:81%)

平均価格 997円(前年同月比:4円高)

3月

冷イカの入荷が増えてきた。全体としては、前年同月並みの入荷量であった。

冷イカは前年より安値、全体としては、前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 1,651トン(前年同月比:92%)

平均価格 1,029円(前年同月比:2円高)

4月

サバ、貝類の入荷順調。全体としては、概ね前年同月並の入荷量であった。

タラは前年より安値、全体としては、持合いにて推移した。

入荷数量 1,664トン(前年同月比:97%)

平均価格 1,089円(前年同月比:43円高)

5月

貝柱、塩サバは安定した入荷であった。しかし、端境期の影響で、紅サケ、銀タラの入荷は減少した。

吉次は安値で推移。全体としては、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 1,638トン(前年同月比:98%)

平均価格 1,030円(前年同月比:1円高)

6月

貝柱、塩サバ、ホッケ、アラスカ産銀タラは入荷増であった。全体としては、概ね前年同月並みの入荷量であった。

吉次、アラスカ産銀タラは安値相場で推移。全体としては、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 1,637トン(前年同月比:106%)

平均価格 1,055円(前年同月比:9円安)

7月

貝柱、赤魚、サバは入荷増であった。全体としては、前年同月より入荷減であった。

吉次、銀タラは安値相場で推移した。全体としては、前年同月よりやや安めの相場で推移した。

入荷数量 1,548トン(前年同月比:85%)

平均価格 1,031円(前年同月比:50円安)

8月

サバ、吉次、貝柱、カツオタタキは入荷増であった。

銀タラ、ベビーホタテは安値相場で推移、イカソーメン、ズワイガニが高値相場で推移した。

入荷数量 1,745トン(前年同月比:100%)

平均価格 1,133円(前年同月比:31円安)

9月

貝柱、カツオタタキ、赤魚は入荷増であった。吉次、サバは入荷減であった。

イカソーメン、冷サンマは高値相場で推移した。全体としては、高めの相場で推移した。

入荷数量 1,482トン(前年同月比:81%)

平均価格 1,131円(前年同月比:73円高)

10月

貝柱、カツオタタキ、冷凍サンマは入荷増であった。全体としては、前年同月より入荷減であった。

銀タラ、ベビーホタテ、吉次、カツオタタキは安値相場で推移した。

入荷数量 1,636トン(前年同月比:89%)

平均価格 1,100円(前年同月比:22円高)

11月

ホッケ、カレイ類、貝柱、タラ切り身、塩サバは入荷増であった。

銀タラ、ベビーホタテは安値相場で推移、真ダラは高めの相場で推移した。

入荷数量 1,754トン(前年同月比:79%)

平均価格 1,071円(前年同月比:15円安)

12月

タラバガニ、銀タラ、ホッケ、サンマの入荷は順調であった。

ズワイガニ、毛ガニは高値で推移。銀タラは安値で推移した。

入荷数量 2,249トン(前年同月比:88%)

平均価格 1,318円(前年同月比:87円高)

3.塩干加工品

1月

原料高の影響で売れ行きが悪く、入荷減の商品もあったが、全体としては前年並みの入荷量であった。

塩助子、塩マスの価格は横ばいだが、原料高の影響で、高単価の商品が多くなっている。

入荷数量 2,348トン(前年同月比:96%)

平均価格 814円(前年同月比:34円高)

2月

原料高による価格の上昇で荷動きは悪く、入荷量はやや減少した。

塩マスは安値、塩助子は持合い、塩サケ類は高値で推移した。

入荷数量 2,314トン(前年同月比:97%)

平均価格 853円(前年同月比:29円高)

3月

定塩紅サケ、定塩銀サケ、トラウト筋子の入荷が増えた。

定塩紅サケ、定塩銀サケ、トラウト筋子は高めで推移、塩マス、塩筋子は持合いであった。

入荷数量 2,520トン(前年同月比:99%)

平均価格 897円(前年同月比:31円高)

4月

原料高のため、全体的に入荷量は減少した。

塩マスは安値、紅サケ、筋子は高値で推移。全体としては、やや高値で推移した。

入荷数量 2,346トン(前年同月比:94%)

平均価格 966円(前年同月比:32円高)

5月

紅サケ製品の荷動きは悪かったが、チリ産定塩銀サケ、塩助子の入荷は順調であった。

全般的に高単価のため、前年同月より価格はやや上昇した。

入荷数量 2,520トン(前年同月比:97%)

平均価格 892円(前年同月比:25円高)

6月

紅サケ製品の入荷は減少。チリ産定塩銀サケ、塩助子の入荷は順調であった。

紅サケは高値推移、チリ産銀サケも値上げ傾向にあるが、全体としては、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,399トン(前年同月比:97%)

平均価格 902円(前年同月比:2円高)

7月

紅サケ製品の入荷は不安定。チリ産銀サケ、塩助子の入荷は順調であった。

紅サケは高値相場で推移した。全体としては、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,315トン(前年同月比:95%)

平均価格 1,020円(前年同月比:9円安)

8月

紅サケ、チリ産銀サケの入荷は減少。全体としては、前年同月よりやや減少した。

紅サケ、チリ産銀サケが値上げ傾向だが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,428トン(前年同月比:97%)

平均価格 1,017円(前年同月比:12円高)

9月

チリ産銀サケの入荷は減少した。全体としては、概ね前年同月並みの入荷量であった。

紅サケ、チリ産銀サケは高値相場で推移した。全体としては、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,369トン(前年同月比:91%)

平均価格 922円(前年同月比:9円安)

10月

前月よりもチリ産銀サケの入荷は順調。概ね前年同月並みの入荷量であった。

概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,663トン(前年同月比:98%)

平均価格 900円(前年同月比:10円安)

11月

紅サケ製品の荷動きは悪いが、チリ産銀サケは順調に入荷。全体としては、概ね前年同月並みの入荷量であった。

前年同月より、やや安めの相場で推移した。

入荷数量 2,644トン(前年同月比:97%)

平均価格 897円(前年同月比:26円安)

12月

年末需要のため、前月より入荷量は増えたが、前年同月と比較すると入荷量はほぼ変わらなかった。

加工原料が高くなってきているが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 3,174トン(前年同月比:100%)

平均価格 1,037円(前年同月比:13円安)

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経済局中央卸売市場管理課

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