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更新日:2023年3月4日

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水産物部市況概要_令和元年(平成31年)

1.鮮魚

1月

悪天候による影響も少なく、概ね前年同月並みの入荷量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 1,794トン(前年同月比:103%)

平均価格 1,047円(前年同月比:23円安)

2月

タラは北海道から三陸にかけて順調な入荷があり、ブリは月の後半から安定した入荷があった。

全体的にこの時期としては比較的安定した入荷であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 1,910トン(前年同月比:94%)

平均価格 995円(前年同月比:33円高)

3月

ブリ、イワシが順調に入荷したが、他の鮮魚は入荷が少ないものが多く、前年同月より入荷量は減少した。

平均価格は前年同月より下がったが、魚種によっては高値相場で推移したものもあった。

入荷数量 2,212トン(前年同月比:93%)

平均価格 982円(前年同月比:38円安)

4月

スルメイカ、カツオの水揚げは少なかったが、他の鮮魚は比較的安定した入荷であった。

スルメイカ、カツオは入荷が少なく高値相場で推移し、他の鮮魚は概ね安めの相場で推移した。

入荷数量 2,428トン(前年同月比:102%)

平均価格 925円(前年同月比:25円高)

5月

アジ、ブリを中心に全体的に安定した水揚げがあったが、魚種によっては不安定なものもあった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,435トン(前年同月比:96%)

平均価格 874円(前年同月比:4円安)

6月

スルメイカの入荷は少なかったが、全体としては概ね前年同月並みの入荷量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,277トン(前年同月比:95%)

平均価格 883円(前年同月比:14円安)

7月

ブリ、イワシの入荷は安定していたが、カツオ、スルメイカの入荷は少なかった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,306トン(前年同月比:102%)

平均価格 880円(前年同月比:11円安)

8月

カツオ、ブリ、イワシの入荷は順調。例年8月後半にはサンマの入荷が始まるが、今年は水揚げが極端に少なかった。

入荷が少なかったサンマは高値相場で推移したが、全体としては前年同月より安値相場で推移した。

入荷数量 2,257トン(前年同月比:103%)

平均価格 995円(前年同月比:64円安)

9月

秋サケ、ブリは順調に入荷したが、サンマの不漁が大きく影響し、全体の入荷量は減少した。

サンマの不漁による影響もあり、全体としては前年同月よりやや高めの相場で推移した。

入荷数量 2,143トン(前年同月比:85%)

平均価格 992円(前年同月比:50円高)

10月

サンマ、スルメイカは不漁のため入荷量減少、その他の魚種は概ね前年同月並みの入荷量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,115トン(前年同月比:83%)

平均価格 1,000円(前年同月比:46円高)

11月

秋サケ、サバ、マガレイの不漁による影響もあり、前年同月より少ない入荷となった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,131トン(前年同月比:91%)

平均価格 1,061円(前年同月比:35円高)

12月

前年同月よりサバ、イワシの入荷は少なかったが、サンマの入荷が続き、ナメタガレイの入荷も安定していたため、入荷量は増加した。

大きな時化もなく入荷が安定していたこともあり、全体的に安値相場で推移した。

入荷数量 2,561トン(前年同月比:106%)

平均価格 1,218円(前年同月比:136円安)

2.冷凍品

1月

吉次、ベビーホタテの取扱数量は増加したが、赤魚、サバ、タラは原料事情が悪く取扱数量は減少した。

12月の高級食材の荷動きに対し、当月は単価の安い魚種の取扱数量が増加し、平均価格は下がった。

入荷数量 1,239トン(前年同月比:86%)

平均価格 1,024円(前年同月比:52円安)

2月

タラ、イカ、クジラ、サンマの取扱数量は増加し、全体としても前年同月より取扱数量は増加した。

タラは安値で推移し、塩サバは高値で推移した。単価の高いクジラの取扱数量が増加した影響もあり、平均価格は上がった。

入荷数量 1,535トン(前年同月比:111%)

平均価格 1,041円(前年同月比:44円高)

3月

タラは安定した入荷があり、全体としても取扱数量は増加した。

入荷量が増加したこともあり、全体としては前年同月より安値相場で推移した。

入荷数量 1,894トン(前年同月比:115%)

平均価格 893円(前年同月比:136円安)

4月

サバ、イカ、イワシの冷凍品の需要が高まり、取扱数量は増加した。

前月と比較して、単価の高い魚種の取扱数量が増加し、赤魚などが高値相場で推移したこともあり、平均価格は上がった。

入荷数量 1,946トン(前年同月比:117%)

平均価格 1,070円(前年同月比:19円安)

5月

連休後は多くの魚種の取扱数量が減少し、全体の入荷量も減少した。

魚種によって金額の変動はあったが、概ね横ばいにて推移した。

入荷数量 1,452トン(前年同月比:89%)

平均価格 1,052円(前年同月比:22円高)

6月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

原料事情により単価の高い魚種の取扱数量が減少し、平均価格は下がった。

入荷数量 1,472トン(前年同月比:90%)

平均価格 973円(前年同月比:82円安)

7月

吉次、ツボダイ、スケソウダラ、クジラの取扱数量が増え、全体としても取扱数量は増加した。

前月と比較して、単価の高い魚種の取扱数量が増加し、平均価格は上がった。

入荷数量 1,619トン(前年同月比:105%)

平均価格 1,013円(前年同月比:18円安)

8月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

吉次は安値相場で推移し、サバ、ミンククジラは高値相場で推移した。

入荷数量 1,681トン(前年同月比:96%)

平均価格 1,095円(前年同月比:38円安)

9月

赤魚、冷凍サンマ、クジラの取扱数量は増加した。

単価の安い魚種の取り扱いが多く、平均価格は下がった。

入荷数量 1,578トン(前年同月比:106%)

平均価格 992円(前年同月比:139円安)

10月

吉次、クジラ、メヌケ類の取扱数量が増加した。

全体的に前年同月より安値相場で推移した。

入荷数量 1,623トン(前年同月比:99%)

平均価格 998円(前年同月比:102円安)

11月

銀タラ、サワラ、イワシの取扱数量は減少したが、年末に向けて、吉次、メヌケ、クジラの取扱数量が増加した。

年末に向けて、単価の高い魚種の取扱数量が増加したため、前月より平均価格は若干上がった。

入荷数量 1,684トン(前年同月比:96%)

平均価格 1,035円(前年同月比:36円安)

12月

前年同月より銀タラ、イカ、毛ガニの取扱数量が減少した。

前年同月よりイワシ、サンマの価格が上がったこともあり、全体の平均価格も上がった。

入荷数量 2,172トン(前年同月比:97%)

平均価格 1,342円(前年同月比:24円高)

3.塩干加工品

1月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

原料価格が高騰している品目もあるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,424トン(前年同月比:103%)

平均価格 788円(前年同月比: 26円安)

2月

単価高の影響もあり、前年同月より取扱数量は減少した。

概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,212トン(前年同月比:96%)

平均価格 853円(前年同月比:0円)

3月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

原料価格が高騰している品目もあるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,433トン(前年同月比:97%)

平均価格 878円(前年同月比:19円安)

4月

連休前の需要の高まりもあり、取扱数量は増加した。

前年同月よりやや安めの相場で推移した。

入荷数量 2,730トン(前年同月比:116%)

平均価格 912円(前年同月比:54円安)

5月

5月に入り、暑くなってきたこともあり、塩干品焼物の取扱数量は減少した。

原料の高騰は続いているが、前年同月よりやや安めの相場で推移した。

入荷数量 2,362トン(前年同月比:94%)

平均価格 858円(前年同月比:34円安)

6月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

全体的に原料、資材の価格高騰が続いている。

入荷数量 2,468トン(前年同月比:103%)

平均価格 889円(前年同月比:13円安)

7月

前年同月より気温の低い日が続いたこともあり、全体の取扱数量は増加した。

前月同様、全体的に原料の価格が高騰してきている。

入荷数量 2,401トン(前年同月比:104%)

平均価格 1,013円(前年同月比:7円安)

8月

前月に比べ、シマホッケ、赤魚中心に原料価格が下がったこともあり、取扱数量は増加した。

原料価格が下がったこともあり、平均価格も下がった。

入荷数量 2,532トン(前年同月比:104%)

平均価格 933円(前年同月比:84円安)

9月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,481トン(前年同月比:105%)

平均価格 908円(前年同月比:14円安)

10月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

ホッケをはじめ、原料価格が下がったことにより、平均価格も下がった。

入荷数量 2,658トン(前年同月比:100%)

平均価格 875円(前年同月比:25円安)

11月

一部品目の原料価格が下がったこともあり、全体の取扱数量は増加した。

概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 2,781トン(前年同月比:105%)

平均価格 906円(前年同月比:9円高)

12月

概ね前年同月並みの入荷量であった。

概ね前年同月並みの相場で推移した。

入荷数量 3,212トン(前年同月比:101%)

平均価格 1,036円(前年同月比:1円安)

お問い合わせ

経済局中央卸売市場管理課

仙台市若林区卸町4-3-1

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