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更新日:2021年3月19日

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水産物部市況概要(令和2年)

1.鮮魚

1月

ブリ、タラ、ナメタガレイの入荷は順調であったが、ビンチョウマグロ、イワシの入荷は少なかった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,749トン(前年同月比98%)
  • 平均価格:1,105円(前年同月比58円高)

2月

前年同月に比べ、タラ、ブリは順調に入荷したが、カツオ、スルメイカの入荷は少なかった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,945トン(前年同月比102%)
  • 平均価格:1,007円(前年同月比12円高)

3月

時化の影響もあり、全体的に前年同月より入荷は少なかった。

コロナウイルスの影響により、タイ、ヒラメを中心に相場は落ち込んだ。

  • 入荷数量:2,004トン(前年同月比91%)
  • 平均価格:961円(前年同月比21円安)

4月

コロナウイルスの影響で消費が落ち込み、前年同月より入荷は減少した。

高級魚は安値相場で推移、大衆魚は概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,785トン(前年同月比74%)
  • 平均価格:828円(前年同月比97円安)

5月

前年同月に比べ、ブリ、イワシ、スルメイカの入荷は順調であったが、カツオ、マグロの入荷は少なかった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,932トン(前年同月比79%)
  • 平均価格:864円(前年同月比10円安)

6月

ブリ、イワシ、スルメイカの入荷は順調であったが、カツオ、ホヤの入荷は少なかった。

高級食材等、業務筋向けの魚種は安値相場で推移した。

  • 入荷数量:2,229トン(前年同月比98%)
  • 平均価格:867円(前年同月比16円安)

7月

ブリ、イワシ、スルメイカの入荷は順調であったが、カツオの入荷は不安定であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,170トン(前年同月比94%)
  • 平均価格:878円(前年同月比2円安)

8月

サンマの水揚げは不漁だった前年よりも少なかったが、ブリ、イワシの入荷は安定していた。

サンマ、カツオは高値相場で推移したが、全体的には前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,192トン(前年同月比97%)
  • 平均価格:943円(前年同月比52円安)

9月

サンマ、秋サケの入荷が少なく、全体の入荷量も前年同月より減少した。

サンマ、秋サケが高値相場で推移したことにより、前年同月より平均価格は上がった。

  • 入荷数量:1,792トン(前年同月比84%)
  • 平均価格:1,054円(前年同月比62円高)

10月

生サンマは不漁の影響で少ない入荷であったが、タラ類の入荷は順調であった。

全体的に浜相場は高めで推移したため、平均価格も上がった。

  • 入荷数量:2,196トン(前年同月比104%)
  • 平均価格:1,076円(前年同月比76円高)

11月

道東の真ダラの入荷は順調であったが、前月に引き続きサンマ、秋サケの入荷が少なく、全体の入荷数量は前年同月より減少した。

不漁の魚種は高値相場で推移したが、全体的には概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,984トン(前年同月比93%)
  • 平均価格:1,032円(前年同月比29円安)

12月

ナメタガレイの入荷は順調であったが、タラ類、イワシ等の大衆魚の入荷は水揚げ減少の影響で少なかった。

大衆魚は全体的に前年同月よりやや高値相場で推移した。

  • 入荷数量:2,273トン(前年同月比89%)
  • 平均価格:1,285円(前年同月比67円高)

 

2.冷凍品

1月

需要期の12月に比べ、全体的に取扱数量は減少した。

銀タラを中心に単価の安い魚種の取扱数量が増加したため、平均価格は下がった。

  • 入荷数量:1,260トン(前年同月比102%)
  • 平均価格:1,002円(前年同月比22円安)

2月

銀タラ、吉次、クジラ、ホタテの取扱数量が増加した。

魚種にもよるが、前年同月よりやや安めの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,390トン(前年同月比91%)
  • 平均価格:1,010円(前年同月比31円安)

3月

コロナウイルスの影響もあり、前年同月より取扱数量は減少した。

魚種にもよるが、前年同月よりやや高めの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,561トン(前年同月比82%)
  • 平均価格:953円(前年同月比60円高)

4月

コロナウイルスの影響で消費が落ち込み、前年同月より取扱数量は減少した。

需要の減少による影響もあり、全体的に前年同月より安値相場で推移した。

  • 入荷数量:1,776トン(前年同月比91%)
  • 平均価格:893円(前年同月比177円安)

5月

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの取扱数量であった。

全体的に荷動きが鈍く、前年同月より安値相場で推移した。

  • 入荷数量:1,551トン(前年同月比107%)
  • 平均価格:905円(前年同月比147円安)

6月

前月より銀タラやホタテ、メヌケ等高級食材の取扱数量は増加した。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:1,468トン(前年同月比0%)
  • 平均価格:965円(前年同月比8円安)

7月

銀タラ、ホタテ、ニシンの取扱数量が増加した。

銀タラ、ホタテ、赤魚は安値相場で推移した。

  • 入荷数量:1,546トン(前年同月比95%)
  • 平均価格:948円(前年同月比65円安)

8月

銀タラ、ホタテ類の取扱数量は価格が下がったことにより増加した。

前年同月より相場が下がった魚種が多く、平均価格は下がった。

  • 入荷数量:1,630トン(前年同月比97%)
  • 平均価格:1,044円(前年同月比51円安)

9月

真ダラ、塩サバ、銀タラの取扱数量が増加した。

前年同月より価格の安い魚種の取扱数量が増加したこともあり、平均価格は下がった。

  • 入荷数量:1,570トン(前年同月比0%)
  • 平均価格:947円(前年同月比45円安)

10月

前年同月より主要魚種の価格が下がったこともあり、取扱数量は増加した。

前年同月より主要魚種の価格が下がり、全体の平均価格も下がった。

  • 入荷数量:1,916トン(前年同月比118%)
  • 平均価格:935円(前年同月比63円安)

11月

平均価格が下がった魚種が多く、その影響もあり取扱数量は増加した。

前年同月より平均価格が下がった魚種が多かった。

  • 入荷数量:1,770トン(前年同月比105%)
  • 平均価格:1,016円(前年同月比19円安)

12月

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの入荷量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,257トン(前年同月比104%)
  • 平均価格:1,324円(前年同月比18円安)

 

3.塩干加工品

1月

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの入荷量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,391トン(前年同月比99%)
  • 平均価格:783円(前年同月比5円安)

2月

月の前半は前年同月並みの取扱数量であったが、月の後半は塩干品の取扱数量が増加した。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,361トン(前年同月比107%)
  • 平均価格:853円(前年同月比0円)

3月

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの取扱数量であった。

原料単価の上げ止めと単価の安い魚種の取扱数量が増えたこともあり、前年同月よりやや安めの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,632トン(前年同月比108%)
  • 平均価格:830円(前年同月比48円安)

4月

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの取扱数量であった。

干物関係の原料単価が下がったこともあり、前年同月より平均価格は下がった。

  • 入荷数量:2,679トン(前年同月比98%)
  • 平均価格:877円(前年同月比35円安)

5月

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの取扱数量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,466トン(前年同月比104%)
  • 平均価格:857円(前年同月比1円安)

6月

原料不足によりシシャモの取扱数量は減少したが、入荷が順調な中国産うなぎの取扱数量は増加した。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,618トン(前年同月比106%)
  • 平均価格:875円(前年同月比14円安)

7月

中国産ウナギやシマホッケをはじめ、全体的に前年同月より取扱数量は増加した。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,966トン(前年同月比123%)
  • 平均価格:903円(前年同月比110円安)

8月

シラス、ホッケの取扱数量は価格が下がったことにより増加した。

シラス、ホッケ、ウナギは前年同月より安値相場で推移した。

  • 入荷数量:2,789トン(前年同月比110%)
  • 平均価格:877円(前年同月比56円安)

9月

ホッケ、アジの取扱数量が増加した。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,511トン(前年同月比101%)
  • 平均価格:938円(前年同月比30円高)

10月

シマホッケ、笹かまぼこは価格が安定し、取扱数量は増加した。

価格は全体的に安定しており、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:2,884トン(前年同月比108%)
  • 平均価格:866円(前年同月比9円安)

11月

アジ、ホッケ、サンマ、シラス関係の取扱数量は増加した。

シラス関係は高値相場で推移、ウナギ関係も若干の相場高で推移した。

  • 入荷数量:2,798トン(前年同月比101%)
  • 平均価格:929円(前年同月比23円高)

12月

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの入荷量であった。

魚種にもよるが、概ね前年同月並みの相場で推移した。

  • 入荷数量:3,386トン(前年同月比105%)
  • 平均価格:1,020円(前年同月比16円安)

 

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