仙台市中央卸売市場再整備基本計画
令和6年度に策定しました仙台市中央卸売市場再整備基本構想を踏まえ、再整備の設計与条件等を整理し、具体的な市場機能や施設構成等を決定した基本計画を策定しました。
基本計画概要
再整備方針
- サプライチェーン(産地・集荷、物流、販売・消費の一連の工程)を取り巻く環境変化や課題に対して、「競争力・付加価値の強化」「効率・生産性の向上」「食育・食文化の普及」「賑わい創出」の4項目を重視した取り組みを推進します。
- 卸売市場に求められる役割・取り組みを踏まえ、品質管理・衛生管理、生産性向上、集荷力強化、物流効率化、販売力強化、環境対策、市場経営・都市経営の観点から、再整備事業及び再整備後の市場運営において、積極的な取り組みを進め、「食品・物流・賑わいが共存する次世代型拠点市場~常に新しい価値・魅力を提供する仙台市中央卸売市場」へと変革を遂げるための再整備を推進します。
施設計画・動線計画
1 基本的な考え方
- 物流効率化を実現するため、現在と同様、中央通路を挟んで西側に水産棟、東側に青果棟を配置するとともに、各棟の北側に卸売業者エリア、南側に仲卸業者エリアを配置する。
- 場内の配送センターだけではなく場外の冷蔵庫・倉庫等の保管施設も活用している仙台市場の取引構造や施設の立地環境を踏まえ、必要な施設・機能を整備する。
- 主要施設の段差解消や主な建物にエレベータを設置するなど、誰もが安心して利用できる施設となるよう、場内事業者と連携しながら事業を推進する。
2 施設計画
- 水産物部は、加工品の取扱いや量販店出荷等の特徴を活かすため、水産棟と別に水産配送センターを水産棟北側に別棟で整備する。
- 青果部は、物流効率化や将来的な機能拡張等も想定し、現在、棟外に立地する青果配送センターや冷蔵庫を青果棟東側に配置し、一体の建物として整備する。
- 管理棟・関連棟は基本構想で配置を予定していた正門東側に整備し、商品や資材を販売する店舗は1階、飲食店やサービス業、管理事務所は上層階に配置する。
- 売買参加者や従業員の利便性向上を実現するため、現在、管理棟・中央棟が立地する市場中央部に駐車場棟を整備し、立体駐車場や買荷保管積込所、関連事業者倉庫等として使用する。
3 動線計画
- 水産物部、青果部とも、大型車両を中心とした入出荷車両の出入口は、現在と同様とする。
- 歩行者動線として、歩行者デッキや見学通路、回遊通路を整備し安全性・利便性を向上する。

施設規模
- 水産物部・青果部ともに取扱数量や施設の使用実態を踏まえ、低温流通や加工・冷凍冷蔵・保管・配送、ストックポイント等の必要な機能は確保しながら、施設規模を縮小する。
- 市場全体では約90,000平方メートルとなる見込みで、現状と比較して約5,900平方メートルの縮小を予定している。
事業スケジュール
- 令和8年度から令和9年度に掛けて基本設計を行い、その後、建物ごとに実施設計を進める。実施設計が完了した建物から工事に着手する。
- 既存施設の解体を含む再整備事業の完了は令和22年度を予定している。
