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更新日:2023年4月5日

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第66回 頼れる防災お母さん

頼れる防災お母さん

子育て中のお父さん、お母さん、忙しい毎日をお過ごしだと思います。家族会議
そんな中でも、大切なお子さんと家族のために、家庭の防災対策をしておきましょう。
私は、二児の母ということで、今回は、お母さん目線でおすすめする災害対策を紹介したいと思います。

 地震の後も家で過ごせる準備を

小さいお子さんがいる場合は特に、避難所は大勢の人と一緒に生活をしなければならないのでとても大変です。自分達に合った非常持ち出し袋の準備に併せて、地震の後でも家で過ごせる準備をしておいた方がいいと思います。

家の中の安全

家具転倒まずは、家にいる時に地震が来たら、家具、家電、雑貨の転倒や落下でケガなどしないような対策が重要です。また、玄関はもちろん、各部屋の出口が倒れたものや落ちたもので塞がらないような家具類の配置も確認してください。

普段から整理整頓しておくことも防災対策になります。例えば、キッチンには危険な物包丁がたくさんありますよね。包丁や重い鍋などは、出しっぱなしにしておくと、地鍋震が来た時に凶器になってしまいます。使い終わったらしまうようにしましょう。

子供部屋や玄関も物が多く乱雑だと、その場所に居る時に地震があった場合、危ないし、避難の邪魔になってしまいます。大きな地震が起こっても迅速に避難できる部屋であり、その後過ごせる部屋にしておくことが大切です。

 備蓄品

大きな災害時は、ライフラインの停止と同時に物流も停止することが考えられます。一般的な水・食料、防災用品に併せて、子育て家族だからこそ必要なものがあると思いますので、自分の家で準備しておくべきものを考えて、日頃から多めに備えておきましょう。

  • 赤ちゃんがいる家庭赤ちゃん用品
    ミルク・哺乳瓶消毒用品・離乳食・おむつ・おしりふき
    ※液体ミルクは、災害時に便利。平常時に使っておくと安心。             ※いつも食べているお菓子などもストックがあると役立ちます。                                           
    ※お出かけの時に持つママバックは、帰宅したら使ったものを補充しておくと、赤ちゃん用の非常持ち出し袋に。
  • 女性やお子さん                  
    化粧水・保湿クリーム・普段使っている薬・生理用品などリーション                  クリーム※かわいい防災グッズ、素敵なポーチにセットするなどテンションを上げるアイテムで楽しく準備しよう。
  • 妊婦さん
    入院や新生児用品の準備もなるべく早めに

普段からのコミュニケーションが大切

お迎え大きな災害の後、家族にすぐに会えない場合もあります。
その時どうするか、家族で話し合っておく必要があります。
保育所のお子さんを迎えに行けなかったら、誰にお願いするか。子供だけで留守番中だったらどうするか。ペットの様子を見てもらえる人はいるか。連絡方法は何を使うか。決めたら、協力者へお願いするなど準備することはたくさんありますが、大切な家族のためなのできちんと話合っておきましょう。

ライフラインが止まった中でお母さんと子供だけで過ごすことになるかもしれません。ママ友
そんな時は、近所の人や友人が頼りになります。近所の方とは、顔見知りになっておくといいですし、友人とはもしもの時は備蓄品を持ち寄るとか一緒に過ごそうなどと話しておくといいですね。ママ友は、交代で子供を見るとか、保育所からの引き渡しの協力もし合える、そして非常時に一緒に過ごせば、子供達もお友達が一緒でリラックスできると思います。
ぜひ、周りの人達と、もしもの時の話をする機会を作ってみてください。
 

お問い合わせ

危機管理局減災推進課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎2階

電話番号:022-214-3109

ファクス:022-214-8096