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更新日:2023年8月2日

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不登校児童生徒等への支援

 不登校の未然防止や早期発見、早期対応を推進するため、児童生徒一人一人の状況に応じた環境づくりや支援の充実に取り組んでいます。

 

支援の全体像

 児童生徒の学校内での居場所づくりや個別の支援、学校外での支援、各種相談体制の充実などを進めています。

 

主な取組

不登校に係る教職員の力量向上や学校の組織力向上のための取組

  • 各校の「不登校支援コーディネーター」を中心とした組織的な支援を進めています。
  • いじめ、不登校、発達障害等に対応するため、「児童支援教諭」を小学校に配置し、指導の中核、コーディネーターとしての役割を果たします。
  • 管理職や不登校児童生徒に関わる担当者を対象とした不登校児童生徒の理解と支援に係るスキルアップを図るための研修の充実を図っています。
  • 「いじめ・不登校対策推進協力校」を指定し、市立学校におけるいじめ・不登校の問題に対する適切な指導や組織的な対応について研究し、本市における指導体制の改善と充実を図っています。
  • 教育相談課内に「いじめ不登校対応支援チーム」を設置し、全市立学校の巡回訪問を行い、各校の組織体制や取組状況の確認、及び助言等を行っています。

 

教員以外の立場の大人や専門家による児童生徒への支援

  • 「学校訪問対応相談員」を、在籍する学級外での居場所となる別室等へ派遣し、学習や心の安定の支援をしています。
  • 「心の専門家」であるスクールカウンセラーや、「福祉の専門家」であるスクールソーシャルワーカーによる児童生徒及び保護者に対する相談支援を行っています。
  • いじめや不登校、問題行動等の未然防止につなげるため、児童生徒が気軽に相談でき、教員とは異なる第三者的な存在として、「さわやか相談員」を小学校・中学校・特別支援学校に配置しています。

 

学校外での支援

  • 適応指導センター「児遊の杜」や適応指導教室「杜のひろば」での個別・小集団での学習や体験活動など、学校外で児童生徒への支援を行っています。

  適応指導センターホームページはこちら(外部サイトへリンク)

  • 不登校についての悩みを抱える家庭を支援するため、教育相談室での不登校相談や、適応指導センターでの「親の会」の開催など、保護者への支援を行っています
  • 指導主事の学校訪問による指導・支援や研修会の開催、支援団体と協力した支援活動の実施、教員ボランティア「ハートフルサポーター」による教育相談や自然体験活動などの企画・支援、学生を対象にしたボランティア養成講座を実施しています。

 

多様な教育機会の確保

  • 在籍する学級外での居場所「ステーション(在籍学級外教室)」を設置し、専任教諭の配置やスクールカウンセラー、学校訪問対応相談員等の支援などを行い、その拡充を進めています。(令和4年度現在、中学校20校に設置)
  • 家庭にひきこもりがちで、学校外の公的機関や民間施設等に通級市内不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習を行った場合の、指導要録上の出席の取扱いに関するガイドラインを作成し、学習支援オンライン教材の提供も行っています。
  • 児童生徒が通所する不登校特例校やフリースクール等の民間施設との情報交換会を開催し、連携を図っています。
  • 不登校対策の推進のため、長期欠席児童生徒の状況及び別室の利用状況、学校の取組と対応等についての調査や、外部の有識者からなる意見交換を実施し、児童生徒の不登校の現状と課題の分析や評価を行い、効果的な不登校施策を検討し、実施へとつなげていきます。

不登校支援情報誌「With」

 不登校への理解、子どもの発達、多様な学びの場や学びの選択などについて特集した情報誌です。

 不登校支援情報誌「With」

 

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教育局教育相談課

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