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更新日:2025年7月30日
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仙台市では、「杜の都」の伝統を未来に継承するとともに、緑に包まれる都市を創造するため、市民・市民活動団体・事業者・行政がちからをあわせ、緑の保全・創出・普及に取り組んでいます。
本調査は、仙台市全域の緑の分布や推移等を航空写真から把握し、緑の保全・創出・普及に関する基礎資料にすることを目的として、5年ごとに調査しています。
令和6年度の「緑の分布調査」では、衛星画像をもとにから合成画像や解析用の指標画像を作成し、樹林地、草地、農耕地、水面などの緑被地を抽出・分類を行いました。特に樹林地と草地については、赤色の可視光(赤域)と近赤外域を用いて作成した「植生指標画像」を活用しました。
植物は、可視光よりも波長の長い近赤外域の光を強く反射する性質があります。この性質を利用して、赤域と近赤外域のデータから植生指標を算出し、その指標画像を処理することで植生の分布領域を抽出しました。
抽出したデータは、緑被地の種類ごとに分類し、市街化区域、市街化調整区域、都市計画区域外、行政区などの区域別に面積を集計し、仙台市における緑の分布状況を分析しました。
緑被地は、樹木、草、芝などで覆われた土地や農耕地及び水面のことです。これらの緑被地の面積を任意の区域で集計し、対象区域の面積で緑被地の面積を割った割合を緑被率といいます。
緑には、地域の環境を改善し、防災性を向上させ、遊び場を提供し、景観を良くする機能があります。緑被率は、その地域や都市の快適さを示す指標の一つとして認識されています。仙台市では、緑の政策において、公園を整備し、樹林地や農地を保全し、公共施設や道路の緑を整備し育成することで、仙台市としての緑被率を維持・増加できるよう努めています。
【緑被分布図】
調査結果については下記をご覧ください。
令和6年度仙台市緑の分布調査パンフレット(PDF:5,594KB)
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