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更新日:2016年9月20日

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仙台市名誉市民の推戴について(発表内容)

このたび、東北工業大学理事長の岩崎俊一(いわさき・しゅんいち)氏を本市の名誉市民として推戴することといたしましたので、ご報告いたします。

岩崎先生は磁気記録方式の高密度化について研究を進め、磁気テープや磁気ディスクの大容量化、ハードディスク装置の小型化を実現され、電子工学および電子工業の発展のみならず、今日の情報社会の発展に世界的な貢献をされました。

また、昭和61年に東北大学電気通信研究所所長、平成元年に東北工業大学学長、平成16年には同大学理事長に就任されまして、高等教育の振興にもご尽力いただいており、学都・仙台の発展に大きく寄与されておられます。

岩崎先生のご功績に対しましては、昭和62年に日本学士院賞、文化功労者、平成15年に瑞宝重光章(ずいほうじゅうこうしょう)、平成22年に日本国際賞、平成25年に文化勲章、平成26年、本年ですが、ベンジャミン・フランクリン・メダルが授与されております。仙台市といたしましても、平成11年に特別市政功労者として表彰申し上げているところです。

岩崎先生は、私ども仙台市民にとりまして、まさに郷土の誇りとするところであり、心からの尊敬と感謝を込めまして、名誉市民として推戴申し上げるものです。

今後、第2回定例会に諮り、同意をいただいたうえで、来る7月7日の市制施行125周年記念式におきまして、名誉市民として顕彰したいと考えております。

仙台市長 奥山 恵美子