平成26年第3回定例会に提出する議案について、お知らせいたします。

招集日は、9月5日（金曜）でございます。

議案の件数は、条例案件が12件、人事案件が2件、その他案件が14件、補正予算が3件、決算認定に関する件が7件、合計38件です。

はじめに、主な条例案件等についてご説明いたします。資料1（PDF：205KB）をご覧ください。

まず、「1仙台市幼稚園型、保育所型及び地方裁量型の認定こども園の認定の要件を定める条例」でございます。これは、宮城県の条例改正により、本市域内の幼保連携型以外の認定こども園につきまして、11月から認定等に関する事務を本市が行うことに伴い、その認定要件を定めるものでございます。

次に、「2仙台市放課後児童健全育成事業及び家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」でございます。これは、「児童福祉法」の改正に伴い、設備および運営に関する基準を条例で定めることとされました2つの事業につきまして、1本の新規条例として、あらためてご提案するものでございます。

次に、「3仙台市個人情報保護条例の一部を改正する条例」でございます。これは、いわゆる「マイナンバー法」の制定を受けまして、個人番号を含む個人情報を保有する場合に必要となる「特定個人情報保護評価」に対する第三者点検を、既存の「仙台市個人情報保護審議会」において行うこととするものでございます。

次に、「4仙台市市税条例の一部を改正する条例」でございます。これは、「地方税法」の改正を踏まえ、軽自動車税の税率を改定するとともに、公害防止用の施設等に対する固定資産税を減額するため、課税標準の特例割合を定める等のものでございます。

次に、「8仙台市営住宅条例の一部を改正する条例」でございます。これは、戸建ての復興公営住宅として、荒井東第二市営住宅を設置するものでございます。

次に、「11仙台市学校条例の一部を改正する条例」でございます。これは、平成23年度から実施しております、市立高校などの入学者選抜手数料、入学金および授業料の減免等を、27年度も引き続き実施するものでございます。

次に、「12仙台市乗合自動車運賃条例及び仙台市高速鉄道運賃条例の一部を改正する条例」でございます。これは、地下鉄とバスにICカード乗車券「イクスカ」を導入するために必要な事項を定めるものでございます。

次に、「21財産の取得に関する件」でございますが、これは、広瀬中学校の生徒数の増加に対応するため、（仮称）広瀬第二中学校用地を取得するものでございます。

続きまして、補正予算案につきまして、概要をまとめました資料2-1（PDF：115KB）に基づきご説明いたします。

今回の補正は、一般会計におきまして25億1千3百万円の増額および債務負担行為の補正、特別会計におきまして1千5百万円の増額、企業会計におきまして3千百万円の減額および債務負担行為の設定を行うこととしております。

歳出における主な補正項目でございますが、まず総務費では、復興交付金の第9次申請に対する交付可能額通知に基づき、基金への積立を行う予算を追加いたしますとともに、健康福祉費では、公立保育所の民営化に伴う施設整備費補助金に係る債務負担行為の設定などの予算措置を講じております。

土木費では、現在整備中の八木山動物公園駅駐車場の指定管理者選定のための債務負担行為を設定いたします。

消防費では、東六郷地区における津波避難施設整備のための予算を増額しております。なお、この整備は、この後の災害復旧費のところで出てまいります同地区の消防団施設やコミュニティ・センターの災害復旧と合わせて行うものでございます。

教育費における補正項目は、いずれも工事の設計や年度割りの変更等に伴い必要となる予算措置を講じるものでございます。

次に、特別会計でございますが、母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計におきまして、父子福祉資金貸付のための貸付金等の予算を計上するものでございます。

最後に、企業会計でございますが、病院事業会計におきまして、現病院運営に係る廃棄物収集運搬・処分の委託業務の一部が翌年度にまでわたる見込みとなったことなどから、所要の予算措置を講じるものでございます。

仙台市長 奥山 恵美子