令和4年5月17日

新型コロナウイルス感染症および令和4年3月16日に発生いたしました福島県沖を震源とする地震の影響で売り上げが大きく落ち込んだ市内の宿泊事業者に対しまして、「仙台市宿泊事業者事業継続支援金」制度を創設いたしました。本日5月17日から申請の受け付けを開始いたしますのでお知らせをいたします。

支給の対象となりますのは、市内で旅館、ホテル等を営んでいる事業者の方々で、新型コロナウイルス感染症に加え、3月16日に発生した福島県沖地震の影響で、令和4年3月または4月の売り上げが過去3年間のいずれかの同じ月と比べて30％以上減少していること、かつ、当該地震の影響で宿泊施設の建物および設備に合計100万円以上の被害が生じていることが要件となります。支給金額は宿泊施設の建物・設備の被害額の10％で、1事業者あたりの上限額は2千万円でございます。本日から問い合わせ専用ダイヤルを設置いたしますとともに、5月23日にはオンライン説明会を開催し、この支援金をご活用いただけるよう対応してまいりたいと存じます。宿泊事業者の方々には本市からのご案内をお送りいたします。申請後、書類の確認や現地への調査などを経まして、受け付けからおおむね1カ月程度で支給できるよう努めてまいります。

長引くコロナ禍に加えまして、先日の地震により大きな被害がございました宿泊事業者の皆さまは大変苦しい状況が続いていることと存じます。本市といたしまして、支援金をできるだけ早くお届けするとともに、今後宿泊需要の喚起策を講じるなど、交流人口の回復、拡大に向けて取り組んでまいる考えでございます。

 

仙台市長　郡　和子