更新日:2023年3月13日

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東日本大震災仙台市追悼式(令和4年度)を開催しました

令和5年3月11日、新田東総合運動場宮城野体育館において東日本大震災仙台市追悼式を開催いたしました。

約250名の方々にご参列いただき、地震発生時刻の午後2時46分に全員で黙とうをささげました。

 

追悼の言葉

 

当たり前の日常を突然にして奪い去った、未曽有の大災害から12年。筆舌に尽くしがたい悲しみの中、復興への誓いを胸に歩み続けてきた私たちは、今年もまた、この日を迎えることになりました。犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げ、哀悼の意を表します。

震災により奪われた、住み慣れた街並み。被災された多くの方々は、かつて息づいていた暮らしの記憶を胸に、それぞれの復興へ向けて立ち上がりました。そして、私たちには、その想いの数々を、次の時代に繋ぎとめていく責務があります。

東部沿岸地区では、復旧復興の進展とともに、新たな海辺の魅力創出の取組みが、花を咲かせてきております。海浜エリアが賑わいと回遊性を持った新しい姿へと生まれ変わることができるよう、歩みを続けていきます。

また、昨年、「中心部震災メモリアル拠点」を青葉山エリアに整備することを決定いたしました。この新たな拠点を通して、災害を受け止め、乗り越えていく術、すなわち「災害文化」を未来に向けて創造・継承してまいります。

この地球で生きる私たちにとって、災害は避けることができません。しかし、その被害を防ぐ、あるいは軽減する防災・減災の道を模索することはできます。

平成27年の第3回国連防災世界会議において採択された国際的な防災の指針「仙台防災枠組」は、目標となる2030年に向けて、折り返し時期を迎えます。今年度、仙台市では、基礎自治体としていち早く、この枠組の進捗に関する中間評価を行ったところです。

世界では、今この時も、多くの生命や暮らしが脅かされています。形は違えども、被災地として、命を守る行動の大切さを訴え続けてきた私たち仙台市民の思いや行動は、その重要性を増しています。109万市民の皆様と手を携えながら、変わらぬ信念のもと、安全・安心で希望に満ちた都市づくりに努めていくことをお誓いし、追悼の言葉といたします。

                            

                            令和5年3月11日   仙台市長  郡 和子

 

追悼式の概要

1 日時

3月11日(土曜) 14時30分から16時

2 会場

新田東総合運動場 宮城野体育館(仙台市宮城野区新田東4丁目1-1)(施設ホームページ(外部サイトへリンク)

3 主な内容

  • 献奏
  • 黙とう
  • 式辞
  • 追悼の辞
  • 演奏
  • 献花

お問い合わせ

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