ホーム > 市政情報 > ともに、前へ 仙台 ―東日本大震災に関する情報― > 東日本大震災関連の催し > 東日本大震災仙台市追悼式 > 東日本大震災仙台市追悼式(令和6年度)を開催しました
ページID:79602
更新日:2025年3月13日
ここから本文です。
令和7年3月11日、新田東総合運動場宮城野体育館において東日本大震災仙台市追悼式を開催いたしました。
約180名の方々にご参列いただき、地震発生時刻の午後2時46分に全員で黙とうをささげました。
追悼の言葉
東日本大震災が多くの尊い命を奪い、この地に未曾有の被害をもたらしてから14年が経過しました。時を経ても「あの日の朝に戻れたなら」という思いはご遺族の皆さまの心から消えることはなく、私自身、亡くなられた方々のご無念や、ご遺族の深い悲しみに心を寄せるたび、今なお胸が締めつけられる思いがいたします。
深い悲しみを抱えながらも、故郷の再生を目指し立ち上がった多くの方々の姿があり、「もう二度と同じ悲しみを繰り返さない」と決意したことを鮮明に覚えています。
震災を経験した本市としても、これからも起こりうる災害に備え、命を守る責務を有するという考えのもと、市民の皆さまとともに復興に取り組んでまいりました。
東部沿岸地域では、多様な主体が連携し、新たな賑わいづくりが進められています。多くの人を惹きつける、魅力ある地域となることを目指し、さらなる取組みを続けてまいります。
近年、大規模な自然災害が続いております。能登半島では昨年1月に地震と津波、9月には豪雨により甚大な被害をもたらすなど、各地で地震や豪雨を始めとする自然災害は後を絶ちません。
昨年10月、本市の「防災環境都市づくり」が高く評価され、国連防災機関より、国内で初めて、他の都市に知見を共有し、支援する役割を担う「MCR2030レジリエンス・ハブ」の認定を受けました。11月には、自然災害に対応する観光分野の強靭性を議論する「観光レジリエンスサミット」が本市で開催され、被災地の観光復興の取組みなどを世界に発信しました。
今後も「災害は必ず発生する」という認識と備えを日常生活の中で広める「災害文化」を根付かせ、震災の教訓を後世に引き継ぐとともに、安全安心なまちづくりに取り組んでまいる所存です。
犠牲となられた方々の御霊が安らかでありますことを心からお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さま、そして市民の皆さまが健やかに日々を送られることを願い、哀悼の言葉といたします。
令和7年3月11日 仙台市長 郡 和子
3月11日(火曜) 14時30分から16時
新田東総合運動場 宮城野体育館(仙台市宮城野区新田東4丁目1-1)(施設ホームページ(外部サイトへリンク))
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.