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更新日:2023年12月11日
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令和5年11月1日(水曜日)から令和5年11月5日(日曜日)までの日程(※1日と5日は移動日)で、タイとの観光・経済交流の早期回復とさらなる拡大を図るため、市長をはじめとする訪問団がタイ・バンコクを訪問しました。
今回は、山形市をはじめ山形市内の関係機関の方々にも訪問団に加わっていただき、仙山連携で現地旅行会社を対象とした観光PRイベントを開催したほか、関係機関を訪問し、運休中の仙台-バンコク定期便の再開に向けた働きかけを行いました。また、現地日系企業を訪問し、市内事業者等のタイ市場進出について意見交換を行いました。
本市と観光に関する相互協力協定を締結しているタイ国政府観光庁(TAT)の新総裁(今年9月に就任)ターパニー・キアットパイブーン氏と面会しました。訪問ではTATとの協定に基づくこれまでの観光交流促進のための取り組みを紹介し、仙台-バンコク定期便の早期再開への支援とタイから仙台・東北へのさらなる送客への協力を依頼しました。ターパニー総裁からは、仙台-バンコク定期便の再開に向けて引き続きタイ国際航空に働きかけていくことや、今後のタイと仙台・東北間における相互協力の必要性についてお話をいただきました。
TATターパニー総裁との記念撮影 | TATとの記念撮影 |
本市主催の現地旅行会社向け観光PRイベントを開催し、市長及び山形市副市長、東北観光推進機構理事長、及び仙台・山形を中心とした地域の観光関連事業者による、各地域や事業等を紹介するセミナーを実施しました。セミナーの後には商談会及び交流会も行われ、仙台・山形・東北への旅行商品造成につながるよう、仙台市・山形市・東北観光推進機構・各事業者から直接、現地旅行代理店等に対しPRを行いました。
市長の仙台観光プレゼンテーション | 商談会の様子 |
商談会の様子 | 記念撮影 |
梨田和也特命全権大使を表敬訪問し、仙台・山形・東北におけるインバウンドの状況説明とともに、今後の仙台-バンコク定期便の再開について協力依頼を行いました。梨田大使からは、観光・経済分野におけるタイの現状や、今後のタイ国内におけるインバウンド関連事業予定等についてのご説明をいただき、今後のタイとのさらなる交流促進につながる意見交換の機会となりました。
在タイ王国日本国大使館訪問の様子 | 在タイ王国日本国大使館記念撮影 |
CEOのチャイ・エアムシリ氏と面会し、今年12月の仙台-バンコクチャーター便運航への感謝を伝えるとともに、定期便再開の見通しについて確認し、早期再開とタイから仙台・東北への送客を依頼しました。また仙台・東北の夏祭りなど四季折々の魅力をお伝えし、年間を通じた搭乗率向上に向けたイメージの共有を図りました。チャイCEOからは、路線拡大に向けて航空機材の調達に動いており、仙台便の再開についてもご検討いただいている状況とのご説明をいただきました。
タイ国際航空訪問の様子 | タイ国際航空記念撮影 |
社長の石井健雄氏と面会し、ヘルスケア分野における市内事業者等の海外販路拡大等について意見交換を行ったほか、介護・医療用商材のショールームを視察しました。
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パラマウントベッドタイランド訪問の様子 | ショールーム視察の様子 |
社長の前田滋樹氏と面会し、バンコク線直行便の再開に向けた引き続きの連携について依頼するとともに、タイとの経済交流について意見交換を行いました。
豊田通商タイランド訪問の様子 | 豊田通商タイランド記念撮影 |
3年間の大規模なリニューアル工事を経て昨年9月に再オープンし、APECをはじめ数々の国際会議が開かれているタイ・バンコクの国営コンベンションセンター、クイーンシリキット国際会議場にて、施設設備や周辺環境の視察を行いました。
クイーンシリキット国際会議場視察の様子 |
みやぎ観光PR大使でありタイ在住・元ベガルタ仙台所属の大久保剛志選手が開校した、タイ・バンコクのサッカーアカデミーを表敬訪問しました。大久保選手は、タイと東北のサッカーを楽しむ少年少女の架け橋を目指してタイを拠点に活動しています。当日は子供たちから日本語での歓迎あいさつもいただき、仙台とタイとのサッカーを通じた交流を更に深める機会となりました。
YUKI FOOTBALL ACADEMY表敬訪問の様子 | YUKI FOOTBALL ACADEMY記念撮影 |
今回のタイ訪問では、山形市から井上副市長にもご同行いただき、仙山連携を軸にしながら、地元関係機関の方々とともに、タイからの誘客促進に取り組んでまいりました。現地では、現地旅行会社の方々向けに本市主催の観光PRイベントを開催し、仙台市・山形市そして東北の観光の魅力をお伝えしました。仙台・山形から参加した事業者の方々からは、新たなビジネスにつながる話もあったと聞いており、誘客拡大の手応えを感じるイベントとなりました。
タイ国際航空の訪問では、現在運休となっている仙台-バンコク間定期便の、一日も早い再開を要請してまいりました。再開に向けての検討状況や、路線の拡大に必要となる航空機の導入など、前回の訪問よりもさらに具体的な意見交換をさせていただくことができたと感じており、引き続き関係機関の皆様とも連携を図りながら、協議を進めてまいりたいと存じます。
本市では、今年度を「観光再生元年」と位置付けており、域内のインバウンド促進に取り組んでおりますが、仙台・東北の認知度が確実に高まってきていることが感じられた印象深い訪問となりました。今後も観光交流はもちろんのこと、物流やビジネスなど、様々な分野でのタイとの交流促進に向け、力を尽くしてまいりたいと思います。
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