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更新日:2023年3月29日
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近年、クマ、サル、イノシシ等による農作物等への被害が中山間地域を中心に深刻化しているほか、市街地ではカラス、ドバト、ハクビシンなどによる家屋の汚損等の被害が発生しています。
これら野生鳥獣による被害を防ぐ対策としては、大きく分けて、鳥獣を田畑や住居などに近寄らせないことによって被害を防ぐ「被害防除」と、鳥獣を直接取り除くことにより被害を防ぐ「捕獲」の2つがあり、これらを効果的に組み合わせて行う必要があります。
野生鳥獣による被害を防ぐためには、野生鳥獣の習性などを正しく理解すると共に、仙台市と地域の方々、関係団体等が各々の役割分担のもと連携を図りながら対策を進めていくことが重要となってきます。
個人の所有財産である農作物等を守るという意味で、被害防除は市民の皆様自らが行うことが原則となります。
一方、クマ・サル・イノシシへの対策は、「経済的負担が大きい」、「急速に被害地域が拡大している」など、一個人の手に負える問題ではなくなってきており、仙台市としても被害防除への支援などを行っています。
野生鳥獣を田畑や住居などに近寄らせないため、市民の皆様には、以下の取り組みをお願いします。
※被害防除は、個人で行うよりも集落単位で行う方が有効です。地域をあげて被害防除を行うための話し合いを持ちましょう。
野生鳥獣は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により保護されているため、自由に捕獲することはできません。
ただし、適切な被害防除策を講じているにもかかわらず、農作物や生活環境への被害を防ぎきれない場合、許可を受けた上で有害鳥獣として捕獲が可能です。
(原則として、捕獲の方法に応じた種類の狩猟免許を受けている必要があります)
<仙台市が行う捕獲許可事務>
提出書類等の詳細は、各区役所・総合支所の野生鳥獣担当窓口にご相談下さい。
早期に効果的な対策を実施して野生鳥獣による被害を最小限に食い止めるためには、被害の状況・実態を正確に把握することが必要となります。
被害があった場合や、被害を発生させる恐れのある野生鳥獣を人家や農地の近くで見かけた場合には、お住まいの区役所等にご連絡ください。
<野生鳥獣担当窓口>
※経済局農業振興課(農作物被害関係、電話:022-214-8334)、環境局環境共生課(その他の被害関係、電話:022-214-0013)でも相談を受け付けています。
下記の情報について、過去5年分のデータを公開しています。
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