ホーム > くらしの情報 > 自然・動物・農業 > ペット・野生鳥獣・生物多様性 > 野生鳥獣対策 > ツキノワグマ対策について
ページID:14181
更新日:2025年10月15日
ここから本文です。
令和7年度は、例年に比べ秋のクマ出没件数が増加し、人身被害のリスクが高まっています。
秋はクマが冬眠に備えてエサを求めるため、人里近くにも出没することがあります。柿や栗はクマが特に好むため、早めに収穫しましょう。
正しい対策を知って身を守りましょう!


新聞、ラジオ、仙台市からの出没情報を確認し、クマが出没している場所にはできるだけ近づかないようにしましょう。
早朝と夕方の薄暗い時間帯の外出は控えましょう。また、川沿いや樹林帯、ヤブの近くは注意しましょう。
クマがいるような場所にやむを得ず近づく場合は、鈴やラジオなどで音を出して、自分の存在をクマに知らせましょう。
※一般的に言われている「死んだふり」による被害防止には科学的な根拠はありません。
クマを目撃した際は、各区役所・総合支所または最寄りの警察署に情報をお寄せ下さい。
一般的にクマは臆病な動物であるため、人を見れば逃げることが多いですが、野菜や果実、ペットのエサなどクマを引き寄せる物(誘引物)があると、繰り返し出没することがあります。また、市街地などに出てきたクマが、うまく森や山に帰られず、留まってしまうことがあります。このような場合、捕獲をすることもありますので、各区役所、総合支所または最寄りの警察に情報をお寄せください。
「出没情報」は、市民の皆さまから寄せられた目撃情報や、爪痕やフンなどの痕跡を基にお知らせしています。
仙台市内でクマの出没情報が寄せられた際に、「仙台市メール配信サービス(クマ出没情報)」の情報をもとに、事前に仙台市LINE公式アカウントに登録して受信設定をしているアカウントへ出没情報を配信します。
ご利用いただくには、無料SNSアプリ「LINE(ライン)」での友だち登録と「クマ出没」の受信設定が必要となります。「仙台市LINE公式アカウント」のページから、友だち登録と「クマ出没」の受信をご設定ください。
仙台市内でクマの出没情報が寄せられた際に、事前に登録されているメールアドレスへ出没情報を配信します。ご利用いただくには、事前登録が必要となります。
「仙台市メール配信サービスのご案内」のページから、仙台市からのお知らせの「クマ出没情報」の利用をご登録ください。
仙台市内のクマの出没地点を、「せんだいくらしのマップ」内の「クマ出没情報マップ(外部サイトへリンク)」に足跡マークで表示しています。足跡マークを選ぶと、その出没に関する情報も確認することができます。
また、クマ出没情報マップ内の出没情報一覧表は、年度ごとに古い順に並んでいます。(「並び順設定」の次に「並べ替え」ボタンをクリックすることで、一覧表を最新のクマ出没情報から順に並べ替えることができます。)
仙台市内に生息するクマはツキノワグマです。
ツキノワグマは視力があまり良くないので、主に聴覚と嗅覚に頼って行動・生活しています。嗅覚は鋭く、人の気配も鼻で察知します。大型なので行動は鈍そうですが、人より速く走ることができます。ただし、ツキノワグマは、本来大変臆病な動物です。
クマは植物食中心の雑食性で、春は山菜やタケノコ、夏は野イチゴやヤマグワ、ハチなど、秋にはブナやミズナラなどのドングリを主に食べています。クマの主な食べ物であるドングリなどは、年によって実り方が違うため、凶作の年にはクマが食べ物を求めて平年より広範囲に行動すると言われており、また、このような年は子供を生まないことが多くなります。豊作の年は、栄養十分なたくさんの母グマが子供を生むことになり、翌年には子連れグマが多くなります。
関連リンク
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.