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更新日:2025年3月14日

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化学物質過敏症についてご理解とご協力をお願いします

化学物質過敏症をご存じですか?

化学物質過敏症は、環境中の微量な化学物質が体内に入り、様々な心身の不調を起こすもので、その症状は多様であり、個人差があります。

また、化学物質過敏症の病態・発症のメカニズムなどについては、今のところ明確にはなっていません。

化学物質過敏症の主な症状

化学物質過敏症の症状は、非常に多様で個人差があります。

〈症状の一例〉

  • 自律神経障害:頭痛、発汗障害、手足の冷え、倦怠感 等
  • 眼科的障害:結膜の刺激症状、ピントが合わない、視力障害 等
  • 内耳障害:めまい、ふらつき、耳鳴り 等
  • 気道障害:のどの痛み、口渇、咳 等
  • 消化器障害:腹痛、吐き気、下痢、便秘 等
  • 循環器障害:動悸、不整脈、循環障害(血流が悪い状態) 等
  • 運動器障害:筋肉低下、筋肉痛、関節痛、体の震え 等
  • 免疫障害:皮膚炎、喘息、自己免疫異常 等
  • 精神症状:不眠、不安感、不定愁訴、うつ状態 等

※症状の一例は、厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」パンフレット参照

原因として可能性があるもの

症状を誘発させるものとして、農薬、自動車の排気ガス、建材、建材関連品および家具・日用品等から放散する揮発性有機化合物、暖房等の燃焼ガス、日用品(整髪料、香料、柔軟剤など)等があげられ、いずれも健康な人であれば、許容できる程度の極めて微量な化学物質との接触で症状が生じると言われています。

※環境省「平成27年度環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究業務」の調査研究結果参照

〈身の回りの化学物質を含む日用品の一例〉

身の回りの化学物質を含む日用品の一例

わたしたちにできること ~化学物質過敏症への理解を深めていきましょう~

化学物質過敏症は、症状がさまざまで、同じ環境にいても発症する人としない人がいるなど個人差があるため、周囲の理解を得られず苦しんでいる方がいらっしゃいます。まずは、化学物質過敏症への理解を深めていきましょう。

※香水、整髪料、柔軟剤、芳香剤などの強い香りに敏感に反応し、体調を崩す方が身近にいらっしゃるかもしれません。人が多く集まる公共の場や公共交通機関等を利用する際には、化学物質過敏症を誘発するような香料の使用を控えるなどの配慮をお願いします。

また、化学物質過敏症の方は、症状を誘発すると思われる原因物質に近づかない、離れる、その場の滞在時間を短時間にするなどの対策が有効とされています。

「化学物質過敏症(CS)を知っていますか?」仙台市啓発ポスター(PDF:693KB)

 化学物質過敏症啓発ポスター                 

 仙台市啓発カード(表)           仙台市啓発カード(裏) 

 化学物質過敏症(CS)を知っていますか? 啓発カード 表  化学物質過敏症(CS)を知っていますか? 啓発カード 裏

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