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更新日:2017年8月31日

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平成29年第3回定例会に提出する議案について(質疑応答)

平成29年8月31日

 

(1)休日保育に係る助成拡充の趣旨と新たに実施する園に対する助成の見込み件数について伺う

休日保育は7カ所で行っていますが、現状を聞いてみますと、利用者が増えているということもあるのですけれども、お子さんが平日は別の保育所に通っていて、休日は休日保育の保育所に行くというようなこともあり、なかなか手続き上煩雑な部分もあって事務量が多くなるため保育所側の負担も大きいということです。その辺を軽減したいという思いでいます。

(財政課長)

予算上の積算としては1カ所分の新設を見込んでいますが、現場の声をお聞きすると、休日保育を実施することに関してかなり負担が大きいということですので、制度の維持をするということと拡充のための経費について今回措置をしたところです。

 

(2)休日保育を実施している事業者が現状を維持するだけでも厳しい状況ということか

(財政課長)

現場からもそのような声をいただいていまして、そういった声にお応えしていくためにも、今回こういった措置をしたということです。

 

(3)現場の声とは市民と事業者どちらからの声なのか

両方だというふうに承知しています。施設側からも事務的な手続きがかなり大変である、事務量が大変だということとあわせて、休日の保育を希望される親御さんたちも多いということです。その両方を兼ねて今回補正ということで微々たるものですが拡充をさせていただこうと思いました。

 

(4)このような独自の拡充は他都市でも実施されているのか

(財政課長)

今時点で政令指定都市の状況については把握していません。これまでも休日保育加算の制度は持っていたのですが、なかなかその程度では厳しいという事業者さんからの声、また一方でニーズも増えているというような現実もありまして、申し込みをいただいてもそれにお応えすることができないというような現状もあったものですから、今回の制度を創設したということです。

 

(5)市長にとって初めての補正予算編成に臨んだ所感を伺う

今回の議会は28年度の決算ということです。奥山前市長が出されたものについて決算認定をいただくということもありますし、法令改正によって条例を改正しなければならないというものや、またすでに議会にご承認をいただいている本年度の予算に基づいて発注する工事の請負案件などが多くを占めているわけで、私自身の予算編成ではまずないということを冒頭ご説明いたします。

その上で補正という部分におきまして何かできないかということで、今申し上げた休日保育のこと、また仙台の絵柄入りのナンバープレートは、仙台のまちのPRにも十分に機能すると思いまして、これも盛り込ませていただきました。

私自身の思いというのは、今回の議会のご議論も踏まえた上で来年度に向けて何ができるか、何から手を付けられるかも含めて検討していきたいと思っているところです。

 

(6)休日保育助成費の拡充は市長が公約で掲げた休日保育拡充に向けた第一歩なのか

そのとおりです。