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更新日:2020年2月5日

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東日本大震災仙台市追悼式を開催します(質疑応答)

令和2年2月4日

 

質疑応答の内容

Q1

改めて3月11日、毎年この日に追悼式を実施する意義というものを市長はどんなふうに考えているか教えてください。

A1

あの未曽有の被害をもたらした東日本大震災です。震災の犠牲になられた方々、皆さんを悼む気持ち、そしてまた復興を願う気持ち、そしてまたあれから時がたって風化ということも言われる中で、あの経験と教訓をずっと次の世代にも引き継いでいかねばなりません。
そういう意味におきまして、犠牲者の方々のご冥福をお祈りすると同時に、本市そして被災した地域全体の復興、また二度とあのようなつらい経験のないように防災・減災の取り組みを進める、その誓いの日にしたいと思っているところです。

 

Q2

震災10年以降の追悼式のあり方に関しては、現時点で市長はどんなふうにお考えになっているかも教えてください。

A2

政府の方では10年を区切りとするという発表がございました。しかし本市といたしましては、これまでと同様にするのがいいのかどうか、そういうことはありましょうけれども、10年、来年をどうしていくのか。そしてその後についてもやはり、今申し上げました思いというのは変わらぬ思いですので、継続してまいりたいなというふうに思っております。

 

Q3

政府の10年をめどにあり方を考えるという、この方針に関してはどういうふうにお考えなのか改めて教えてください。

A3

政府としての考え方としては、10年という区切りについて、そのようにお考えになったのだろうなということは、ある程度の理解はさせていただきます。
しかしあの未曽有の大災害でした。今も復興の途上にある東日本大震災の被災地だというふうに思います。そういう意味におきましては、それぞれの実際に被災した市町でこの間も追悼式をやってきたというふうに承知をしておりますけれども、これは引き続き継続をされていくのではないだろうかと、このように思います。

 

Q4

参加者が少なくなっているのもあると思うのですが、縮小する可能性というのは今のところはあり得るのかどうかというのは、どういうふうにお考えでしょうか。

A4

今ご指摘があったように、近年の参列者数が減少していることは私自身も認識をしているところでございますけれども、それぞれご遺族の皆さま方もそれぞれのお弔いの仕方というものもあるのだろうというふうに思います。
しかし今年9年目、そして来年は10周年ということになります。式の持ち方ということについては、いろいろなことを配慮しながら考えていかなくてはいけないというふうに思っております。