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更新日:2020年4月15日

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新型コロナウイルス感染症の患者の発生について(仙台市内36~41例目)(質疑応答)

令和2年4月12日

 

 

質疑応答の内容

Q1

先ほど市立全体の学校の再開について早急に判断をされるというふうに伺ったのですけれども、具体的にいつまでという締め切りはありますか。あと、その判断に至るまでのプロセスはどういったものが必要になりそうか、お伺いしたいです。

A1

初めてお子さんの感染が確認をされました。学校の再開を待ち望んでおられる方々も多くいた中で、本市の小学生、学校に通うお子さんたちの感染が確認をされたわけですから、もう早急に判断をしていかなければいけないと思っております。明日までには結論を導き出したいというふうに考えております。

 

Q2

15日に学校が再開するということで期限が迫っていると思うのですけれども、明日中に判断を示されるという、それで公表されるという認識でよろしかったでしょうか。

A2

はい。そのとおりです。

 

Q3

PCR検査、13日から15日(に検体を採取するのが)108人ということですが、この108人の内訳について、どこに所属している子ども、職員の方なのかということをまず確認させてください。

A3

(保健所参事兼健康安全課長)

まずは4月3日にASTER向陽台校、こちらで接触のあった方が8名。それから4月2日にいずみ保育園、こちらで接触がありました方が52名。4月1日にASTER新田校、こちらの方が7名。3月31日ASTER向陽台校、こちらの方が10名。3月31日マミー保育園、こちらの方が31名。以上でございます。

 

Q4

今回、陽性判明した小学生の濃厚接触者に書かれている方々は、これはいずれも同居する家族という理解でよろしいか、確認させてください。

A4

保健所参事兼健康安全課長)

小学生の方が4名いらっしゃいますけれども、大変申し訳ございません。いずれの方も濃厚接触者との関係についてお話をすることについては同意をいただけておりませんので、差し控えさせていただきたいと思います。

 

Q5

ちょっと細かいことをお伺いしてもいいでしょうか。先ほどの108人の内訳ですけれども、保育園について、いずみ保育園とマミー保育園、園児と職員の内訳を教えてください。あとASTERの方は皆さん受講生というか、スタッフではなくて受講生のみなのか、その辺の確認をお願いします。

A5

保健所参事兼健康安全課長)

少し細かく申し上げたいと思います。いずれもこちらで区分しておりますのが、いわゆる生徒・園児と職員等大人ということで区分をさせていただいております。まず、ASTER向陽台校ですけれども、生徒が4名、職員等として4名。それから、いずみ保育園でございますが、園児が37名、職員等が15名。ASTER新田校、4月1日でございますが、こちら生徒が5名、職員等が2名。3月31日、ASTER向陽台校でございますが、生徒が9名、職員等が1名。3月31日のマミー保育園でございますが、園児が27名、職員等が4名でございます。

 

Q6

これら108名の方はこれから、明日以降PCR検査やる方だと思うのですが、これは資料にあるように、いずれも皆さん無症状の方という理解でよろしいでしょうか。

A6

保健所参事兼健康安全課長)

こちらで聞き取った結果、症状のない方ということでございます。

 

Q7

本日、取り急ぎ症状のある方(のPCR検査)をやられたと、昨日からやられていると思うのですが、何人の方を検査されて、その結果この職員の方を除く5名の方の陽性が分かったのかという経過を教えてください。

A7

保健所参事兼健康安全課長)

本日検査をいたしましたのが12名でございます。うち陽性が5名ということです。

 

Q8

その12名の何名が保育園で、何名がASTERか分かりますでしょうか。

A8

保健所参事兼健康安全課長)

いずれの方も個人の特定につながるということもございますので、こちらの内訳の方は差し控えさせていただければと思います。

 

Q9

今回陽性が判明した小学生のお子さんたちは、この期間、小学校でやっている預かりですとか児童クラブに通っているとか、そういう部分は確認できている部分はありますでしょうか。

A9

保健所参事兼健康安全課長)

現在調査中ですので、はっきりとしたところは、まだこちらの方で把握してないのですが、おおむねは自宅にいらっしゃったというような報告は上がってきております。

 

(市長)

学校には行っていないということを教育の方で確認をしているということですので、学校の預かりには行ってないということだと思います。

 

(健康教育課長)

学校の方には登校してきてはおりません。

 

Q10

お答えいただけるかどうか分からないのですが、小学生の方たちの学年というのはお答えいただけますでしょうか。

A10

(健康教育課長)

既に学校名を公表しておりますので、これ以上の部分につきましては個人の特定につながる情報ですので、公表を差し控えさせていただきます。

 

Q11

向陽台の小学生の子たち4人についてなのですけれども、それぞれ4月3日にASTER向陽台校で英会話教室を受講していたという認識でよろしかったでしょうか。

A11

保健所参事兼健康安全課長)

こちらの4名の方につきましては、いずれも4月3日、ASTER向陽台校でございます。

 

Q12

この4月3日の向陽台の英会話教室の授業の具体的な進め方なのですけれども、先生が何人いて生徒さんが何人いて、例えば同じ教室で授業をしていたのかとか、そういった状況ってどの程度把握されているでしょうか。

A12

(児童クラブ事業推進課長)

当日は6名で英会話教室を行っていたというふうに聞いております。先生は1人です。

 

保健所参事兼健康安全課長)

保健所としては、まだそこら辺の調査の方の報告書が上がってきておりませんので、まだ把握をしておりません。

 

Q13

この(4月3日のASTER向陽台校の)6名というのは、先生が1人で生徒さんが5人という認識でよかったのかということと、あと分かればなのですけれども、大体何時間ぐらいそのレッスンがあったのかとか、そういったこともお分かりになる範囲で教えていただければと思います。

A13

(児童クラブ事業推進課長)

先生が1人と生徒が6名です。時間はおおむね50分ぐらいというふうに聞いております。

 

Q14

そうすると、この4人を含むあと生徒さんが2人いて、先生が1人いて、50分が1つの教室で英語の授業を受けていたという認識でよろしかったですか。

A14

(児童クラブ事業推進課長)

そのとおりでございます。

 

Q15

市長にお伺いします。今回クラスターが発生したのかどうか、どのように判断されているか教えてください。

A15

いずみ保育園で現在分かっているところは(感染者)4名ということになります。クラスターということは(感染者)5名が基準になるというふうに承知をしておりまして、これから明日以降の調査結果に、それは結果が出てからということになろうかと思いますが、多くの方が感染しているのではないかと危惧をしております。

 

Q16

確認ですけれども、(クラスターが)発生した可能性がありますけれども、現段階では確定していないので今後の調査を見て判断するということでしょうか。

A16

はい。そういうことです。そのとおりです。

 

Q17

細かいことになってしまうと思うのですけれども、この市役所職員の男性(患者41)ですけれども、通常業務の段階ではマスク等をしての勤務となっていたのかどうかというのをまず教えてください。

A17

(建設局次長兼道路部長)

基本的にはマスクをしていたと聞いております。

 

Q18

基本的にはということは、例えばしてない時間帯とか、そういうときの接触もあったかもしれないということですか。

A18

(建設局次長兼道路部長)

そうですね。そういうときがあったことはあるかもしれないのですが、通常はマスクをしていたと聞いております。

 

Q19

ちなみに、この同じ課の職員の方で、現在もう体調がちょっと優れないとか、そういう報告が入ってきたりしているというお話はありますでしょうか。

A19

保健所参事兼健康安全課長)

現段階では聞いておらない状況でございます。

 

Q20

ちなみに、7日に帰宅後発熱とありますけれども、この7日の帰宅する前にもう既にちょっと体調が悪いとかそういう報告があったりとか、そういうことはなかったのですか。

A20

保健所参事兼健康安全課長)

そうですね。帰宅後という本人からの聞き取りでございました。

 

Q21

先ほど小学生については濃厚接触者についてお答えいただけない部分があったと思うのですが、保育園児の方の濃厚接触者2名については、お答えいただける部分があるのでしょうか。

A21

保健所参事兼健康安全課長)

ご両親でございます。

 

Q22

市の職員の方の感染を受けて、明日、当該担当課の職員を自宅待機ということですが、これは明日のみということになるのでしょうか。

A22

現段階では明日のみというふうに考えております。

 

Q23

これまでの学校等で感染者が出た場合の対応と比べると(自宅待機の期間が)非常に短い印象は受けるのですが、なぜ1日だけなのかという判断根拠を教えてください。

A23

今回感染が確認された職員が体調が悪くなったというふうな報告を受けているのが7日の帰宅をされた後でございますので、また今現在、職員の中で体調不良という声が上がっていないということもございますものですから、まずは明日ということで、あとは詳しく聞き取りなども今後行っていくことになるのだろうと思います。明日は休むということを現段階では決めさせていただいたということです。

 

Q24

(患者41の)同僚の方は、PCR検査を受けていただくみたいな予定はあるのでしょうか。

A24

これは、現段階で体調不良を訴えているということではないわけなので、これも基準に沿って考えていくことになるのじゃないかとは思うのですけれども。

 

(総務局参事兼人事課長)

まず明日、職員を自宅待機ということにいたしますけれども、現在、所属の方でも全ての職員の、この感染した職員との接触状況というものを詳しく聞き取り調査を行っているところでございます。その聞き取りの結果を踏まえまして、自宅待機をいつまでとするかというところについては決めていきたいというところがまず1点でございます。
それからその聞き取りの中で、体調不良があるとかないとか、そういったところも併せて確認してまいりますので、そうした症状があるというようなことがあれば、ここはコールセンターであるとか、そうした先般の窓口の方に相談をしていくと、そういった流れで進めていくことを考えております。

 

Q25

市内の患者25の方についてなのですけれども、この方が複数の患者さんに感染させてしまっているということで、この方はもともと24の患者の方の濃厚接触者というふうに伺っているのですけれども、この24の患者の方と25の方の濃厚接触者の日を、もし分かればお伺いしたいです。

A25

保健所参事兼健康安全課長)

明確にこの日に感染したということは、こちらの調査でもはっきりとはしないのですけれども、患者24の方の発症が30日でございますので、一番可能性が高いのは30日に感染をして31日から発症をしていたのではないかというところが一番最短でのこの患者25の方の発症日ということですので、もし感染があったということであれば30日ということは考えられるというふうに考えております。

 

Q26

細かいことなのですが、患者36の子なのですが、この子は直接英会話の先生と直接やりとりがあったのか、それともその英語の授業みたいなものは受けていないのか、その辺は分かりますか。

A26

保健所参事兼健康安全課長)

直接英会話教室をやっているところに出ていたのか出ていなかったのかというところの確認は、今のところ正確にはとれておりません。ただ、ホームページ等の情報では3歳児以上というようなこともありましたので、そこら辺も勘案しながら今後調査していきたいと思います。こちらとしてはまだ調査ができておりません。

 

Q27

市の職員(患者41)の方、海外渡航歴確認中となっていまして、これは何か渡航した可能性があるということなのでしょうか。

A27

(建設局次長兼道路部長)

調査中というところでございますので、まだちょっとはっきりはしてございません。

 

Q28

直近で長期の休暇を取っていたとかっていうようなことがあるということですか。

A28

(建設局次長兼道路部長)

長期の休暇というのは取ってはいなかった状況です。

 

Q29

本日のPCR検査の件でお聞きしたいのですけれども、先ほど内訳についてはお話しできないというふうにおっしゃっていたと思うのですけれども、昨日症状があると訴えていた保育園の子とか、ASTERに通っていた子も複数名いたと思うのですけれども、その子たちはもう全員検査をしたという認識でよろしかったですか。

A29

保健所参事兼健康安全課長)

昨日の聞き取りで症状を訴えられた方につきましては、全て検査を受けております。

 

Q30

昨日の確認になってしまうのですけれど、それぞれ何人ずつだったか、もう一度教えていただけませんでしょうか。

A30

保健所参事兼健康安全課長)

そこの話をすると、本日差し控えたという情報が明らかになってしまうということがございますので、できればご容赦いただければと思うのですが。

 

(市長)

今回、取り急ぎPCR検査にかけた皆さんたちは、症状がおありだったということで早急に検査に入ったわけです。そのうち陰性の方もいらっしゃった、残念ながら陽性の方もおいでだったということで、ご容赦いただきたいというふうに思います。

 

Q31

つまり昨日の段階で症状があると訴えられていたお子さんに関しては今日検査をして、陰性の子もいたし発表された陽性の子もいましたと。あとは無症状の方もこれから検査していきますと、そういう認識でよろしかったですか。

A31

保健所参事兼健康安全課長)

はい、そのとおりでございます。

 

Q32

(本日検査をした)12人の方というのは、皆さん子どもさんということでよろしいですか。

A32

保健所参事兼健康安全課長)

全員ではなくて、職員等に該当する方もいらっしゃいます。

 

Q33

学校関係のところでお伺いしたいのですけれども、今回この英会話教室というのが1つクラスターの可能性があるというところになってきていまして、先生と生徒のマスクの着用状況ですとか距離感であるとか、英会話なのでいろいろ先生もいっぱいしゃべったりとか、子どもたちもしゃべったりとかいろんな状況があると思うのですけれども、どういったことが今後いろんな学校の再開なんかもある中で、そのクラスターの原因となり得るのか。そのあたり何か知見というか、今回と直接つながることではないかもしれませんけれども、こういったことが感染のリスクを高めたのではないかというようなことは何か分かってきていますでしょうか。

A33

(健康教育課長)

特に知見というものは、私、直接持ち合わせてはいないのですけれども、やはり学校ですと、当然、児童生徒と教員が授業を受けると。そうした中での距離の取り方ももちろんそうですし、これまでも再開に向けて机の距離をできる限り、これは物理的にさまざまな学校ありますけれども、できる範囲で距離を空けるとか、あとは密集するような授業、そういったものを極力行わないとか、あとは手洗いの徹底であるとか、そうしたところの基本的なところをきちんと押さえていく、徹底していくということを、再開に向けてのその通知の中でも各学校の方にお願いしておるところです。

 

Q34

今回の英会話教室、保育園とASTERと3カ所ありますけれども、生徒さん同士の距離であるとかマスクの着用の有無とか、その辺というのはどういうふうな状況だったか分かりますか。

A34

(運営支援課長)

まずいずみ保育園の部分につきまして、こちらで園の方からあくまで簡単な聞き取りをした範囲でという情報になりますけれども、この日についてはマスクは着用、講師の方はされていたようだと。園児の方については、していた子としていなかった子がいたようだというような程度では聞いております。

 

(児童クラブ事業推進課長)

ASTERの方については、特にその辺確認ができておりません。

 

(市長)

今回こういうふうに保育園や英会話教室ということでの感染になったわけです。保育園につきましては、昨日も保育士さんの感染ということで大変重く受け止めて、そして何かご相談、ご質問あればということで電話番号を別途掲げさせていただきました。保育士さんも頑張っていらっしゃるということも含めて、いろんなご意見が寄せられたようでございます。そう伺っております。
そもそも子どもたちの生活を支えるお仕事をなさっているわけでして、常日ごろから子どもたちのことを第一に考えて、もちろん保護者の方々の支えにもなっていただいているわけですけれども、お仕事していただいているわけです。大変頭が下がる気持ちでございます。現場で働いている保育士さん、今回のこの件をお聞きになって、より不安になっておられる方々もおいでかもしれません。しかし働く親御さんたちを支え、そしてまたお子さんたちの生活の場を支えてくださっている大変大切な仕事でございます。常日ごろからいろいろなことに気をつけていただいて、子どもたちと寄り添って接しておられるというふうに思います。今回こういうことになりましたけれども、これからも子どもたちのために、そして保護者の皆さんたちのために、家庭で一人で過ごせないお子さんたちを支えていただいているわけです。これからもぜひ頑張っていただきたいというふうに思っておりますので、その点のところにつきましては、ぜひ皆さま方もご理解をいただきたいなというふうに思います。改めて保育士の皆さんたちには、私から感謝を申し上げたいというふうに思います。
今、本当に大変なところで、いろんな現場でいろんな疑心暗鬼にもなっておられるかもしれません。ご自身たちが徹底して行うということと、そして外部から入ってこられる方々には極力そのことに注意をしていただくということ、これをそれぞれの園でも、いろいろな教室でも徹底をしていただくということ、これに尽きるというふうに思いますので、お願いをしたいと思います。
今質問と関係のないことを申しましたけれども、よろしくお願いします。

 

Q35

今のお話の中で、昨日、保育園関係の相談電話に寄せられた電話の内容としては、特に保育士さんの現場の不安の声というか、そういった相談が多かったということでしょうか。

A35

園を休園するというふうなことのお話もさせていただいたわけで、そのことに対するお問い合わせや、あるいはまた市民の皆さま方からも複数件電話をいただいたというふうに報告を受けました。その中には、やはり現場で働く保育士さんを心配する声も多くあったというふうに聞いております。この方々に対して、ぜひご自身の体調にも十分に気を付けていただきながら、引き続き子育ての中心のところで、ぜひこれからもお力をお貸しいただきたいというふうに思います。

 

Q36

ちょっと細かいところで確認なのですけれども、保育園関係で相談の電話件数がもし分かれば。

A36

(運営支援課長)

まず相談でございますけれども、事前に休園としている対象園の保護者の方には、個別に園の方から連絡が行っておりましたので、そちらからの問い合わせはほとんどなくて、その他の方で、ご自身の利用されている園がどうなるかといったような相談が多くございました。また、いろんな臨時休園に関するご意見というのもいただいております。
件数としては、本日時点までで、正確な数ではないのですけれども20件ちょっとぐらいでございました。

 

Q37

市の職員(患者41)の方の経過等を見ますと、昨日救急搬送されているという結構大変な状況だったのかと思いますが、救急搬送を昨日されていて、でも重篤な状況ではないというのはちょっと若干印象として開きがあるので、もしお話しいただける範囲であれば、今現在はどういう状況なのでしょうか。

A37

保健所参事兼健康安全課長)

詳しいところは聞き取れておりませんけれども、基本的に人工呼吸器を装着するとかそういった状態ではなくて、入院が必要ではありますけれども、そういった機械を付けて治療をしなければならないという状況ではないというふうに伺っているというか、そういう情報は入ってきていないというところです。

 

Q38

昨日一部お話があったと思うのですけれども、いずみ保育園の方で、患者25の方がやった英会話教室に同席していた保育士さんでない方も感染が確認されたわけですけれども、これというのはどういう接触、その患者25の方との直接な接触はないのかなと思うのですが、それでも感染するというのはどういう接触というのがあり得るかという、可能性のお話で申し訳ないのですけれども、お聞かせいただければと思います。

A38

(健康福祉局理事兼保健所長)

患者31、32、33ですけれども、患者31の方が一番最初に発症されておりまして、今の聞き取りの範囲ですけれども、患者32と33の方は25例目の患者の方とは接触はないのですけれども、患者31の方とは接触があるという状況のところまでの把握でございます。

 

Q39

そうしますと、日にちは非常に近接してますが、いわゆるHUB(仙台一番町四丁目店)からの端を発した感染でいきますと、4次、5次感染まであったというご認識でよろしいでしょうか。

A39

保健所参事兼健康安全課長)

今のところ細かなところが分かっておりませんけれども、25例目の患者の方が24例目の患者の方との濃厚接触ということでの発症というふうに考えていて、25例目の患者の方と31例目の患者の方が接触をされていて、患者32と33のところは、その接触があったというところ、その度合いとか細かなところが分かっていませんけれども、それがきれいにつながるということが分かれば、そういったつながりというふうに考えて良いとは思います。

 

Q40

直接32、33例目の患者の方、直接25例目の患者の方と接触がなくても感染するということは、ちょっと考えにくいのですか。逆に言うと。

A40

健康福祉局理事兼保健所長)

今の考え方でいきますと、直接の接触が全くないところで感染が起こるというふうに考えることは非常に可能性としては低いと思いますし、あとはそこの園の中の25例目の患者の方が来られたときの状況とか、ちょっとそこを詳しく、時間とかそういったところを確認しないといけないというふうには考えています。

 

Q41

学校再開についてなのですけれども、今回の事態を重く受け止めて明日にもご判断を示されると思うのですが、現在のご認識としては、先週、15日の再開をご決断された段階と状況認識は変わられているのでしょうか。

A41

子どもたちというのは、基本的に活動範囲というのが広くはないわけですね。自分からいろいろな感染を自らといいましょうか、あまりそういうことは考えにくいわけだったのですけれども、今回やはり周りの大人から感染していったということ、このことは非常に重く受け止めなくてはならないというふうに思っています。子どもたちをとにかく守っていかなければいけない立場であるわけですから、大人がもう少しきちんとしなければいけないということ、やっぱりこれも改めて思っている、皆さまにもそしてお訴えしたいところの一つでございます。
その上で今回、向陽台小学校の児童であるということで、この学校については、今お休みをしている間にこのお子さんたちが学校に来たという事実はないようではありますけれども、しかし念には念を入れた上で考えていかなければいけないのではないかというふうに思っています。まだこのお子さんたちの詳しい行動歴というのが把握できておりませんので、これらも調査をしていっての判断になるのだと思います。
全市的にどうするのかということについてと、この当該向陽台小学校についてどうするか、これは前段の(感染が確認された)ALTの(勤務する)学校と同じような形で、やはり当分の間はしっかりと対策を立てていかなければいけないというふうに思うわけですが、その他についても今般のことを受けて、それこそ保護者の皆さんたちの不安というのもございましょう。子どもたちも本当に大丈夫なのかしらんという気持ちを持っているお子さんもいらっしゃるかもしれない。それらも踏まえて、いろいろと考えて対応していかなければいけないという、当初のとおりでいいかということについては疑問符が付いたということだけ述べさせていただきます。

 

Q42

患者25例目の女性の方なのですが、仙台市さんの発表(資料)では学生という形で書いております。この学生が講師を務めたということは、これはアルバイト講師と考えてよろしいのでしょうか。

A42

保健所参事兼健康安全課長)

基本的にそのように考えております。

 

Q43

このASTERさんが、いわゆるアルバイトとして雇用したアルバイト員と考えていいですか。

A43

保健所参事兼健康安全課長)

そのように考えております。

 

Q44

今、郡市長の方からは、大人が感染を広げているというようなお話をいただきました。それから先ほど外部の方との接触によって感染が広がったというご認識を示されました。保育園という場所は、今回の英会話教室のような形で任意でやっている外部の方々が入る機会というのは結構あるかと思われます。これに関する市の指導あるいは要望、そういったものはありますでしょうか。

A44

今般のこの事案を受けまして、保育所の皆さんたちに、やっている事業をやめろですとか閉園してほしいというふうなことをすぐさま申し上げるわけにはいかないわけです。というのも、親御さんが仕事をしなくてはいけない、そしてその間一人でいることのできないお子さんたち、このしっかりとした生活を支えていっていただいている、なくてはならないお仕事で、そういう場所でもあるわけです。ですから現時点でそのようなことを一斉にお願いを、要請をするということが難しいというふうに思っておりますし、そういうふうなことが行えるわけではないと認識をしております。
しかしながら、私自身も何度も言っておりますけれども、これ以上この新型コロナウイルスの感染症を広げてはならないという気持ちです。またお子さんにも広げてはいけないというこの気持ちが強くございますものですから、できれば親御さんたちの中でお仕事を休める環境にある方々がおいでであれば、なるべくご自宅でお子さんを見ていただくような、そういうお願いというのが考えていけるのかなというふうに思っているところでございます。

 

(運営支援課長)

今市長の言ったとおり、臨時休園とか一斉に全てとかというのは難しいかと思いますけれども、この間新型コロナウイルス感染症の流行に伴いまして、仙台市の方からも国の各種通知等を踏まえて感染拡大予防に関する通知は随時出してきたところでございます。
今回の保育園での事案の発生を踏まえまして、例えば外部の方が参加する行事あるいは多数の人が集まる行事等についての、本当に必要性の精査でありますとか、あるいは実施する場合の最大限の感染予防と、こういったあたりにつきまして、改めて注意喚起の通知を本日付で各保育施設に発出したところでございます。

 

Q45

それはいわゆる休園ということではなくて、園内での行事、外部の方が入り込む可能性のあるような、これがなくては保育所の運営が成り立たないということとは別の、いわゆる英会話教室ですとかお絵描き教室ですとかリズム英語ですとか、そういった外部の方を講師として招いてやる行事を自粛するようにという注意喚起の要望と考えてよろしいのでしょうか。

A45

(運営支援課長)

そこだけに絞ったものではございませんけれども、おっしゃるような行事関係ですね。真に必要なもの以外は中止を検討する、あるいは必要な行事であっても延期の検討あるいは規模の縮小、こういったことを十分に講じた上でと、だいぶ繰り返しの内容にはなりますけれども、改めてそういう通知を発出したということでございます。

 

Q46

先ほどの質問で、保育園の親御さんで休める方には休んでいただいて、家で子どもたちを見てほしいというふうにおっしゃったと思うのですけれども、そういう方々への休業への補償についてのお考えをお伺いしたいです。

A46

これは、それぞれの職場で有給制度等々もおありであれば、それらを活用していただきたいというふうに思うところです。
また今回のこの案件でさまざまな制度が、確かメニューがある中に、実際に感染をした場合だったでしょうか。詳しくちょっと私も今この場で申し上げられないのでこの件についてはちょっと外しますけれども、しかしいろんなことをお考えいただいた上で、また会社にもお休みさせた場合の確か何かあったような、ごめんなさい、ここの場なので確認してからになりますが、いろいろちょっと知恵を絞っていただいた上で、もし可能な方がおいでであればお休みをとっていただく。あるいは現在、育児休業の期間中だけれども、この4月からお子さんを入れるということで、あと間もなく出なければいけない、いやもう既にその休業期間がまだ残っていながら仕事に出ている方がおいでであれば、そういう方々にもできればお家で見ていただけないかという、いろんな知恵を絞っていただきたいというその気持ちです。
私もうろ覚えの国の制度だったものですから、申し訳ないです。
15日連続で感染症患者が発出しているというこういう状況です。ぜひ皆さんお一人一人に危機感を持っていただいて、危機感を共有していただいてお過ごしをいただきたいということを最後に申し述べさせていただきます。