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更新日:2020年7月28日

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新型コロナウイルス感染症に対応した経済対策(第4弾)を実施します(発表資料)

令和2年7月27日
経済局経済企画課
(直通)022-214-8254

 

仙台市では、新型コロナウイルス感染症の発生による地域企業への影響を最小限に抑えるため、これまでに第1弾から第3弾までの経済対策を発表し、さまざまな支援策を実施してきました。

このたび、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を含めた「令和2年度補正予算(第2号)」が成立したことを受け、とりわけ中小企業の喫緊の課題となっている「新しい生活様式」への対応と本格的な経済活動の再開に向けた取り組みをさらに加速化するため、総額約15億8千万円の経済対策第4弾を実施します。

これらの対応策は、臨時議会に総額約10億5千万円の関連予算案を提出し、実施に向けた準備を進めていきます。

 

1 「新しい生活様式」を踏まえた取り組み支援

地元中小企業による「新しい生活様式」を踏まえた新たなビジネススタイルへの転換、デジタル化やテレワーク導入を支援します。

<具体的な取り組み>

(1)地域産業応援金の支給 拡充 【約2億8百万円 *補正予算案提出】

感染症の影響を乗り越えるために前向きな投資を行う中小事業者の方への支援策である地域産業応援金の対象に、「宮城県中小企業等再起支援事業補助金」を活用する中小事業者を新たに追加し、取り組みを後押しします。

  • 【補助額】
    5万円または10万円(定額補助)

担当課:経済局緊急経済対策担当(214-7337)

(2)地域企業デジタル化推進事業 新規 【約4千5百万円 *補正予算案提出】

テレワークをはじめとするITツール活用による地域企業のデジタル化を推進するため、専門家がデジタル化の方針整理や業務プロセスの見直しを伴走支援するとともに、ITツールの試験導入に要する経費の補助等を実施します。

  • 【補助額】
    10分の10(50万円上限)

担当課:経済局産業振興課(214-8274)

 

2 資金繰り支援

中小企業の資金繰りを支えるため、本市融資制度の運用を通じて、事業者の負担を緩和します。

<具体的な取り組み>

(1)仙台市制度融資利用者への保証料補給の延長 拡充

セーフティネット保証(4号・5号)および危機関連保証により、本市制度融資を利用された中小企業者に対する信用保証料の補助を12月1日認定分まで3カ月間延長します。

  • 【補給額】
    当初支払い分 10分の10(500万円上限)

担当課:経済局緊急経済対策担当(214-7337)

(2)制度融資認定特設窓口の設置期間延長 拡充【約1千6百万円 *補正予算案提出】

セーフティネット保証(4号・5号)および危機関連保証の認定窓口の設置期間を12月1日まで3カ月間延長します。

担当課:経済局地域産業支援課(214-1002)

 

3 人材確保と新規大卒者等の就活支援

感染症により雇用情勢が厳しくなっている状況を踏まえ、企業の人材確保と新規大卒者等の就職活動を支援します。

<具体的な取り組み>

(1)仙台市奨学金返還支援事業の拡充 拡充 【約1千9百万円 *補正予算案提出】

市と協力企業が新規大卒者等の奨学金返還を3年間支援する事業において、協力企業の対象法人に社会福祉法人、医療法人等を新たに追加するとともに、年間の定員を70名から140名に拡大します。また、対象となる奨学金に、公的団体や民間団体等が実施する奨学金を新たに加えます。

担当課:経済局地域産業支援課(214-1007)

 

4 イベント再開に向けた取り組み

交流人口の回復やまちの活力創出に資するイベントの再開に向けた取り組みを支援します。

<具体的な取り組み>

(1)施設使用料の減免 新規 【約4千1百万円 *仙台国際センター分のみ補正予算案提出】

イベントに使用される市のホール系施設、展示系施設等の使用料の減免を行い、屋内イベントの再開を支援します。(対象施設(PDF:80KB)

  • 【減免率】
    50%
  • 【減免期間】
    6月19日~令和3年3月31日

担当課:各施設所管課

(2)文化芸術公演の開催支援 新規 【2億5千万円 *補正予算案提出】

収容率50%以内での開催という制限がある音楽、演劇等の公演再開を支援するため、市内の民間屋内施設で公演を行う主催者に対し、会場使用料の一部を補助します。

  • 【補助率】
    会場使用料実費の2分の1

担当課:文化観光局文化振興課(214-6138)

(3)屋外モデルイベントの開催支援 新規 【2千4百万円 *補正予算案提出】

新しい生活様式に対応したモデルとなる屋外イベントを開催する団体等に対して、その経費の一部を補助し、新しい生活様式に対応した開催ノウハウの蓄積・共有を図ることにより、屋外イベント再開の動きを促進します。

  • 【補助率】
    4分の3(600万円上限)

担当課:文化観光局東北連携推進室(214-8005)

(4)大型観光イベント事業継続支援 新規 【約2千3百万円 *補正予算案提出】

おおむね50万人以上の来場者があり、本市の交流人口の拡大等に寄与してきた大型観光イベントの主催団体に対し、次期開催に向けた準備作業等に要する費用を補助します。

  • 【補助対象イベント】
    仙台七夕花火祭、定禅寺ストリートジャズフェスティバル、みちのくYOSAKOIまつり、SENDAI光のページェント
  • 【補助対象経費】
    感染予防に配慮したイベント形態の検討・事業計画の策定等に係る経費

担当課:文化観光局観光課(214-8258)

 

5 観光需要の喚起に向けた取り組み

感染症の収束状況を踏まえながら、交流人口回復に向けた観光需要喚起策を実施します。

<具体的な取り組み>

(1)東北域内周遊促進事業 新規 【約4千5百万円 *補正予算案提出】

市内旅行業者の造成する東北域内周遊に特化した旅行商品の造成販売を支援します。

  • 【補助対象商品】
    仙台から東北各地および東北各地から仙台への旅行商品で、国のGo Toトラベルキャンペーンの対象となるもの
  • 【補助額】
    1商品あたり5万円

担当課:文化観光局東北連携推進室(214-8005)

(2)宿泊促進キャンペーン 拡充 【約2億3千万円 *補正予算案提出】

宿泊クーポン券や宿泊料金の割引プランにより市内宿泊施設への宿泊を促進し、本市への誘客を図るキャンペーンについて、対象者数を拡充します。

  1. 第1次「今こそ行こう!秋保温泉・作並温泉宿泊キャンペーン」(1千7百万円)
    秋保温泉・作並温泉の宿泊クーポン券(1人1泊3千円)を市民に抽選で配布するキャンペーンで予定していた1千人泊分に5千人泊分を追加し、合計6千人泊分とします。
  2. 第2次「Travel仙台 選べるトク旅 キャンペーン」(約2億2千万円)
    市内の宿泊施設がそれぞれの特色を生かして5千円(1人1泊)を割り引いた宿泊プランを全国に展開するキャンペーンで予定していた2万人泊分に4万人泊分を追加し、合計6万人泊分とします。
    ※感染症の収束状況に応じ、地域限定で開始するなど適切に対応します

担当課:文化観光局観光課(214-8259)

 

6 公共交通事業者への支援

地域の生活や経済活動を支えるためにバス運行サービスの提供が継続されるよう公共交通事業者を支援します。

<具体的な取り組み>

(1)公共交通運行継続奨励金 新規 【約1億5千万円 *補正予算案提出】

路線バスを運行する交通事業者に対し、地域の生活や経済活動を支えるためのサービス提供が継続されるよう奨励金を支給します。

  • 【補助額】
    保有バス1台あたり20万円

担当課:都市整備局公共交通推進課(214-8353)

 

7 その他 【5億3千万円*第2回定例会で補正】

(1)仙台市地域産業支援金の対象拡大(6月25日発表済み)

売上が減少している事業者へ支給する「地域産業支援金」について、事業により得ている収入を給与所得・雑所得として確定申告を行うフリーランス等の個人事業者を7月1日から対象に追加。

(2)仙台市地域産業支援金の申請期限延長(7月14日発表済み)

事業により得ている収入を事業所得として確定申告を行う事業者の方について、「地域産業支援金」の申請期限を7月31日まで延長。

 

 

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