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更新日:2022年6月8日

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せんだい都心再構築プロジェクトによる3棟の高機能オフィスビルが誕生します(質疑応答)

令和4年6月7日

 

質疑応答の内容

Q1

都心再構築プロジェクトなのですが、これは書かれている助成金2つと容積率の緩和、この3つのうちのどれかに該当すれば都心再構築プロジェクトに市が認定したというようなイメージでいいのでしょうか。

A1

(都心まちづくり課長)

せんだい都心再構築プロジェクト第1弾施策(PDF:2,418KB)ではA、B、C、D、第2弾施策(PDF:1,059KB)ではE、F、G、Hと幾つか施策を載せてございまして、この幾つかの施策を活用していただいた場合に、この都心再構築プロジェクトの施策を活用した案件だということでございます。今回はこの中でも高機能オフィスの整備に伴っての施策を活用したビル3棟ということでございます。

 

Q2

都心再構築プロジェクトが始まったときの政策パッケージの立てつけとしては、私が記憶している限りは商店街とかアーケード街で築(年数)がかなり古い、そして地権者が分散していたり、また低層階で地震に対するリスクも高いみたいなところで、大規模な商業施設またはオフィスビルに変えていく、転換していくという政策の意図があったかと思うのですが、今回発表された3件と、1件目として発表されたNTT(グループ)の(アーバンネット)仙台中央ビルですか。一応全部建て替えという形ではあると思うのですがほとんど地主も地権者も替わっていないというところで、基本的には再構築されているのかなというところもあって、当初の政策の意図と現状認定されている4件についての若干のギャップがあるのかなというふうに認識していまして、そこら辺どのようにお感じでしょうか。

A2

そもそもこの都心再構築プロジェクトを発表させていただきました令和元年7月でしたけれども、やはり古い耐震基準法の中で造られたビルが多くなっていて老朽化が進んでいる、またさまざまなニーズが高機能ビルに集中し始めているというような状況、これから仙台をなお活性化させてさまざまな企業誘致も含めて取り組んでいく上では、やはりこういうような建て替えを促進する後押しが必要だろうということで発表させていただいたものです。第1号、そして今日発表させていただきました3件について、確かにもともと仙台の地場の皆さま方のそのビル(の建て替え)に訴求するものとはなっておりませんけれども、しかし建て替えということ自体、一つ一つ、地権者の方々、権利者の方々が本当に苦労しながらいろいろまとめていく、大変時間のかかる事業であります。ですから今幾つかご相談ということはずいぶん寄せられているところでもございまして、第1号となったアーバンネット仙台中央ビルに加えまして、今回発表させていただいた3件、いよいよこの取り組みの成果が出てきたというふうにまずは思っているところです。これ以外でも複数の地区で建て替えや再開発に向けて権利者や開発事業者などの検討も行われているところでありまして、また青葉通、定禅寺通、宮城野通などでは官民連携による新たな魅力の創出に向けた取り組みも進められております。それぞれ時間のかかることではありますけれども、いろいろなご相談にしっかりと応じながら、連携してこの取り組みがさらに進んでいくこと、このことを本市としても願っておりますし、そうあるように努力をさせていただきます。

 

Q3

最初の呼び水的に大手資本の建て替えというところが目立つわけですけれども、仕込みとしては、現在寄せられている申請ベースでは商店街であったりとか都心の中心部の古い建物の建て替えみたいなものも、現在審査というかそのレベルでは幾つか挙がっているという認識でいいのでしょうか。

A3

まず今回ご利用いただく(施策の)中に、入っているテナントさんの退去に向けてご支援をする項目も使っていただくことになるわけなのですけれども、これについてはいろいろなオーナーの方々ともお話を聞かせていただいて、商工会議所の方々とも連携をさせていただきながらいろんな施策を積み重ねてきました。これはまさに地元のいろいろな声があったからだというふうに思っておりますし、そして今おっしゃられたように地元企業による建て替え計画というのもいろいろご相談を受けているところでございます。

 

Q4

今回、2番目、3番目、4番目ということで、最初の令和2年4月公表のアーバンネット(仙台中央ビル)から2年余りたっています。それで今回この3件が都心再構築プロジェクトの本格化という意味では、これまで最初の第1弾という意味とはちょっと違う、位置付けが違うというふうなお考えでよろしいのでしょうか。

A4

次々動いてくるということが見えてきますと、今ご相談を寄せられている皆さんたちもそうだと思いますし、こういうことができるのだな、こういうふうな事例も出てきたのだなというふうにモデルにしていただきながらさらに検討が加速していくのではないかというふうに思っているところです。

 

Q5

仙台市がライバル都市として掲げている福岡市でもかなりこういった再構築プロジェクトが進んでいます。そのライバルとの差を埋めるためにさらにどのような施策が必要だとお考えですか。

A5

福岡市さんも元気でいらっしゃるのでなかなか追いつけないところがありますけれども、でもこのように時間はかかりましたけれども、3件一度に今日発表することができて大変私はうれしく思っています。今後も今いただいているご相談も含めましてさらなる働きかけもさせていただこうと思いますし、いろいろな発信も強めていってぜひとも仙台のまちを活性化していくように、負けないようにやっていきたいというふうに思います。

 

 

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