令和4年10月25日

 

このたび、来年仙台で開催されますG7科学技術大臣会合に向けまして、官民連携による推進協力委員会を設立することといたしましたのでお知らせをいたします。

この委員会は、宮城県、東北大学、宮城県警、地元経済界のほか、観光関連事業者などの関係団体の皆さまにご参画いただく組織でございます。G7科学技術大臣会合の開催地として、会合の開催に向けた支援、関連するイベントなどを実施していきながら、地域で歓迎する機運を醸成してまいります。また仙台・東北の魅力を発信をする、次世代放射光施設「ナノテラス」や本市の科学技術を活用したまちづくりなど、効果的に発信をしてまいりたいと考えております。

設立総会および第1回委員会は今週10月28日（金曜日）に開催をいたします。官民連携による取り組みの内容や準備の進め方などについて情報を共有いたしまして、委員の皆さまからご意見を頂戴したいと考えているところです。

来年の開催期間中は各国の大臣・代表の方々、また各メディアの方々もこの仙台にお越しになります。この機会をしっかりと捉えまして、東日本大震災からの復興の歩み、世界への感謝の気持ちをお伝えしてまいりたいと思います。そして仙台・東北の多彩な食や文化、観光コンテンツなどの魅力を連携して発信をし、ポストコロナにおける交流人口の拡大と地域経済の回復につなげてまいりたいと考えております。

さきほど内閣府の記者会見において、担当の高市大臣からG7仙台科学技術大臣会合の開催日程について発表がございました。来年の5月12日（金曜日）から14日（日曜日）の3日間で開催をされるとのことです。会場についてはまだ調整中ということですけれども、仙台の新緑の美しい季節です。世界の皆さまをお迎えできること、大変うれしく思います。引き続き全庁挙げて準備を進めてまいりたいと存じます。

 

仙台市長　郡　和子