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更新日:2023年5月16日

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令和5年第2回定例会に提出する議案について(質疑応答)

令和5年5月15日

 

質疑応答の内容

Q1

物価高騰対応が中心ということで、例えば、給食センター、食材、確かに上がっていますし、それからエネルギー高騰であるとか、農業関係の肥料だとか、あと畜産の肥料だとか、そういうのが上がっているのでこの辺はよく理解できるのですが、医療機関向けというのは何か医療機関でそんなに上がっているものあるのかなと思ったりするのですけど、これはどんな状況があって対応するということなのでしょうか。

A1

電力高騰も含めてでございます。

(財政課長)

このたびの補正予算の基本的な考え方については、市長からご説明のあったとおり、食材費の高騰ですとか、あるいは重要な社会インフラである公共交通への燃料費高騰支援、そういったものがありますけど、同じような観点で、医療機関というのも市民の命を預かる重要なインフラでありますことから、このたびの物価高騰、光熱水費もしかり、医療資機材についてもしかりですが、そういったところの物価高騰の影響を直接的に受けている病院、診療所、助産所としたところを優先的に対象とさせていただいたという考え方でございます。

 

Q2

そうすると例えば病院なんかは、施設を維持するのに結構電気代とかかかっていて、それが要するに社会のインフラであるから助けてあげて、医療機器、システムがうまく機能するようにと、そういうような解釈でいいのですか。

A2

(財政課長)

おっしゃるとおりです。

 

Q3

たしかUAゼンセンの方から要望で電力の高圧の契約の話があったと思うのですけれども、今回はそれは見送ったということでよろしいのでしょうか。

A3

大型商業施設等のことをご要請いただいたのも事実でございます。今回は限られた予算の中で、国からの交付金も最大限活用する中で、必要なところに措置をさせていただいたところでございます。この後どういうような状況になるのか、それを見ながら考えていかなければいけないだろうというふうに思います。

(財政課長)

1点だけ補足させていただきます。このたびの臨時交付金については、仙台市ですとか宮城県ですとか、配分枠が国の方から示されたところでございまして、ご質問にあったような特別高圧電力ですとかあるいはLPガスの関係については、宮城県知事が国に対して知事の連名で要望を上げていたというところもございまして、本市におきましても宮城県の方でその事業をやっていただけないかというようなことを要望しておりますので、そちらについては今回、本市の方はそれ以外の食材の高騰支援ですとか、そういったところを優先的に配分させていただいたところでございます。

 

Q4

交通局絡みなのですけれども、新たな学生フリーパス制度とあります。地下鉄とバス、どういった人たち、どういった学生さんに、どう利用してもらいたいと思って、新たなことを考えていらっしゃるのでしょうか。コロナ禍で利用が落ち込んでいるのは事実だと思うのですが、市長、どういう狙いがあって今回の債務負担行為になったのでしょうか。

A4

質の高い公共交通を中心とした交通体系を実現していくということを目標に掲げて、本市では持続可能な公共交通ネットワークの構築ということを目指しているわけでございます。この新たな学生フリーパスの導入ということにつきましては、学生さんの移動支援ならびに公共交通の利用促進ということにもつながるわけでして、また地域の活性化にもつながると思っています。若い方々に公共交通の便利さというのを知ってもらって、将来にわたって積極的に使っていただくということですよね。そういうことにもつながるということも考え、この間、仙台市の市バスのみならず、さまざま交通事業者の方々といろいろとお話し合いを進めてきた中で、一定程度の合意ということができましたので、それではシステム改修をというふうに債務負担行為を設定させていただいたところです。

 

Q5

フリーパス制度の仕組みを新たにというのは、今何か制度があって、こういう部分を追加したということなのか、仕組みをご説明いただきたいのと、システム改修というのは改札機の話なのか、もうちょっとお聞かせいただけますか。

A5

(公共交通推進課長)

現在、市バス全線が乗り放題となります交通局独自の通学定期券「学都仙台 市バスフリーパス」というものがございまして、こちらを使えるエリアが市バスエリア、市営バスだけとなります。その結果、宮城交通エリアの利用者の方から学生の通学費等の運賃負担が大きくなると。市営バスだけが使える「学都仙台 市バスフリーパス」、それに加えて宮城交通エリアでも使えるものを新たなフリーパスということで、今回「学都仙台 市バスフリーパス」とは別に、それを残したまま別に宮城交通と(仙台市)交通局のバスが乗り放題となります新たな学生フリーパスにつきまして、導入に向けましてシステム改修の費用負担を計上させていただくものでございます。こちらにつきましては、新たな定期券を発行するためのシステム改修およびその券でバスの車載器で認証するためのシステム改修というようなバスの車載器の改修、その中身も含めてのものでございます。

 

Q6

東北学院(大学)の新キャンパスも踏まえてなのですか。あまり関係ないのですか。

A6

(公共交通推進課長)

(東北)学院大学の新キャンパスとは特段関わりはございません。

(市長)

郊外にお住まいの学生さんや、それから郊外の大学だとか高校だとか通っていらっしゃる皆さま方、広域に利用していただけるということですから、とても利便性が高まってくるのではないかと思います。