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更新日:2023年10月19日

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仙台城跡災害復旧クラウドファンディングにご支援をお願いします(質疑応答)

令和5年10月18日

 

質疑応答の内容

Q1

このクラウドファンディングに至った経緯といいますかそのきっかけ、2千万円という金額がちょっと少ないのかなというふうにも思ってしまっているのですがその金額設定、クラウドファンディングに至った経緯と2千万円の価格設定というところをお願いします。

A1

復旧総額は全体でおよそ10億円を見込んでいるところです。そういう中で2千万円というのが少ないのではないかというご指摘だったと思うのですけれども、まずは2千万円を目標に掲げます。もちろんそれ以上頂けるとありがたいなというふうにも思うところです。それからクラウドファンディングを決めた理由というのでしょうか、(2度にわたる地震で)大変大きな被害がございまして、今も道路、登城路なども一部通行止めのままでございます。市民の皆さま方にも大変な迷惑をおかけしているところですけれども、一刻も早い復旧を目指したいということ、そしてまた貴重な文化財である仙台城跡石垣の復旧に皆さんの思いを込めていただいて後世につないでもらえたらありがたいというような、都市プライドというのでしょうか、そういう思いも込めさせていただいたところでもございます。

 

Q2

仙台市のシンボルでもありますので、金額というよりも皆さんに知ってもらうことにも意味があるのかなと思っているのですが、やはり多くの人に知ってもらってシンボルを改めて認識してほしいだとか、そのあたりの思いというのはあるのでしょうか。

A2

おっしゃるとおりに、石垣がどのように組まれていって造られているのかということについても、実際にご寄付の金額にもよりますけれどもツアーをしながら確認をしていただこうという企画もしているところでして、そういう意味では文化財をより身近に知っていただくという機会にもなるものというふうに考えています。

 

Q3

先ほど仙台城跡は市民のシンボルということでもありましたが、観光客の方も多く訪れる場所かと思います。改めて仙台城跡が市民とか観光客にとってどういった場所なのか、これから復旧するに当たって、さらにどういった場所にしていきたいのかというところをお願いできますでしょうか。

A3

仙台のはじまりの地である青葉山エリアでございます。一刻も早く復旧作業を行いたいと、この間も努めているところですけれども、ご承知のように国の史跡指定を受けていまして、その復旧というのが文化庁や専門家の方々と協議を行いながらやっていく必要もあるということで、皆さま方には非常にご迷惑を長い間かけているというふうに承知をしています。その点については申し訳なく思うところなのですけれども、しかし先ほど来申し上げているとおり、仙台のはじまりの地であり、貴重な文化財でもあるこの仙台城跡の石垣の復旧を通して、多くの市民の方あるいはふるさとを離れてふるさとへの思いをお持ちの方、あるいはお城ファンの皆さま方もそうだと思うのですけれども、多くの方々に仙台城の成り立ちというのでしょうか、これを知っていただいて愛していただけるようになるといいなというような思いも込めて今回のクラウドファンディングをさせていただいているところです。

 

Q4

復旧総額10億円ということで、既に補正予算で計上されている金額がおよそ2億8,300万円あるかと思います。加えて今回2千万円、クラウドファンディングで募るということなのですけれども、仮に2千万円が達成できなかった場合、この工事に与える影響というのはあるのでしょうか。

A4

(文化財課長)

今回目標金額が仮に達成できなかった場合は本市の財源を充てて工事を予定どおり進めるということを考えておりますので、目標が達成できなかったからといって直ちに(工事が)停滞するというようなことはないというふうに考えております。

 

Q5

今回、仙台市教育委員会の方が主導になって進めるかと思うのですけれども、こういった文化財へのクラウドファンディングを募るというのは今回が初めてかどうか確認させてください。

A5

(文化財課長)

仙台市教育委員会が文化財にクラウドファンディングを行うというのは今回の事例が初という形になります。