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更新日:2024年1月5日

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年頭所感(質疑応答)

令和6年1月4日

 

質疑応答の内容

Q1

石川県での地震のことです。今水道局が応援職員を派遣していると思うのですけれども、今後新たに他の支援どういったものを検討しているかというのがあれば教えていただきたいです。

A1

まず大きな被災状況になっていることを報道でも承知しておりますし、さまざまなところから情報をいただいているところでございます。ご承知のように水道局では新潟市との個別協定に基づいて応援要請を受けたもので、応急給水や応急復旧のための技術者や給水車などを派遣して支援を行っております。発災直後から危機管理局において直ちに情報収集を開始するとともに、指定都市市長会や国、また全国知事会に現地の被災状況ですとか、応援の必要性について確認を行っているところでございます。まだまだ被災の全容が分かっているわけではありませんし、これから復旧復興、長く時間を要するものと思われます。さまざまな支援について準備だけはしておくようにということで指示をしているところです。まだ具体の支援については、このようなものが欲しいという要請をいただいていないところですので、要請をいただき次第さまざま対応してまいりたいと考えています。

 

Q2

新年明けて早々の大きな地震というところで、市長ご自身はこの地震について、まず発生時点の時にはどういった対応をされて、あとどういった受け止めといいますか、所感を持たれたのかというのを教えていただけますでしょうか。

A2

まず能登半島を震源とする地震は、このところ度々起きていたと承知をしております。そういう中で元日の、それこそいろいろな方々がおくつろぎの中で発生したということで、非常に心を痛めているところです。直後から危機管理局そしてまた消防局などは参集をした上で情報収集に当たり、応援支援体制を構築しておりました。今般の被害の状況について次第に詳細が明らかになるにつれて、対口支援の体制も整ってきたということもあり、応援本部体制で、私を本部長とする支援体制を組ませていただいたところでございます。地震そして津波、火災という状況でして、大変甚大な被害です。まだ発災から72時間を間もなく迎えようとする中で、懸命の救助活動も行われていることだと思います。消防もすぐさま応援に出られる体制を整えたようですけれども、現状は西日本中心に消防も含めて体制が取られたようでございます。本市の消防隊については、そのまま通常どおりということになりました。まだまだ、さらに震度7となるような余震も発生するおそれがあると言われておりまして、予断を許さない状況で、皆さん、大変不安を抱えておられると思いますが、全国から支援の輪がもう既に現地に向けていろいろと進められていると思っています。ぜひ諦めずに、対応をしっかりとされるようにお願いしたいと思います。

 

Q3

支援(要望が)あり次第すぐに対応できるような準備をしているというお話でしたけれども、想定される要望としてはどういったものを想定して準備を進めているということでしょうか。

A3

長くなることを想定した上で準備を進めております。例えば被災状況を確認するための罹災(りさい)証明を発行する支援ですとか、避難所の運営についても長引くことも想定されますので、既に対口支援で行っていただいている自治体もあるわけなのですけれども、そこについても長きにわたる状況だとすれば交代も含めて要員が必要になってくるのではないかとも思いますし、その他さまざまな面で支援はこれから必要になってくるだろうと認識をしております。ですから各局、区も含めてですけれども、それぞれどのような応援要請があっても対応できるように準備をしてほしい旨は伝えました。

 

Q4

被災地が今回日本海側というところで、仙台は太平洋側というところで、距離的には少し離れて交通としてはなかなか行きづらい部分もあると思うのですけれども、日本海側と太平洋側でそれぞれ震災の時もそうでしたけれども助け合うというところで、太平洋側の都市として果たしたい役割というのはどのようにお考えでしょうか。

A4

津波警報・注意報も出た、これがかなり広い範囲で出ていましたものですから、それぞれの応援体制が組まれたのだと思います。本市としては今回は揺れの影響があったところもありましたけれども、比較的平穏に日常生活が送れているわけです。そういう中でどのような支援が必要なのか、今まだいろんな面で混乱の中でそれぞれ要請を取りまとめておられると思います。既にプッシュ型で対応しましょうという自治体も多く出ていまして、そこでもそれぞれのネットワークごとに給水車をお出しになったり、あるいは毛布の支援をなさったり、あるいはそれこそさまざまな医薬品の支援をなさったり、こういうこともされているかと思います。私どもとしてはどういうところでどのような支援が必要なのかということについて、詳細が出てきて応援に入るということになるのだろうと認識をしております。今まだ現地の大きな道路は通行可能になっているところも多いようですけれども、小さなところはまだまだ交通の寸断などもあって、海からの救助あるいは支援物資の届けなどがなされていると承知をしているところですので、もう少し様子を見ながらだと認識しています。