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更新日:2026年4月15日
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令和8年4月14日
メモリアル拠点の説明として、災害文化の創造拠点ということをおっしゃっていると思うのですが、そのところを改めてご説明いただいてもよろしいでしょうか。
東日本大震災を経験し、その中からどのように立ち上がってくるかというさまざまな活動がこの間、取り組まれてきているかと思います。そういった災害に遭っても生きる力というのでしょうか、それを乗り越えていくすべというものについて、この仙台でいろいろと創造していきたいという思いを込めているところでございます。もちろん本市のみならず、さまざまな研究機関もありますし、東北大学にも災害科学国際研究所もございます。そういう皆さま方とも連携をしながらですけれども、震災で被害を受けた100万都市・仙台として、また国連(防災機関)からもMCR2030レジリエンス・ハブに認定をされている国内唯一の都市としても、さまざまな災害を乗り越える力を創造して、国内外に発信できるようにしてまいりたいと考えているということでございます。
今回(基本設計が)中間案からまとまったということで、どういったところに注力をされたかということと、あと中間案から変わった点、先ほど47億円と試算していた経済波及効果を87億円と再試算されたのですが、その辺も含めて教えてください。
まず、基本設計について中間案から変更した点について、まずお答えしたいと思うのですけれども、音楽関係者や市民活動団体の皆さま方、それから障害者団体の方々とも意見交換を重ねてまいりまして、そこのご意見も踏まえて、例えばフロア内の段差の解消ですとか、エレベーターを大きくするなどのバリアフリー面での変更、それからトイレの混雑の回避、それから搬入経路の改善などの見直しを図ってきているということでございます。そして、経済波及効果についてもですけれども、前回は47億円ということで出させていただきましたけれども、これは既存の施設ですとか、それから「せんくら」など既存イベントの実績を基に推計をしていたわけなのですけれども、この施設が整備される青葉山エリアの立地ということを生かして、周辺施設ですとか観光施策と連携を図るなど、大きな観光客なども呼び込めると踏みまして、来場者数、それから宿泊者数の拡大につなげて、より大きな経済効果が生まれるだろうということです。
それと併せまして、仙台はMICE都市も目指していて、学会など大きな会議も誘致しております。さまざまな会議も開催いただいているところではありますけれども、(仙台)国際センターと隣接をしているこの施設ですから、大変魅力的な建築物であるこの複合施設と併せて、さらなる大規模会議の誘致も可能になってまいります。それから、仙フィルにもご協力をいただきまして、この施設ならではのユニークベニューも展開することができるだろうと考えているところです。これも大きな魅力になって多くの皆さんたちに来場いただける、ご使用いただけるというふうにも期待をしているところです。そこで今回、(経済)波及効果を上乗せしまして、皆さま方にご説明をさせていただいたところでございます。
2,000席規模とか劇場転換型の使用といった大枠のところ、柱のところは変えないということでよろしいですか。
そうです。
今回施設の設計に加えて、こういったビジュアルを多用した資料なんかもお付けになっているわけですけれども、今回、市長が参加するシンポジウムを含めて3回、市民との対話の場を設けるという形になりましたが、この発信の在り方とか見せ方というところにも注力されたのでしょうか。
これまでもさまざまな団体の方々などと対話を重ねてきたところでもございます。それからワークショップも重ねてまいりました。しかしこれまで以上に多くの皆さま方に説明をする必要があるということを、議会の方からもお話をいただいたところでもございまして、丁寧に多くの方々にご理解いただけるように発信を強化していかなければいけない、そして整備を進めていかなければいけないという思いで、今回新たにホームページにプレイベントの様子を掲載をさせていただきました。こういう訴求も必要であろうと思っているところでございます。それからまた、今回新たに日程を発表させていただきましたけれども、それ以外にも音楽や演劇関係者の方、災害文化などの市民活動団体の方々との意見交換を、基本設計の中間案の際には20回以上も実施してきているのですね。そのことについても皆さま方にしっかりとお伝えできていないところもあったというふうに思っております。その皆さま方ともさらに意見も、対話も重ねていって、いろいろご意見を伺ったこと、その都度になるかどうか分かりませんけれども、それも皆さま方に知っていただくように発信してまいりたいと考えております。
今回6月6日にシンポジウムを行われるわけですけれども、説明会も含めて市長はこちらの6日のほうに参加されるということで、どういった訴えというか、市民の方々に理解を得るための説明の在り方だったり、ご自身としてどういったところを力を入れて発信していきたいかというのを改めて教えてください。
先ほども申し上げましたけれども、この間、長い間、音楽ホールの要望をいただいてまいりました。加えて、本市が東日本大震災を経験して、沿岸部の伝承施設、そしてまた中心部にもメモリアルの拠点が必要だという2拠点方針ということを既に決めた上で、ああ、そうだわと。あのときに、震災の後、音楽ですとか演劇関係者の皆さま方に、私たちは生きる力をいただきながら復興の歩みを進めてきたのだと。この際、複合施設にすることにしましょうということで、この複合施設とすることを決定して歩みを進めてまいりました。その点についても併せて皆さま方にご理解をいただく、ご存じないという方もいらっしゃったというデータもございましたので、その辺も丁寧にご説明をしながら、そして日本を代表する建築家である藤本壮介さんの今回のコンセプトとこの施設の持つ魅力について、ぜひご本人のお話も交えながら皆さま方に知っていただきたいというふうに考えているところです。
中間案の段階ですと、(事業費は)548億円程度というお話だったと思うのですけれども、今回、基本設計がまとまった段階では646億円となっておりますが、これも少し高騰してきているところについて、やはり建築費の高騰などもあると思うのですけれども、この点について改めてお話をお伺いできればと思います。
それから、昨今のイラン情勢もあって、今後また少し変動も見られると思うのですが、その点についてもお伺いできればと思います。
まず、中間案以降協議を進める中で、設計の見直しについて先ほど少し触れさせていただいたところはあるわけなのですが、現時点で整備費用というのは、備品費それから関連工事費用を含めて646億円、これは変わらないところでございます。今後、実施設計に入る段階において進めていく中で、さらに精査してまいりたいというふうに思っております。
今後また少し、この変動については、まだ見込まれるというところですか。
この間いろいろとご指摘もいただきました。本市としても、施設整備を進めていく中でいろいろな財源確保も含めてですけれども、取り組まなければいけないと思っております。今まだ何とも見通しについて申し上げる資料というのはそろっておりませんけれども、変動するとして仮定したとしても、それについてはご理解いただけるように、しっかりと抑えるところを抑えていかなければいけないというふうに思っております。
経済波及効果について伺いたいのですけれども、年間87億円というのを、これは初年度のというふうに理解すればよろしいですか。しばらくこの数字が続くと(いうことですか)。
はい、そういうふうに思っています。そして、さらにこれが増えていくような取り組みを充実させていくことも目指さなければいけないなと思っています。
しばらく続くという理解でよろしいですか。
はい。年間87億円規模で。
これまでは47億円と試算されていて、これまではこの既存施設とかそのイベントの実績を基に47億円というふうに試算をされていて、それプラス、この青葉山エリア全域の観光振興の取り組みなどを踏まえると、87億円まで伸ばせるという理解でよろしいですか。
はい、そのとおりです。それと皆さんにお配りした資料の中でも、もちろんここは音楽を楽しむ、音楽を、文化芸術をさらに向上させる、災害文化を創造していくということでお使いをいただく施設ですけれども、それ以外にも、さらなる事業展開例ということで示させていただきました。仙台の建築、これは今回、藤本壮介さんの建築によるホール、複合施設になるわけですけれども、これもそれこそ日本を代表する、あるいは世界にも代表するようなものになるのだろうというふうに考えているところでもございます。
そのほかには、仙台にも(せんだい)メディアテークや宮城県美術館など、有名な建築家の造った施設などもございます。そういう意味で、建築を学ぶ学生さん含めて、建築の魅力を感じて訪れる方々も、きっとこの仙台に来られるだろうというふうに見込んでもいるところです。近年、全国各地でこういったようなイベントもあるということも資料に書かせていただきました。そういう意味では、今回のこの複合施設が仙台の魅力をさらに高めて、多くの方々に訪れていただけるものと思っています。
大規模会議の誘致とかナイトコンテンツの整備とか、あとこの建築の企画の実施等もこれからやっていくものというふうな側面が強いかなと思うのですけれども、この87億円をどう理解するかというところで、これは推計というよりはどちらかというと希望なのかとも思うのですけれども。
(青葉山エリア複合施設整備室調整担当課長)
87億円の経済波及効果についてのご質問かと思います。こちらについては、施設運用後、開館後の経済波及効果の見込みというところになっておりますので、そういった意味では今、現時点の推計というところにはなるかと思っております。先ほど市長からもご説明させていただいたとおり、さまざまな企画を実施することによって、観光施策と連動することによって、こういった経済波及効果の見込みができるものというふうに考えて、今回お示しさせていただいたというところでございます。
市民説明会なのですけれども、これは質疑もありなのですか。
その予定です。
例えば、その会場で質問をその場で募ってお答えになる形式なのか、または事前に(質問を募集する形式なのか)。
(青葉山エリア複合施設整備室調整担当課長)
6月6日のシンポジウムにつきましては今後になりますので、詳細についてはこれから詰めていくところではございますけれども、市長からも説明の場というところは当然ありますし、そういう会場にいらした方から質問をお受けするというところも念頭に置きながら、シンポジウムの中身について、今後、詳細を詰めていきたいと考えてございます。
今回この基本設計がまとまる段階で事業費の増大がいろいろ懸念されるということの意見が多かったと思うのですけれども、この段階では事業費の変更をしなかったというのは、やはり今後実施設計が入る段階で精査したいということで、この段階では特に事業費に関しては変更はなかったということでよろしいのでしょうか。
そのとおりです。途中でいろいろ周辺の整備にかかる費用等々も含めて、646億円という額をお示しをさせていただきましたけれども、今回、今の段階でこの費用はそのままであります。なので、これから実施設計の段階で大きくなるのか小さくなるのかも含めてですけれども、いろいろと、それこそ皆さま方にもお知らせをしながらだと思いますが、努めてまいりたいと思います。
このシンポジウムで参加者から意見が出たものは、この計画にフィードバックするというようなこととかというのはあり得るのでしょうか。
それはこれまでもいろいろと対話を重ねながらやってきたので、こうなりましたというのはもう伝えているのではないかというふうに理解しています。
では、このシンポジウムが(フィードバックを)伝えるという場面という理解でよろしいですか。
このシンポジウムで、そういうようなところをすることになるかどうかはまだ何も聞いていませんけれども、それよりも先の段階で、今までいろいろと対話を重ねてきた団体の方々がおいでです。そういう皆さま方からのご意見も聞きながら、今回基本設計についてはこのように最終案としてまとめましたというのは、もうフィードバックをするのだというふうに思っています。
市民説明会に関しても同じように伝えるという場面で大丈夫ですか。
市民説明会につきましては、このように基本設計が固まりましたよということをお伝えするということになると思います。
シンポジウムの方だったのですけれども、(午後)2時開始ということなのですが、時間はどれくらい見ているというのはありますか。前回、市民の方から途中で質問とか質疑応答が打ち切られてしまったという不満の声が出たりしていて、市長とか藤本(壮介)さんの方に実際にお話を投げかけたいという市民の方がたくさんいらっしゃると思うのですけれども、予定が決まっていたら教えてください。
今回シンポジウムを開催して、シンポジウムに参加したお一人一人、皆さんいろんな気持ちをお持ちになられるのかもしれません。そういう方々全員にお話を聞ける時間というのはないというふうには思います。ですから、その中からどなたか限られた方になってしまわざるを得ないというふうに思いますけれども、その事前の段階で、音楽関係者の方々、演劇関係者の方々、災害文化に取り組んでおられる市民団体の方々など、さまざまな意見交換もこの間重ねてまいりましたけれども、それについてもホームページ等を活用しながら広く市民の皆さま方に、こういう意見があってこのように対応しているというような考え方についても、発表していくと思います。その場で新たなご意見というのについては、これもどのぐらいの時間が取れるのかは、これからになりますかね。
(青葉山エリア複合施設整備室調整担当課長)
今後、市民説明会を5月に、6月にはシンポジウムと予定しているところでございます。こういった形で6月のシンポジウムがございますけれども、まずは5月の市民の方への説明会、あと音楽関係者、演劇関係者の意見交換会を担当部署の方からしっかり説明しながら、あと意見もいろいろ聞きながら重ねてまいりたいと思っております。少し補足させていただきますと、音楽関係者、演劇関係者の皆さまにつきましては、中間案の段階で一度意見交換をさせていただいた上で基本設計はまとまりましたので、そういったところで、どういったところを反映したかというのをお伝えしながら、今後の実施設計、管理運営の方にどう生かしていくかといったところをまたご意見をいただきながらしていきたいというふうに思っております。また5月の市民説明会も同様に基本設計の内容、管理運営の中身をお伝えさせていただいた中で、いろいろなご疑問がやはり出てくるかと思いますので、それを2回ほどですけれども準備させていただきましたので、多様な意見にお答えしながら進めていきたいと考えているというところでございます。6月につきましては、これから詳細を詰めるというところでございますが、前後の日程も含めながら、しっかりとお伝えできる場ができるように、その構成については考えていきたいというふうに考えてございます。
事業費の見込みの中の運営管理費の見込みなのですけれども、年間で運営費18億円に対して収入が2億足す2億で4億円、差引き14億円というのは税金の負担ということでよろしいですか。
(青葉山エリア複合施設整備室調整担当課長)
18億円に対して収入の見込みが施設収入2億円、あとチケット収入2億円ということで、残りの14億円というところにつきましては、こちらは指定管理料ということで基本的には負担することになって、基本的には市の方での負担という形になるというふうに見込んでいるというところでございます。
(青葉山エリア複合施設整備室調整担当課長)
改めまして、市民説明会を5月13日、5月23日の2回ほど開催するということでご案内申し上げてございます。こちらについては、(記者発表資料の)(4)の主な内容のところに記載してあるとおり、文化観光局の方で説明するということで、市長はこちらには出席しない方向で、文化観光局の方から詳細なところも含めてご説明する場ということで考えてございます。つきましては、次のシンポジウム、6月6日につきましては市長、あと設計者の藤本壮介さんにもご参加いただきながら、本施設の魅力や可能性を考えるシンポジウムというものを開催していくと、そのような形で進めてまいりたいというふうになっております。
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