現在位置ホーム > 市政情報 > 広報・広聴 > 過去の市長記者会見 > 市長記者会見 2014年度(平成26年度) > 11月 > 市長がフィンランド共和国ヘルシンキ市およびオウル市を訪問します(発表内容)

ページID:7180

更新日:2016年9月20日

ここから本文です。

市長がフィンランド共和国ヘルシンキ市およびオウル市を訪問します(発表内容)

11月23日から27日までの日程で、フィンランド共和国のヘルシンキ市、およびオウル市を訪問しますので、お知らせします。

訪問目的の第1は、「仙台 フィンランドの新たな協力に向けた覚書」の調印でございます。

平成15年にフィンランドの政府機関などと「仙台フィンランド健康福祉センター協力合意書」を締結し、平成17年にフィンランド健康福祉センターがオープンしてから、本年でちょうど10年となります。これまで、フィンランドの企業と仙台の企業が提携をしての製品の事業化や研究開発など、数多くの実績を上げてまいりました。今回、対象とする産業分野の拡大などの方向性について、一定の合意に達することができましたので、ヘルシンキにおいて、これまでの合意書を改め、新しい覚書の調印式に臨むこととしたものです。

第2は、期間満了となるフィンランド・オウル市との「産業振興のための共同インキュベーション協定」を更新する調印を行うものです。

こちらは平成17年度から、健康福祉分野に限らず、ICTを中心とする幅広い分野におきまして、都市間の連携、産業振興に向けた交流を進めてまいりました。オウルは世界的にもICT分野で高い評価を受けており、若い世代を中心に起業が盛んであることなど、本市にとって学ぶべき点が多い都市でございまして、今後も交流を進めていくため、再度、協定の締結を行うものです。

あわせて、フィンランド共和国からは震災復興に多くのご支援を頂戴していますので、感謝の気持ちを直接お伝えしてまいりたいと考えています。

今回の訪問には、市内の企業10社も同行していただき、フィンランド企業との商談や、新規契約の締結等に臨んでいただきますので、これも10年の取り組みの成果と嬉しく思っています。今回の調印を機に、仙台フィンランド共同によるビジネスがいっそう発展していくことを、私としても期待しています。

仙台市長 奥山 恵美子