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更新日:2016年9月20日

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質疑応答の概要

平成28年7月12日

(1)一昨年の衆議院議員選挙から今回の参議院議員選挙まで4回の選挙でミスが続いているが市長の所感を伺う

今回もいろいろとトラブルがあったことについて、まずおわびを申し上げたいと思います。

開票事務につきましては、最終的な数字の確定に時間を要し、お待たせしたことを大変申し訳なく思っています。これは集計の途上で投票者数と実際の票数に差が生じたことを検証する際に、作業に時間がかかったというものであり、今後の大きな課題の一つだと思います。票数に差があった場合の取り扱いについては、検証のステップを定めていたので、それに従った結果、最終的な数字の確度は信頼いただけるものを出すことができたと思いますが、時間がかかってしまったということです。投開票のプロセスについては、正確さはもちろん大きな前提ですが、迅速さも反映させた作業体制を取れるように、今回のことも含めて検証して、選挙管理委員会としてさらにレベルアップを目指してもらいたいと思います。

一方、期日前投票を含めた対応で、しっかりとした事実確認に至らず間違って投票用紙を交付したものや、投票できないと誤って案内した事例などがありました。これらは細かいレベルの話ですが、選挙管理委員会事務局としてきちんと細かい点まで把握して、個別のケースに対応していくのが選挙事務のあるべき姿です。これについてもあらためて検証して、今後そういったことが起こらないように、われわれとしてどういう手だてが講じられるのかを、選管としてもしっかり詰めていただく必要があると思います。私も報告を受けて、例えば人員体制で必要な部分があるのかなど、選管と相談していきたいと思っています。

(2)開票時間の短縮について、今後の具体的な対策として考えているものはあるのか

票数に差があった場合の検証方法のプロセスはできあがっていて、うまく機能したと思いますが、時間がかかった要因には、どこかに手戻りがあったとか、途中から追加のプロセスが入ったとか、いろいろな状況があると思います。五区の選管が集まって、それぞれの区選管ごとに反省点を出し合いながら、どうすれば全体の迅速化が図れるのか、しっかりと検証していく。その機会は当然選管としても持つと思いますが、私もそれを受けて、選挙の従事者の数の問題など必要な対応があれば、話し合って充実に努めていきたいと思います。

(3)桜井氏の当選について所感を伺う。また、全国的には与党優勢の中で東北では野党が優勢であったこと、宮城県での野党共闘についてはどのように受け止めるか

桜井氏が約50万票を獲得する中での約4万票差だったと思いますが、大変な接戦だったと思います。3期18年の議員活動のキャリア、その中で宮城県内をくまなくご自身の足で歩かれて、さまざまな震災復興のプロセスも含めて地域の課題を聞いてこられた積み重ねが、最終的に票差につながったのではないかと私自身は受け止めました。

全国的に与党が多数を占める中で、東北だけは逆の結果が出ていますが、これは、震災がこの5年間、東北の経済に非常に大きな影を落としていたということだと思います。アベノミクスと言われる経済政策の中で、例えばインバウンドの増加とか、景気の好循環的な要素が東北以外の部分にはかなり見られたことに対して、東北は被災地ということもあって、そういう実感が乏しかった。足元の景気が良いという実感がないというお声は私も常日頃から聞いていますし、おそらく東北各県でそういう状況があったのではないかと思っています。

また、東北は1次産業の農林水産業の比重が他の地域に比べて高いところです。TPPの交渉の結果につきましても、まだまだ十分な説明が政府からなされていないという実感をお持ちの方が仙台市内にも多くおられます。東北全域としてはそういったお声がより高いと私も受け止めています。こうした2つの点などから、現政権の主に経済政策を中心とした進め方について、東北の中では「このままではわれわれにとっては不十分だ」という声があり、今回の結果につながったのではないかと思っています。

今回の野党共闘は、特に宮城県は桜井さんご自身がそのトップリーダーという感じで候補者になられたわけです。ご自身の当選の弁の中でも、野党共闘が運動の推進の大きな力であったと総括しておられますので、手応えがあったということだと思います。結果も出したわけですので、その成果は一定程度あったのだろうと思っています。

(4)市長は桜井氏の当選確実が発表された後、桜井氏の事務所を訪問していたが、どのような話をしたのか

当日は、こちらは「おめでとうございます」と、桜井さんも「激戦でした。本当に皆さんのおかげです」ということをおっしゃっただけで、特に事務所で話をしたということはありませんでした。

昨日、桜井さんが市役所においでになられて、あらためて「議席を得たので、地元仙台そしてまた宮城県の復興をさらに加速するように頑張りたい」ということと、ご自身が選挙活動としてまわられる中で、有権者からお聞きになったさまざまな課題、特に経済的な側面に対するさまざまな方のもどかしい思いなどを伺いました。ご自身としても、こうしたことへの対応をしっかりと国政の場で実現していきたいということで、私としても東北の経済状況が厳しいということは同感であるので、引き続き頑張っていただきたいという旨を申し上げました。

(5)大きなミスのあった平成26年からこれまでの間、さまざまな対策をとってきたが、選挙事務に対する信頼を回復できたと思うか

投票日前の何件かのミスもありますし、開票時間の遅れという問題もありますので、有権者の皆さまが期待していただいている選挙事務の執行としては、まだまだ不十分な点があったと思います。

(6)選挙のミスに対し、市長の指示が甘いのではないかとの声もあるがいかがか

選挙事務は大変多くの人が関わって行っていくものですので、その一人一人が十分に力を尽くして、なおかつそれが全体としてきっちりピースのように積み上がって初めて完全なものになると思います。毎回携わる職員の状況も変ってきますが、例えば組み立て体操でいえば、しっかり組み上がるべき部分が崩れる状況が続いているわけです。私としても、きちんとした事務執行に向けて毎回取り組みをしていますが、必ずしも前回と同じ間違いを起こしているわけではなく、トラブルを防ぎきれていない状況です。職員と一緒にさらに取り組んでいくということであり、厳しく声高に指導することで解決するというものでもないところに、実務としてのトータルの難しさがあると思っています。

(7)選挙で使用しているシステムに問題があるのではとの指摘もあるが、システム全体を改修する予定はあるのか

システムについては、トラブルの原因になったものは修正しつつ運用していますので、今全体として見直しや改修の必要があるとは思っていません。一方で今回、表示されるメッセージの表記の問題がありましたが、選挙事務をよくわかっている人がその表記を作っていて、自分ではその意味するところを十分伝えられると思ったけれども、そうではない人が見たときに誤解が生じ得ることに思い及ばなかったということだと思います。よくわかっている人が見ることと、当日従事する人がどういう受け止め方をするかということについては、さまざまな段階の人がそれを見るなり使い込んだりすることによって、その誤解のレベルを減らしていくことが大事だと思います。

(8)衆議院の解散がなければ次は市長選挙だが、選挙管理委員会に対しどのような指示、指導を行うのか

選挙事務は法令やさまざまな事務処理要項で定まり、きちんとしたルールの中で完結することを目指して整備されている業務だと思います。いろいろ課題はありますが、万全にしっかりやってほしいというのが、市民有権者の最大の願いです。解散があるかどうかによって次の選挙が何になるのか予測できませんが、常に選挙はあり得るという前提で、早期に研修して、改めるべきものは改めて、しっかりとした取り組みを選管にも求めたいと思いますし、私自身もそのように執行していきたいと思います。

(9)仙台市では桜井氏への投票が50%を超えていたが、そのことについての所感を伺う

仙台市は大選挙区ですし、一方で無党派層の割合が多い選挙区でもあります。そうした中で、国政に期待するものとして、桜井さんの主張された方向に賛同する方が仙台市の有権者層の中では多かったという無党派層の流れも一つあったと思います。

(10)今後の投開票事務ではさらに市の職員数を増やす予定はあるのか

今回を踏まえて、各区選管と市選管の間で一定の話し合いと検証がなされると思いますので、まずは、その報告を聞きたいと思います。現場としてさらに市の職員を増やしてやっていくべきという判断が出れば、私もそれに従って考えたいと思いますし、何らかの形での実務の徹底ということであれば現状の割合のままで行くことになると思います。まだ選管から今回の検証報告を聞いていませんので、今後考えていきたいと思います。

(11)今回の参議院選で県内の18歳、19歳の投票率は49%と県全体の投票率よりも低かったが所感を伺う

選挙年齢が下がったということで、選管としてもPRに努めてくれたと思います。しかし今回示された投票率については、私としてはもう少し上がってほしいという希望はあります。今回全国で行われた、大学に投票所を設けるなどの新しい試みで、仙台市の選管が着手しなかったものについて、全国でいろいろな事例があると思いますので、投票の伸びや投票への促しの効果がどれくらいあったのかしっかりと把握して、われわれも学都で学生の多い街ですので、今後取り入れることができるものがあれば早急に取り組んでいきたいと思います。

(12)県内の18歳、19歳の49%という投票率は、前回の参議院選における20~24歳の投票率約30%よりも多いが、市長の予想と比べてどうだったのか

10代の投票率は、20代より若干高めにでるのではないかと思っていました。ただ私としては50%を超えてほしいと思っていましたので、気持ち手が届かなかったのは、われわれの力不足もあったかもしれません。20代との差は、今回初めてということが全体として押し上げたのか、それとも18歳19歳の方はまだ高校など同一的な集団の中にいますが、20代の人は働いている人もいれば大学の人もいて分散化、孤立化の傾向があるというあたりの違いなのか、学識者なども含めて少し研究してみる必要があると思います。

(13)特定候補者を応援しないと言っていた宮城県知事が自民党の熊谷候補の応援を行ったが、そのことについて所感を伺う。また、自分の応援した候補が落選したことで知事が自分は貧乏神かもしれないと話したことについて伺う

知事のおっしゃったことは知事のお気持ちですので、私が忖度(そんたく)するのは難しいです。知事がマイクを握られたことについては、たまたまそこを通りかかった知事を呼び止めたというお話を、当日設営されていた方々からお聞きしました。私は特段の政党の議員活動があったわけではなく、市長に立候補するときはいわゆる市民党という立場で各党の議員の皆さんのお一人お一人のご判断によって押し上げていただいたという経緯ですが、知事は自民党県議としての立派な実績があるわけですし、県連の代表だったこともありますので、マイクを握られたと伺ったときは、いろいろ党からの要請があったのではないかと思いました。

(14)太白区役所で書類を放置し、他の自治体の選挙管理委員会へ迷惑をかけたことに関して市長の所感を伺う

書類を通して事務を進めていくことが、役所の文書主義の大きな基本です。とりわけ今回のように権利行使の停止に関わる書類は、決して放置されることがあってはなりません。放置した本人に重大な責任があることはもとより、選挙の期日が迫っているにも関わらず、放置されていることを組織として発見できなかったことも問題だと思っています。これについては、早急にそういうことが生じないように、文書の収受と、その後の手続きがどこまで進んでいるかを確認するシステムを、組織として検討するよう指示しています。

今回の件では担当者は一人なので、収受はしたものの、おそらくその一人に任せきりにしており、誰もチェックする人がいなかったということだと理解しています。任せきりにするのではなく、係長や同僚がいるので、しっかりとその経過を把握するシステム、また、そういうことを確認するために朝礼などいろいろな場を設けているので、しっかりとそれらが遂行されるよう、私としても各部局に指示を出していきたいと思います。

(15)太白区では担当職員が体調を崩していたと聞いており、人員体制と係長職への業務集中にも原因があると思うがいかがか。また、文書のチェックは全庁的な取り組みということか

職員が体調を崩した場合に、係長がそれを補佐していくというのは、組織の中では、しばしばあることです。臨時的には仕方がないとは思いますが、一定程度長期化した場合には臨時職員を充てることや、場合によっては臨時の人事異動を行うこともあります。それらは、課長が自分の課内の人事状況をどのように見るかということになると思います。今回の場合は、あらためて人事異動を要するまでであったかの検証が必要だと思いますが、いずれ課長が適切な判断をしていくことは、全庁的に必要なことだと思います。

一方、コンプライアンスの委員会の中でも、係長職の業務量が非常に多い傾向にあるのではないかというご指摘をいただいています。これについては、総務局を中心に他都市の状況なども勘案しながら、本市の組織における係設置数や、他都市との違いなどを検証し、なるべく早い時期に客観的な数値なども確認した上で、必要であれば係の分割や係長を補佐する主査の増員など、それぞれの部局の実態に応じて、コンプライアンス委員会のご指摘に応えるような改善をしていきたいと思っています。これは、若干お時間をいただくことになると思います。

文書収受のチェックについては、今回の事例は例外的に起こったことであるとは思いますが、文書の収受と、収受してから次の段取りに移ることはどの部局でも行っていることですので、段取りを確認し、本人以外の人がきちんとそれを把握していくという仕事の仕方を全部局で徹底していく必要があると思っています。

(16)名取市長選挙で山田氏が当選したこと、佐々木市長の復興政策が争点であったことについて所感を伺う

震災以降、隣接する市の市長として、私自身も佐々木市長とは、さまざまに個別のことでもお話しをしましたし、同じ市長仲間として復興に取り組んできたという認識を持っています。佐々木市長が復興に大変力を入れてこられたことは、私も身近に感じていたところです。

ただ、閖上地区という、非常に海に近接する市街化区域であり、多くの方が住んでおられた地域が直接被災される中で、現地再建か、それとも内陸移転かということで、街の世論を文字通り二分する形で議論が行われた結果、復興庁の防災集団移転の考え方は両方やるという訳にはいきませんので、大変厳しいご判断であったと思いますが、現地再建に舵を取られた。そもそも世論を二分している議論ですので、この5年間、常に現地再建に反対されるご意見があったとお聞きしていますし、いろいろな報道等でもそのように承知をしています。反対される方々にとっては、別な道もあり得たのではないかということでの異論もあったのかもしれません。

また、現地再建の判断も含めて、土地区画整理事業として閖上地域を再興していくことは、そもそも非常に時間を要する事業で、現に多くの時間を要しています。そうした中で、津波の被害からは遠かった内陸地域の皆さまにとっては、この間、市政が停滞しているようなご印象もあったのかもしれません。それらのことが相まって、市政の新しい方向への選択ということが選挙を通してなされたと受け止めています。

(17)新しい名取市長に期待することは何か

どのような手法を取るにしても、早期の復興は被災された地域の方々の総意であると思いますので、引き続き復興に全力を挙げていただきたいと思います。

また、名取市とは名取と仙台の広域行政協議会もありますし、名取で被災されて、仙台にいらっしゃる方々への情報提供も個別に取り組んできました。近隣自治体固有の例えば道路環境の整備や復興のこと、川を挟んだ藤塚と閖上が対岸同士ということで、震災前には貞山運河をテーマにした双方のまちづくりも話題に挙がっていたのですが、震災で話が止まっていますので、いずれ、そういうお話しもできるようになれば、私としても嬉しいと思います。

(18)中学一年生のいじめ自死について、中学校の近くの公園に献花台が設置されているが、地元では公園としての原状復帰と献花台の継続で意見が分かれていることについて、市長の所感を伺う

地元の方から公園の原状復帰の要望が出ているのは聞いています。また、同じ学区の中でも献花の場をここで継続したいというご意向の方もいらっしゃると聞いています。悼むというお気持ちも、公園の日常性を回復して利用していきたいというお気持ちも、どちらも地域のためにということであり、どちらが正しいと決められる性格のものではないと思います。公園の原状復帰を目指すのであれば、悼む気持ちは長く続くものではありますが、節目という考え方もありますので、それらも踏まえながら、地域の方々ともう少しお話を継続していく必要があると私としては思っています。

(19)今回の参議院選で改憲勢力が3分の2を超えたことについての所感を伺う。また国会において憲法改正の議論がどのように進んでいくべきだと考えているか

現状では、発議に足りる3分の2という数が確保されたということだと思います。そういう意味では、議論が進んでいくと思いますが、今回の選挙戦を振り返ってみますと、改憲について、それぞれの候補者の政見、演説などや、党の代表の方々の遊説などで、直接的に述べられたことはほとんど無かったと私が地元で知る範囲では思います。

必ずしも選挙の争点ではなかったかもしれませんが、実質として国会の数はそうなっているということを考えると、改憲のそもそもの意味合いとか、憲法といっても広い範囲の条文がありますので、どこをどのように変えることを目指すのか。安保法制の時も、国民への説明が足りないのではないかということを会見でも申し上げたと思いますが、こういう事態になれば、なおいっそう改憲の必要性や、具体に何をどうするのかということに対する、それぞれの党の中でのお考えについて、国民への具体的な説明が尽くされるべきだろうと思います。

(20)選挙後に、安倍総理が改憲を前提に与党に投票してもらったとの発言を行ったが、そのことについてどのように思うか

少なくとも、参議院選挙の宮城県内の候補者の演説などの中で、その争点に関し十分に議論を深められたとは思っていません。具体に総理が目指される改憲というのは、憲法の何をどうすることであって、それはどういう理由からなのだということが、総理が推された候補者の口から詳しくご説明があったとは認識していません。総理は全国のどこかではそういう話をされたかもしれませんが、少なくとも宮城県では、私はまだ十分なご説明を得たとは思っていませんし、今回の東北の選挙区の議席が野党5対与党1になったことは、憲法が5対1につながったというよりは、復興も含めた経済状況、東北だけが取り残されているという感を深くさせるような経済状況が基本にあると受け止めました。総理がおっしゃたことは、少なくとも東北・宮城で私が持っている実感とは違うという感じでいます。

(21)憲法改正に対する市長のスタンスを伺う

基本的には、戦後70年以上たって国際情勢がさまざまに変化している中で、特に安全保障の面に関して、日本としていろいろ考えなければいけない課題があると思っています。ただ、日本国憲法、特に9条の問題などは、戦後70年間日本国民がさまざまな政治の活動の中で、例えば60年安保や70年安保も通しながら、これを守っていく、継続していくという選択をその都度、民意として示してきたものであると思っていますので、そのプロセスについては国民として十分な議論が必要であると思っています。

(22)現時点では世論における改憲の議論は盛り上がっていないという考えか

具体的に何をどう変えていくことで、国民にとってどのような利点があるのかについては、まだまだ国民の皆さんが実感としてわかるレベルにはなっていないと思います。

(23)前岩手知事の増田氏が東京都知事選に立候補を表明したが、所感を伺う

増田さんは、岩手県知事を3期12年務められた、そういう意味では大変東北に明るい方です。そういう方が首都東京の知事に就かれたことは今までなかったと思いますので、そういう意味では東北にとっても興味深い都知事選挙になったと思います。

(24)増田氏は地方と東京の共存ということを考えているようだが、市長が東京都知事に望むことは何か

具体的なことの一つとしては、総理も前の舛添知事も、来たる2020年の東京オリンピックは東日本大震災の復興を発信するオリンピックと位置づけるとお話しになっていたことです。もし増田知事が実現するとすれば、東京オリンピックにおいてどのように東日本大震災からの復興ということをともに発信していけるか、知事としてのお考えも伺いたいと思いますし、われわれ被災地としてもオリンピックに向けた発信がどういう形になるのか、ともに議論ができれば興味深いことだと思います。

仙台市長 奥山 恵美子

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