ページID:52926

更新日:2023年12月28日

ここから本文です。

はあとケアサークル「YELL」

はあとケアサークル「YELL」の紹介

はあとケアサークルYELL(エール)は、仙台市内の大学生を中心とした学生が集まって活動をしているボランティアサークルです。

エール写真

 

どんなことをやっているの?

検討会

学年や学部も異なる市内の学生が、月に1回直接集まったり、オンライン上で交流しながら、「ストレスとの上手な付き合い方」や「悩みがあるときには、どうすれば乗り越えられるか」などを考えています。

現在は、仙台白百合女子大学・東北学院大学・東北福祉大学の学生を中心に集まり、皆で和気あいあいと意見交換をしています!

それぞれに出した意見は否定せず、まとめていくことを大事にしています。

★参加学生が、YELLに参加したきっかけ

  • 他大学で、自分と同じように心理学を勉強している学生や、他学科の方とも交流したいなと思いました。普段、自分が勉強していることを、活動の中で生かせるのではないかと思いました。
  • 元々、メンタルヘルスに関することや、自死対策に興味を持っていました。授業での、YELLの先輩からの啓発活動を聞いて、自分も参加してみたいと思うようになりました。
  • 感染症蔓延禍で、様々な活動への参加が難しいなと思ったけど、学生のうちに、何かできることをやってみたい!と思ったのがきっかけです。

             YELLイラスト 

★実際に参加しているYELLのメンバーからのメッセージ

検討会では、参加メンバーから、色々な意見が出てくる。それによって、自分自身の視野が広がると感じています。意見を聞いて、自分自身のストレス対処方法も広がったなと感じています。

実際に啓発するときに使うスライドも、自分たちで作るので、スライドの作り方なども参考になりますし、啓発活動を通して、人前で発表する力もつくなと感じています。

現在参加しているメンバーの所属する大学の学生の皆さんや、それ以外の大学の学生の皆さんも、ぜひ一緒に活動してみませんか?

参加してみたい!という方や、興味のある方は、ページの一番下の、お問い合わせフォームからお問い合わせください。もう少し詳しく知りたい、という方も大歓迎です!

 

高校や大学などの授業でのプレゼン・啓発活動

高校や大学の授業に出向いて、同世代の方々に、メンタルヘルスの知識やストレスの望ましい解消方法について、啓発しています。「友達や家族、学校の先生などに相談することで気持ちが楽になった」「友達から相談された時にも、何か答えなきゃ!と気負いすぎなくていいんだ」など、メンバーの実体験に基づくメッセージも織り交ぜながら、発信しています。

また、大学祭で展示発表したり、図書館等の大学内での展示を行ったりということもしています。プレゼンようのスライドもメンバーが心をこめて作っています。「とても分かりやすかった」と好評なんですよ!

  • これまでの活動先:仙台白百合女子大学、東北学院大学、東北福祉大学、東北文化学園大学、宮城大学、仙台工業高校、仙台大志高校など
学生が作成したスライド(抜粋)
スライド ↓クリックすると拡大します

yellスライド01

スライド1:表紙「心のセルフケアをしてみよう」(PDF:592KB)

yellスライド02

スライド2「こころの健康を保つために、自分でできること(セルフケア)」(PDF:489KB)

yellスライド03

スライド3「もしも、あなたが友達から悩みを相談されたら」(PDF:436KB)
スライド4(キーワードCARE) スライド4「キーワードCARE」(PDF:1,012KB)

 

防災未来フォーラムの出展など、市民イベントへの参加

災害は、こころの健康にも大きな影響を及ぼします。仙台市主催の、「防災未来フォーラム」に出展し、自分自身や周囲の人のメンタルヘルスについて、災害時だけではなく普段から備えておくことの大切さをお伝えしています。

メンバー自身が普段行っている、ストレス対処のための「CARE」を参考にお伝えしたり、お子さんや保護者の方向けに作成した絵本「こころをまるに」をお伝えする等して、幅広い年代の市民の皆さんが、メンタルヘルスに目を向けていただけるように啓発活動を行っています。

ちなみに・・・2023年3月の出展では、来場者の方に、自分自身が普段やっているストレス対処は「CARE」のどれに当てはまるのか、アンケートをとってみました。

結果は、E:Enjoyを選んだ方が最多でした。参加くださった、320名の皆様、ありがとうございました。

※「CARE」とは・・・こころの健康を保つために大切なセルフケアのキーワードです。   C:Communication(他者とのコミュニケーション)、A:Activation(体を動かす等の積極的休養)、R:Relax&Rest(リラックスと休息)、E:Enjoy(楽しむこと)の頭文字をとって、「CARE」と名付けました。

防災写真1 防災写真2 防災写真3加工版

 

同年代の視点を重視した啓発グッズの制作

リーフレット、クリアファイルなど、学生や若い世代の方々が、手に取って、長く使ってもらえるようなオリジナル啓発グッズを作成しています。ふとした時に、ここまるを見て、セルフケアについて改めて考えたり、相談できる場所があると思い出してもらったりできるように、伝えたいメッセージについても、メンバー同士でわいわいと話し合いながら考えています。

YELLのメンバーよりも小さなお子さんにも元気になってもらえるように、絵本(PDF:2,554KB)も作成しました!

ここまる写真

 

なぜ大学生が普及啓発活動をやっているの?

もともとは、仙台市の20歳代の自殺死亡率が全国とくらべて高いことから、若年層向けの自死対策のために、若い人たちが悩み・ストレスを抱えた際に、セルフケアの実践や相談することにつながるような普及啓発活動を行う必要がありました。啓発活動を考えていく中で、「若い人向けの普及啓発活動であれば、同じ世代の人からのメッセージの方がより伝わりやすいのでは?」といった意見が、当時立ち上げた、”若年層向けの普及啓発のための検討会”(はあとケアサークル「YELL」の前身)に参加している大学生から意見が出されました。

それ以降、学生が中心となって、同じ世代の学生に自分たちが作ったリーフレットやクリアファイルなどを使って、メッセージを伝える、といったサークル活動に発展させて、現在に至っています。

ちなみに、このはあとケアサークル「YELL」の活動を1年間頑張った証として、メンバーの皆さんへはあとぽーと仙台所長から感謝状を贈呈しています。過去の先輩には、就職活動の際に、自分たちが作った啓発媒体や感謝状を相手方に見せて、学生時代のボランティア活動の実績のPRに使っていたメンバーもいました。

 

仙台市こころの健康づくりキャラクターここまるのプロフィールを考えました

実は、仙台市こころの健康づくりキャラクターここまるのプロフィールは、この、はあとケアサークル「YELL」から誕生しました。

「ここまる」の名前は、“こころ〇(まる)”からとっています。誕生日は、”若年層向け普及啓発のための検討会”が最初に開催された日の、12月19日としました。好きな食べ物の「芋煮」は、はあとぽーと仙台がある三居沢が、広瀬川のほとりにあり、毎年秋には多くの市民の方が芋煮会をやっていることから由来しています。「お湯」もリラックスるするには温かい飲み物がいいのでは?と、いずれも検討会やYELLに参加していただいたメンバーからの発案です。

ここまる元気

ここまるのプロフィール
名前 つなぐま科・ここまる
誕生日 12月19日
特技 こころのキャッチボール
好きな食べ物 芋煮、お湯、スイーツ
好きなスポーツ バトミントン
身長 ハート3個分
体重 ハートいっぱい
住んでいるところ

みんなの心の中にいるよ

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ

お問い合わせ

健康福祉局精神保健福祉総合センター

仙台市青葉区荒巻字三居沢1-6

電話番号:022-265-2191

ファクス:022-265-2190