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更新日:2016年11月30日
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「自分たちのまちは自分たちで守る」の精神で組織される消防団。本市には七つの消防団があり、現在約2100人の団員が活躍しています。消防団は、地域防災の中核として欠かせない存在となっています。
消防団員は、普段はそれぞれの職業で活躍しており、地域で自然災害や火災が発生した際に現場に駆け付け、任務に当たります。災害発生時だけでなく、災害に備えた訓練や消防資機材の点検、市民への防火指導なども行っています。
また、七つの消防団全てで階子(はしご)乗り隊が結成されており、消防出初式をはじめ、仙台・青葉まつりや区民まつりなどで、伝統の妙技を披露しています。
市では、東日本大震災の経験などを踏まえ、消防団を中核とした地域防災力の向上を図るため、平成27年3月に「消防団強化緊急事業5カ年計画」を策定。消防団員への報酬などの処遇改善や教育訓練の拡充など、平成31年度までに、計画的に消防団の充実強化を図っていきます。
優良協力事業所の表示証
従業員のうち2人以上(優良協力事業所の場合は4人以上)が消防団員であるなど、市の消防団活動に協力する事業所を、「消防団協力事業所」として認定しています。
心身ともに健康な18歳以上の方で、市内に居住・通勤・通学している方であれば、職業・性別を問わず入団できます。
入団を希望する方、消防団に興味のある方は、最寄りの消防署にお問い合わせください。
消防団員の待遇
「非常勤特別職の公務員」という身分を持ち、年間の報酬や災害・訓練等の出場に伴う報酬の支給等があります。
青葉消防団片平分団 石田真理団員
片平分団に所属する会社の同僚から誘われ、昨年4月に入団しました。これまで、仙台七夕花火祭やどんと祭の特別警戒、防災訓練等の活動に参加してきました。仕事では経験できないことが学べて、得られた知識を地域に役立てられることがやりがいの一つです。働きながらであるため制限はありますが、精一杯活動していきたいです。
青葉消防団八幡分団 早坂耕太郎団員
県内の大学に通いながら、消防団員として活動しています。子どもの頃から団員の方々に誘われていたこともあり、高校卒業後に入団しました。今年は、日頃の訓練の成果を競う消防団特別点検に出場しました。地域のためにという思いで集まった消防団は、団結力も強いです。就職後も、団員として活動を続けていきたいです。
(問)消防局総務課 電話234・1111、ファクス234・1120
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