復興まちづくり意見交換会実施報告

日時
平成23年6月19日(日曜日)午前10時から12時
会場
泉区役所 東庁舎 5階大会議室
参加者
約100名
主なご意見
宅地災害について
- 各地でボーリング調査をしているが、住民はこのまま住んでいいのか不安である。地域ごとに説明会をこまめに実施してほしい。
- 宅地被害についての対応を速やかに実施してほしい。
避難所について
- 今回の震災で建物は大きな被害があまりなかったということだが、指定避難所である小学校が大きく被災しているのはどういうことか。
- 市中心部の想定避難者数は昼間人口で考えるべきである。
- 備蓄品の入れ替えをするよう希望する。市だけで備蓄を考えるのではなく、事業所等にも協力してもらってはどうだろうか。
経済について
- 今後、仙台を離れる企業が出てくるので、つなぎ止めを行うべきである。
防災について
- 市としてガソリンを備蓄するのか。
- 市民に危機管理マニュアル等(例えば、避難所の場所、防災の心構え、防災グッズなど)を作って配布してほしい。
- 多様な情報、通信手段の充実、拡充に努め、大災害発生直後の情報伝達手段の多様化を図る必要がある。
市長回答
宅地災害について
- できるだけ地域ごとに話し合いをしたいと考えている。特に、宅地被害は地区ごとに対策・手法がまったく違うので、1箇所1箇所、時間はかかっても実施していきたい。
避難所について
- 学校やショッピングセンター、イズミティ21などで被害があったが、「天井」についての防災的な考え方が十分ではなかったので、基準の見直しが必要であると考えている。
- 街中の避難については、課題として明らかになったと認識している。昼間人口や市外の方も計画に入れていく。
経済について
- 仙台から出て行く企業について、ごく少数ではあるが動きがあるのは確かである。様々な方策によって経済対策を進めたい。
防災について
- ガソリンの備蓄については、制度的に課題や難しい面もあるが、県や国など広域的な視点で検討していきたい。
会議資料