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更新日:2026年3月31日

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大手門復元整備事業について

令和18年には、伊達政宗没後400年を迎えます。仙台市では令和18年までの仙台城大手門復元を目指し、令和8年3月に「仙台城大手門復元基本構想」を策定しました。
本ページでは、基本構想の内容をダイジェストでお知らせします。

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仙台城大手門について

大手門の概要

大手門は、江戸時代を通じて仙台城の正門としての機能を果たしていました。明治時代から大正時代には、陸軍第二師団司令部の正門となり、大正14年(1925)には仙台市が第二師団から借地して青葉山公園を開園し、大手門は一般に開放されました。昭和6年(1931)には脇櫓(わきやぐら)とともに国宝に指定されましたが、昭和20年(1945)の仙台空襲で焼失しました。

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焼失前の大手門の様子。仙台市博物館蔵。

大手門の特徴

構造

木造2階建て、入母屋造(いりもやづくり)、瓦葺

規模

1階 桁行約19.7m 梁間約6.8m

高さ約12.5m

装飾

格子窓(こうしまど)、火灯窓(かとうまど)、菊花紋・桐紋の彫刻、鉄や青銅製の飾り金具、屋根の鯱瓦(しゃちがわら)等

※上記は昭和5年の実測調査等によるもので、菊花紋・桐紋の彫刻や屋根の鯱瓦については明治時代の修復時に設置されたと考えられています。江戸時代にもついていたかどうかは今後検討が必要です。

大手門の位置

大手門位置図(空撮写真)

仙台城大手門は大橋を西方向に渡り、しばらく進んだ正面に位置しています。大手門を通り抜け、左手(南側)に登城路を進むと本丸に至ります。

復元整備事業の概要

将来的に目指す姿

大手門の復元は、史跡仙台城跡整備基本計画に定めたコンセプト「『仙台』発祥の地 仙台城跡を より城郭らしく 地域の誇りと愛着を育む場へ」の実現に向けて極めて重要な一歩になるとともに、仙台城跡が位置する青葉山エリアの歴史や文化、観光の新たな資源となり、ひいては都市全体の価値や魅力の創出につながる事業といえます。

大手門は、城郭の門として全国最大級の規模を誇り、仙台城の顔として藩の威容を示すとともに、永らく仙台の歴史を見守り、市民に愛されてきました。大手門を現代に蘇らせ、併せて脇櫓や土塀を含めた周辺エリアを一体的に整備することで、仙台城の正門の姿を再現するとともに、当時の建築技術や文化、城郭のつくりを五感を通じて伝えることで、仙台城跡の本質的価値を顕在化し、史跡の理解促進や回遊性の向上を図ります。加えて、市民のまちへの誇りと愛着を醸成し、仙台の新たなランドマークとして仙台城跡・青葉山エリアの観光推進に資することを目指します。

整備方針

大手門

大手門の正面からの整備イメージ図大手門は令和18年までに復元します。門扉は常時開放し、歩行者が通行できるようにします。1階床上部分は公開、2階は原則非公開とします。

大手門脇櫓

現在の建造物を維持しつつ、安全性を確保の上で改修します。パネル・模型等の展示、史跡めぐりツアーのガイド拠点などガイダンス機能を有する施設として令和11年度から内部公開・活用予定です。

周辺エリア

大手門下から見た大手門南西エリアの整備イメージ図大手門正面虎口周辺は現在の道路形状を存続します。大手門背面(大手門南西エリア)はかつての絵図にも見られる見通しの良い空間を再現します。散策や各種イベントの開催場所として活用するほか、ライトアップ等により夜間も含めた集客を図ります。

 

 

市道仙台城跡線等の道路

令和12年度頃までに市道の通行を止めたうえで、主に歩行者用の通路等として整備することを検討しています。本丸跡へのアクセス改善のため、自動運転バス等の新たな移動手段の導入を検討するほか、ベンチ等を増設します。

その他

基本構想では、遺構の保護や資材の適切な調達方法・期間の確保、安心・安全への配慮、史跡にふさわしい景観づくり等に向けた方針についても記載しています。

仙臺緑彩館から見た大手門の整備イメージ図

 

 

 

 

概算事業費

大手門の建築工事費は、類似の復元事例の実績等を参考に算定した結果、概ね15億円程度と見込んでいます。物価上昇予測などは未反映であるほか、発掘調査や設計、周辺整備に係る経費等も必要となります。

財源確保策として、市民や企業からの寄附、ふるさと納税、クラウドファンディング等の多様な財源確保に取り組みます。ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。

今後のスケジュール(大手門のみ抜粋)

令和8年度

各種調査、上位計画(史跡仙台城跡整備基本計画)の改定

令和9年度から令和11年度まで

基本設計

令和12年度、令和13年度

詳細設計

令和14年度から令和17年度まで

工事

令和18年度

完成、供用開始

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お問い合わせ

教育局文化財課

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