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更新日:2020年6月8日

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仙台市重度障害者コミュニケーション支援センター(リーフレットのテキスト版)

仙台市重度障害者コミュニケーション支援センター(リーフレットのテキスト版)

事業の概要

仙台市重度障害者コミュニケーション支援センターは、意思の表出が困難な重度の障害のある方に対して、コミュニケーションが少しでも円滑になるよう支援を行う専門機関です。意思伝達装置等のコミュニケーション機器を活用いただくため、使用される方の病状に応じた技術支援を行っております。
仙台市重度障害者コミュニケーション支援センターは、仙台市の委託を受け、「NPO法人せんだいアビリティネットワーク」が事業を実施しております。

使い始めるための技術支援

  • 意思伝達装置で行いたいことの確認
  • スイッチの選定
  • 使用場所の確保 など

使い続けるための技術支援

  • 不具合の確認
  • 使用中のスイッチの使いにくさ対策
  • スイッチの固定方法の検討
  • 意思伝達装置の機能の簡素化
  • スイッチの誤作動を減らす工夫
  • 新しい意思伝達装置の紹介 など

活用を図るための技術支援

  • 意思伝達装置による家電製品の操作
  • 新しい意思伝達装置へのデータ移植
  • 車椅子で意思伝達装置を使う工夫 など

意思伝達装置

「声をだすことができない、字を書くことが難しい」といった重度の身体障害をお持ちの方が、額の動きやまばたきといった身体のわずかな動きでスイッチを操作し、文字を書き綴ったり、周辺機器を制御することで、他者とのコミュニケーションを円滑にする福祉機器のことです。
『オペレートナビ』や『伝の心』などの名称の福祉機器があります。

スイッチ(入力装置)

意思伝達装置用のスイッチは、手や足で押すものや空気圧の変化で反応するもの、筋電位の変化で反応するもの等、様々な種類があります。使用される方にとって操作に無理のないスイッチを見つけることが大切です。
『接点式スイッチ』『空気圧式スイッチ』などの名称の入力装置があります。

活動紹介

意思伝達装置等のコミュニケーション機器を活用いただくため、訪問による技術支援、訪問のための準備、電話・メールへの対応、人材育成等の活動を行っています。

訪問による技術支援

ご自宅や入院先の医療機関、施設等へ訪問し、スイッチや意思伝達装置の調整を行っています。

訪問のための準備

市販のスイッチを使いやすくするため加工作業に取り組んでいます。

人材育成

ヘルパーさん等を対象に、スイッチの取扱い方法や、文字盤による意思疎通方法を紹介するための研修会を開催しています。

試作器の作成

ユーザーとの関わりの中で様々なアイディアが生まれてきます。今まで製品として販売されていない「仕組み」を試作器として作成します。

空気圧式スイッチ用小形エアバック

舌圧計で用いられている「舌圧プローブ」を利用して試作したものです。空気圧式スイッチの標準エアバックでは検出が難しい、極わずかな動きをスイッチとして利用することができます。

ジョイスティック

市販の電気部品を利用して試作したものです。ジョイスティックのつまみを上下左右4方向に動かすことにより、4種類の信号を出力するスイッチとして利用することができます。

他にもさまざまな機器があります。詳しくは当センターのホームページをご覧ください。
仙台市重度障害者コミュニケーション支援センターへ(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

仙台市障害者総合支援センター

〒981-3133 仙台市泉区中央2-24-1
電話:022-771-6511
ファクス:022-371-7313
交通アクセス:地下鉄泉中央駅「北3」出口より徒歩約8分
※お越しの際は事前にご連絡下さい

すでにご利用されている方

仙台市重度障害者コミュニケーション支援センター

電話:022-779-6873
ファクス:022-779-6874
開設時間:月曜日から土曜日 午前8時半から午後5時まで(年末年始・国民の休日除く)

仙台市重度障害者コミュニケーション支援センターへ(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

健康福祉局障害者総合支援センター

仙台市泉区泉中央2-24-1

電話番号:022-771-6511

ファクス:022-371-7313