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更新日:2016年9月20日

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市有施設におけるアスベスト使用実態調査結果及び対策の進捗状況

仙台市では、平成17年にアスベスト製品工場からのアスベスト飛散による健康被害が社会問題になったのを受けて、これまで3次にわたり市有施設のアスベスト使用実態調査を実施して参りましたので、その結果と対策についてお知らせいたします。

1 1次調査について

平成17年度にクリソタイル等の3種類のアスベストを対象に、平成8年度以前に竣工した施設において、含有率が1重量%を超える全ての吹付け材について使用実態調査を実施しました。

調査対象施設数

1,867施設

分析調査を要した施設数

410施設

含有を確認した施設数

98施設

アスベスト含有吹付け材等の使用が確認された施設については、平成19年度末までに除去を原則に対策を終えております。

2 2次調査について

平成18年9月にアスベストの規制基準が1重量%超から0.1重量%超に強化されるとともに、含有を判断するための分析方法も変更されたため、クリソタイル等の3種類のアスベストを対象にロックウール について全ての市有施設において調査を行いました。

調査対象施設数

2,255施設

分析調査を要した施設数

73施設

含有を確認した施設数

3施設

アスベスト含有吹付け材等の使用が確認された施設については、平成20年度末までに除去を原則に対策を終えております。

 「仙台市公共建築物アスベスト対策方針」(旧版;平成17年12月26日制定)では、ロックウールを飛散性が比較的大きな建材としてその他のアスベスト含有吹付け材と区別していることから、優先的取扱いとしております。

3 3次調査について

これまで、国内で日本での使用はないとされていたアスベスト(トレモライト等の3種類)が建築物における吹付け材から検出された事例が判明し、国より分析調査の徹底が求められたことから、全6種のアスベストを対象に全ての吹付け材について全施設で調査を行いました。

調査対象施設数

2,255施設

分析調査を要した施設数

310施設

含有を確認した施設数(別表(PDF:20KB)

58施設

アスベスト含有吹付け材の使用が確認された施設のうちロックウールを使用している4施設については、平成21年度までに除去を原則に対策を終えております。

4 浮遊量調査について

上記の調査においてアスベストの含有が確認された施設では、室内空気中のアスベスト浮遊量調査を行い、アスベストの飛散がないことを確認しています。

5 今後の対策について

吹付けアスベスト及びアスベスト含有吹付けロックウールについては、これまでにすべて対策を完了しております。また、それ以外の吹付け材を使用している施設については、吹付け材の性状が強固であり劣化や損傷がない場合はアスベストが飛散する可能性は極めて低いことから、「仙台市公共建築物アスベスト対策方針」(平成19年11月28日改正)(PDF:18KB)に基づき吹付け材等の状況を点検しつつ、劣化や損傷の疑いが生じた場合は必要な対策を講ずることとしております。

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お問い合わせ

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