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更新日:2023年11月27日

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薬は正しく使いましょう

くすりには効きめ(効果、効能)だけではなく、多かれ少なかれ副作用などのリスクがあります。

リスクを最小限に抑え、効きめを最大限に発揮させるためには、専門家に相談の上、正しく使うことが大切です。

説明をよく聞き、添付文書や薬袋をよく読みましょう

薬局では、調剤された薬について用法、用量、使用上の注意などの説明がされます。また、市販薬を購入した場合には、添付文書に用法、用量、効能効果のほか、保管方法、使用上の注意や副作用などが記載してあります。必ずよく読んでから使用する習慣を身につけましょう。

分からないことは薬剤師など医薬関係者に聞くようにして、飲み終わる(使い終わる)までは添付文書や薬袋は捨てずに保管しましょう。

用法・用量を正しく守りましょう

薬の作用は、使用量と深い関係があります。決められた量より多く飲んでもよく効くものではありません。多く飲むことで副作用や中毒症状などの有害な作用が現れるおそれがあります。決められたとおりの用法・用量を守りましょう。

  • 飲み忘れても、2回分をまとめて飲んではいけません。飲み忘れた時のことを事前に相談しておくと安心です。
  • 症状が治まっても自分で判断せず、薬剤師等に相談しましょう。

薬を飲むタイミングを守りましょう

薬はそれぞれ決められた時間に飲まないと効果がなかったり、副作用を生じることがあります。薬を飲むタイミングのことを服薬時間といいます。めやすを確認しましょう。

薬の服薬時間と説明
薬を飲むタイミング(服薬時間) 説明
食前 食事のおよそ30分から1時間前
食後 食事後のおよそ30分以内
食直前 食事のすぐ前
食直後 食事のすぐあと
食間 食事と食事のあいだ。食事のおよそ2時間後
就寝前 就寝するおよそ30分前
頓服 発作時や症状のひどい時、必要に応じて

 

飲みあわせに注意しましょう

複数の薬を使用するとお互いの作用が弱くなって期待する効果が得られなかったり、強くなって思わぬ副作用を引き起こすことがあります。また、薬と食品(健康食品やサプリメントを含む)でも飲み合わせが悪いものがあります。薬を購入する時や医療機関を受診する時は、今、飲んでいるもの(使っているもの)、よく食べる食品(サプリメントなども)すべてを医師、薬剤師等に伝えて相談しましょう。

薬は正しく保管しましょう

薬は湿気や光、熱による影響を受けやすいです。また、誤って使用したり、誤飲の原因にならないよう注意が必要です。

  • 直射日光、高温、多湿は避けて保管しましょう。冷蔵庫で保管するよう指示された薬は凍らせないように注意しましょう。
  • 容器を移し替えるのはやめましょう。
  • 食品など他のものと区別して保管しましょう。
  • 小さな子供の手の届かないところに保管しましょう。
  • 飲み残した薬や使用期限の切れた古い薬は処分しましょう。医療用医薬品で飲み残しがある場合は、薬局に相談してください。

お薬手帳を活用しましょう

お薬手帳は、使用しているすべての薬を記録するための手帳です。スマートフォンなどで利用できる電子版お薬手帳もあるので、使いやすいものを選ぶことができます。

  • お薬手帳はひとつにまとめて、継続して記録するようにしましょう。
  • 服用後の体調変化があったときや、自分で購入した薬などを飲んだときに記入するようにしましょう。
  • 医療機関や薬局を利用する時には必ず持っていき、医師や薬剤師などに提示しましょう。

パンフレット「知っておきたい薬の知識」

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