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更新日:2023年10月20日

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止血法

一般に体内の血液の20%が急速に失われると出血性ショックという重篤な状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすと言われています。

そのため、出血量が多いほど、止血手当を迅速に行う必要があります。

止血法としては、出血している部位を直接圧迫する直接圧迫止血法が基本となります。

  1. 出血部位を確認します。
  2. 出血部位を圧迫します。
  • 清潔なガーゼやハンカチ、タオルなどを重ねてきず口に当て、その上から、出血部位を指先や手のひらで強く圧迫します。
  • 大きな血管からの出血の場合で、片手で圧迫しても止血しないときは、両手で体重を乗せながら圧迫します。

止血法

ポイント

  • 感染防止のため血液に直接触れないように、できるだけニトリル製やゴム製の手袋を使用します。ビニール袋などで代用することもできます。
  • 止血が止まらない場合、包帯などを利用した即席の止血帯で手足の付け根を縛る方法もありますが、神経などを痛める場合があるので、そのための訓練を受けた人以外は行わないでください。
  • 圧迫位置が出血部からずれていたり圧迫する力が足りないと十分止血できず、ガーゼなどが血液で濡れてきます。

119番通報が必要な場合

大量に出血している場合や出血が止まらない場合、ショックの症状が見られる場合には、直ちに119番通報してください

 

ショック状態への対応

お問い合わせ

消防局救急企画課

仙台市青葉区堤通雨宮町2-15

電話番号:022-234-1111

ファクス:022-234-0214