ページID:46712

更新日:2020年3月25日

ここから本文です。

介護施設等へマスクを配布します(発表内容)

令和2年3月24日

 

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、本市で備蓄しておりますマスクおよそ5万枚を介護施設等に配布することといたします。

マスクの国内需給がひっ迫している状況を受けまして、本市では2月14日に仙台市医師会のご協力の下、10万枚のマスクを医療機関向けに提供いたしました。国におきましても、3月10日に決定された緊急対応策の一つとして、医療機関等へはサージカルマスク、介護施設等へは再利用可能な布製マスクの配布が進められておりますが、自治体で備蓄しているサージカルマスクにつきましても積極的に提供するよう、国からの依頼がございました。

こうしたことから、本市が備蓄するマスクを市内の特別養護老人ホームや児童養護施設等の入所施設、およそ240カ所に配布することとしたものでございます。入所施設につきましては、介護や支援を行うため職員が日常的に利用者と接触や会話を行う必要があって感染拡大のリスクが高いことや、施設で感染者が確認された場合、入所者の移動や代替えの職員の配置に大きな困難が伴うと想定されることから、今回、配布の対象といたしたものでございます。対象となる施設には、今日の午後に直接、本市からマスクを発送する予定です。

本市では2月29日に1名の感染者が確認されて以降、新たな感染は見られないところではございますが、気を緩めることなく、今後ともでき得る限りの対策を講じてまいる所存でございます。


仙台市長 郡 和子