更新日:2016年9月30日

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市政だより2016年10月号・市政トピックス

杜の都からメダリスト誕生 ―リオデジャネイロ五輪

 8月にブラジル・リオデジャネイロで開催されたオリンピックで、バドミントン女子ダブルスの髙橋礼(あや)華(か)選手と松友美佐紀選手が金メダルを獲得しました。日本バドミントン史上初の快挙を成し遂げた2人は、聖ウルスラ学院英智高等学校出身。市役所本庁舎で行われた決勝戦のパブリックビューイングには、深夜にもかかわらず多くの市民が応援に駆け付け、勝利の行方を見守りました。デンマークを相手に、5連続ポイントを奪う劇的な逆転勝利を挙げた瞬間には、会場に大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
また、仙台市出身の福原愛選手は、卓球女子団体で銅メダルを獲得。ロンドン五輪に続き2大会連続の表彰台に、日本中が歓喜の渦に包まれました。
市では、市民に元気と感動をもたらしてくれた3人のメダリストたちの功績をたたえ、それぞれに「賛辞の楯」を贈呈することを決定しました。

写真:五輪出場報告のため6月20日に市役所を訪れた髙橋選手(右)と松友選手(左)

五輪出場報告のため6月20日に市役所を訪れた髙橋選手(右)と松友選手(左)

写真:歓喜に沸いた、バドミントン女子ダブルス決勝の勝利の瞬間

歓喜に沸いた、バドミントン女子ダブルス決勝の勝利の瞬間

写真:市内で直前合宿を行った福原選手(7月1日撮影)

市内で直前合宿を行った福原選手(7月1日撮影)

台風10号による岩手県内の被災地に職員等を派遣しました

 8月30日に岩手県に上陸した台風10号に伴う記録的な大雨は、東北地方や北海道に人的被害や河川氾濫、土砂災害などの甚大な被害をもたらしました。
市では被災地支援のため、8月31日から9月9日まで、緊急消防援助隊として消防局職員延べ178人を岩手県に派遣。被害の大きかった岩泉町などで、河川氾濫により孤立した被災者の救出などに当たりました。
また、9月2日には市立病院の災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」として、医師・看護師・薬剤師の 3人を岩手県に派遣したほか、9月6日から12日には応急給水活動のための給水車2台・職員延べ10人を派遣しました。
被災地が一日も早く復旧・復興できるよう、市では今後も被災地の状況を確認しながら必要な支援を行っていきます。

写真:岩泉町で住民の安否確認を行う緊急消防援助隊

岩泉町で住民の安否確認を行う緊急消防援助隊

写真:ヘリコプターで搬送された被災者を医療機関等へ搬送する災害派遣医療チーム

ヘリコプターで搬送された被災者を医療機関等へ搬送する災害派遣医療チーム

富谷市が誕生します

 仙台市に隣接する富谷町が10月10日に市制に移行し、宮城県内で14番目となる「富谷市」が誕生します。
本市と富谷町は平成元年に「仙台市・富谷町広域行政協議会」を設立。仙台北部道路の整備や区画整理事業など、さまざまな課題の解決に共に取り組んできました。
富谷町から仙台市泉区にかけての地域は、住宅地の整備や商業施設等の立地が進んでいます。今後も両市で連携を図りながら、にぎわいのある地域づくりに取り組んでいきます。

まちづくりに若者の視点を―「仙台ミラソン2016」開催

 学生を中心とした若者のアイデアを生かし、 より良い仙台のまちづくりを目指すプロジェクト「仙台ミラソン」。8月22日から24日の3日間、国際センター駅2階「青葉の風テラス」で「地域課題解決ワークショップ」が開催され、大学生や若手社会人など約30人が参加しました。参加者たちはチームに分かれ、市が提示した「防災意識レベルの向上」「西公園の利活用」「障害理解の促進」など7つの課題についてアイデアの提案や関係者への聞き取りを実施。最終日には、各チームによる発表が行われ、若者独自の視点を取り入れた地域課題解決のための企画が発表されました。
提案した企画の実現を目指し、参加者たちは今後も活動を継続していきます。

写真:障害理解促進のため、障害のある方との「お茶会」を提案する参加者

障害理解促進のため、障害のある方との「お茶会」を提案する参加者

防災環境都市広報紙「えーる」を発行しました

 市では、杜の都の豊かな環境を生かしながら災害に強いまちを目指す「防災環境都市づくり」を進めています。この一環として、防災・減災や環境に関わるさまざまな分野で活躍する「ひと」に注目し、その取り組み等を紹介する広報紙「えーる」を発行しました。防災・減災を市民により身近に感じてもらうとともに、今後は英語版も発行し、海外に向けて発信します。
「えーる」は、各区役所などで配布するほか、市ホームページでもご覧いただけます。

仙台駅周辺帰宅困難者対応訓練を実施

 9月2日、JR仙台駅周辺で災害時の帰宅困難者対応訓練が行われました。訓練は、市内で最大震度6強の地震が発生し、JR各線や地下鉄が運行停止、市内全域が停電したとの想定で実施。学生ボランティアなど約220人が帰宅困難者役を務め、渡された地図を元に指定の一時滞在場所へ移動するなど、真剣な表情で訓練に参加しました。また、参加者はインターネットを使って災害や交通に関する情報を入手する方法や、応急処置などについて学び、災害時に取るべき行動を確認しました。

 イラスト:杜のたより 市長コラム

海岸公園で、プレーボール!

 東日本大震災で甚大な被害を受けた海岸公園。その名のとおり、海辺に隣接した公園であったため、6面あった野球場、テニスコート10面、市内唯一のパークゴルフ場23ホール、馬術場、そして子どもたちが元気に走り回っていた冒険広場も、全てが津波の濁流に押し流されてしまいました。
直ちに復旧工事に取り掛かりたいところでしたが、膨大な震災がれきの処理を迅速に進めるためには仮設の焼却場等を整備しなければならず、平成25年度末までは、震災がれき搬入場としての利用を優先せざるを得ませんでした。がれき処理の終了後、速やかに公園の再整備に着手するため、平成25年3月に「海岸公園復興基本構想」、同年11月には「海岸公園復興基本計画」を策定し、平成26年度から海岸公園の復旧工事が始まりました。
デイキャンプ場や馬術場を含む全体の工事完了は平成29年度末となりますが、長い間お待たせした皆さんに1日も早くプレーしていただくため、少年野球・ソフトボール用球場2面とパークゴルフ場の一部(9ホール)の利用を、10月15日から再開します。
東日本大震災により利用停止となった海岸公園の球場が6面。プレハブ仮設住宅のために転用されている球場が3面。加えて、昨年9月の集中豪雨により河川敷等の球場が3面損傷してしまったため、野球関係の皆さんは、練習や試合会場の確保に大変苦労されていました。工事の都合上、当面は土・日曜日のみの利用となりますが、平成29年度からは、震災前と同様に各種大会等も海岸公園で行うことができるよう努めてまいります。
現地には真新しいクラブハウスも建ち、近くには「避難の丘」も整備されています。海岸公園で大勢の皆さんがスポーツや散策を楽しむようになったとき、一番の心配事は、地震による津波の発生です。緊急時の避難場所として整備した4つの「避難の丘」は、海抜10~15メートル。頂上は、公園利用者と付近の方が全員避難できる広さになっています。
東日本大震災の教訓を生かしつつ、海辺にもう一度、白球を追う子どもたちの歓声が広がることを楽しみにしています。

仙台市長 奥山 恵美子

お問い合わせ

総務局広報課

仙台市青葉区国分町3-7-1市役所本庁舎3階

電話番号:022-214-1150

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