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更新日:2016年9月20日

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子ども会活動ハンドブック あとがき

故郷の思い出作り

一生同じ場所に居住する人はどのくらいいるでしょうか?

親の転勤による転校,進学,就職,結婚・・・・・・今や日本だけでなく海外へと,生活の場所は様々に変わっていきます。

いつまでもなつかしく,心の中に生き続けるのは、子どもの時に経験したことや、友達と楽しく過ごした場所ではないでしょうか。近くの野山,川,公園,空き地,建物など仲間同士で遊んだ場所には、深い思い出と愛着がいつまでも残るものです。子ども時代は,まさに心の故郷が培われる時なのです。

三十年前なら、家の周りに、山や川があり自然と戯れていた風景を思い出すでしょう。しかし,仙台に住む子どもたちの多くは,車や電車で移動しないとそういう環境に出会えなくなりました。今の子どもたちは,ビルの合間の小さな公園が故郷になってしまうかもしれません。一人一人の子どもが,子ども時代に仲間と遊んだり経験したことを,大人になって『故郷』として思い出してくれるでしょうか。

是非,子ども会の活動を通じ,子どもたちに,すばらしい『故郷』を残してあげられるものを見つけて欲しいと思います。

お問い合わせ

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